WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)2023の決勝で、日本代表がアメリカ代表に3-2で勝利し、優勝した。 最終回、9回表のアメリカの攻撃に、大谷翔平が最終ストッパーとしてマウンドに登場し、2アウトで最終打者にメジャーリーグのスーパースター…
大江健三郎「臈たしアナベル・リイ総毛立ちつ身まかりつ」を読む。 「取り替え子」以降の後期小説でこれだけ読んでいなかったので、この機会に読む。 いつもの変形私小説だが、今回は同郷の”伝説の女優”サクラと彼女を担いで国際的プロデューサーになること…
青山真治一周忌として特別上映されている『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』を見に行く。 中原昌也の演技を見ることが唯一の目的だったが、その他の役者陣も豪華すぎた。 轟音に備えて耳栓を用意しておいてよかった。 見終えた後はなぜか元気になって足取りも…
また猛烈にロクでもないことが起きて、とても生きているのが辛くなった・・・だが、負けてはいられない。自分が死んだら、ただ自分のことが嫌いな連中が無意味に喜ぶだけだからだ。自分が死ぬくらいなら、そういう連中を情け容赦なく皆殺しにしてやるよ。 銀…
中原昌也緊急支援番組「NAKEDENCYCLOPEDIAofMASAYANAKAHARA3/文化/文学編1」(田野辺尚人,宇川直宏,高橋ヨシキ,山崎圭司,高橋源一郎,阿部和重,佐々木敦,樋口泰人,廣瀬純,坂本安美,遠山純生,森田佑一,町山広美,上條葉月●DJ:脳) を流し見ていた。 高橋源一郎,…
明け方に目覚めて眠れないので、某文学系ユーチューバーの大江健三郎追悼トークを聴いていたら、その人のおすすめ作品ナンバーワンは『われらの狂気を生き延びる道を教えよ』で、『個人的な体験』はピンと来ないと言っていて、感性は読者によりそれぞれ違う…
CherrybulletのJiwonさんがこれまで見せなかったような表情の写真をSNSに上げていて、いつも観音様のような美しいことは美しいがワンパターンの写真に見慣れていたので、おやっと思った。こういう冒険心はそれに伴うリスク込みで歓迎したい。 社会がどんどん…
気が付くと三月も半ばになっている。 職場のパソコンが起動しなくなり、何度やってもダメなので、ガツンと殴ったら直った(直ったとはいえないのかもしれない)。 今日起動したら、マイクロソフトエッジの画面右上に今までなかった変なマークがついていて、…
Ⅰ 大江健三郎は、ずっと自分の読書範囲には入らない作家だった。彼の小説を一番身近なものとして感じたのは、息子が生まれた当時、妻が持っていた大江の『新しい人よ目覚めよ』という小説が引用していたウィリアム・ブレイクの詩集から命名のアイディアを借…
最相葉月「星新一 一〇〇一話をつくった人」読了。 小説新潮2007年11月号掲載の最相葉月と新井素子の対談と、最相葉月の著書「仕事の手帳」に収録されている、星新一の評伝を書いたときのエピソードを綴った文章も併せて読んだ。 星新一と言えば中高生が一度…
この週末は、 最相葉月「セラピスト」読む。 最相葉月「星新一 一〇〇一話をつくった人」もう少しで読み切るというところで力尽きる。 感想は改めて。
日本アカデミー賞 優秀主演女優賞 能年玲奈さんの輝きが圧倒的でした 久しぶりにテレビで本物の女優を見た気がしました 太陽が輝くためには何の賞も肩書きも必要としないように のんさんの存在そのものが本物の証でした あの伝説的な連ドラから十年目に 貴女…
きたがわ翔「プロが語る胸アツ「神」漫画 1970-2020」(インターナショナル新書)という本を借りてみた。 Youtubeで「マカロニほうれん荘」について熱く語っている動画を見て、面白かったので、たぶん内容はそれの書き起こしだろうなと思ったが、改めて文字…
佐久間のlyricを改変する違法行為 終わらせようよその自傷行為 HEY Y’ALL! I Will Give You Ten Billion You Got To Love Your Life You Gotta Give Yourself Ten Billion I Will Give You Ten Billion You Gotta Know that You Are One in Ten Billion You…
「ノストラダムスの大予言」で一発当てた五島勉(本名・後藤力 ごとうつとむ)は、国会図書館デジタルで検索すると、それ以前は専ら「乱れた性風俗」を取材したと称する猥雑なエロ記事ばかり書いており、「ノストラダムス」を書く直前には創価学会と池田大作…
情報化社会というのは、外からの刺激を受けて、それを選り分けて即時的に反応する、ある意味では単純な人間を作る社会です。だから、体験を熟成させて、何年か何十年か経ってから出てくるような、時間と蓄積を要する技能とか技術にはなじみにくいと思います…
今朝Twitterを見たら矢野顕子や橋本愛がSNS上の発言で追い込まれていたので怖くなり、昨夜ブログに書いた話を消した。 閲覧者が日に10人位しかいないブログでもこれだけ気を遣うのだから、何十万何百万のマスを相手にしている人がSNSを使っているのを見ると…
中井 久夫「隣の病い」 (ちくま学芸文庫) と 最相 葉月「セラピスト」 (新潮文庫) を図書館で借りる。 オークラ「自意識とコメディの日々」(太田出版) を読む。 面白い。
斎藤環が「生き延びるためのラカン」で尊敬(転移)の対象として言及していた精神科医中井久夫のエッセイ集「精神科医がものを書くとき」(ちくま学芸文庫)を長距離移動中に読み始めたら夢中になってしまった。 昨年に亡くなったことを知り、昨年末に斎藤環…
1953年7月26日、モンカダ兵舎を襲撃したが捕えられ、禁固十五年の判決を受けたフィデル・カストロは、大赦ののちメキシコに渡り、1956年11月30日、82名の同志たちと共にヨット「グランマ号」に乗り込み、キューバを目指した。12月2日、ヨットは浅瀬に乗り上…
近代に於ける誠実な文章は「完全なる自己否定」でしかなし得ない、と僕は信じている。書き手が自己否定していない文章など、まったく読むに値しない。勝手に自分だけで読んで楽しんでくれ、という感想しか持ちえないのだ。そういう何の役にも立たない文ばか…
中原昌也のTwitterに、 本人に代わり投稿いたします。中原は年明けに体調を崩し、1月半ばより入院しております。以前から進行していた糖尿病の合併症が影響し、治療に時間がかかっています。ご心配をおかけしますが、本人の回復を信じて見守っていただけると…
考えてみたらもう30年以上煮詰まりっ放しなんだけど、そろそろ春が来てほしいよ。 花粉症はやだけど。 ラフ×ラフの振付師でもある竹中夏海の「アイドル保健体育」(CDジャーナルムック)という本を借りる。 非常に実用的で真面目な内容。 斎藤環が「生き延び…
夜中の三時に目覚めて寝付けなくなり、iPadにイアホンをつけてプリンスを聴きながら過ごしていると盛り上がってしまった。 そのときのプレイリストを忘れないうちにメモしておく。 1. The Ladder (from [Around the World in a Day]) 2. Positivity (from [L…
王将戦第五局二日目。 封じ手明けから藤井王将の強襲が続き、羽生九段にとっては苦しい時間が続く。 飛車で角金両取りをかけられた羽生は、角を切ってカウンター狙いの勝負に賭ける。 対する藤井も最もハードな手で応じ、逆襲を図る羽生の桂馬跳びによる金取…
今日は王将戦第五局を見ていた。先手・藤井聡太王将(五冠)、後手羽生九段。 戦型は後手の羽生九段が横歩取りに誘導した。今期七番勝負では初めてとなる。 羽生は今年度後手横歩取りで7勝3敗と好成績を残しており、満を持しての秘密兵器投入といったとこ…
1975年(昭和50年) 11月23日、福島県いわき市に生まれる。 幼稚園児の頃から気に入った本を小さいバッグに入れて常に持ち歩き、父からは「同じ本を何度も何度も読んでいて、何が面白いんだろうと思ってた」とのちに言われた。 好きなものに対する集中力はす…
笑福亭笑瓶を始めて見たのはテレビで女装して一人コントをやっているやつで、鶴瓶のレギュラー番組の一コーナーだったかと思う。 厚化粧したOLが嫉妬に狂うさまを演じたもので、異様な迫力とインパクトがあったので今でも忘れない。 その後、人気者になって…
岡村靖幸が細野晴臣にインタビューしているラジオ番組をYoutubeで見た(聞いた)。 正確には、細野晴臣のラジオ番組に岡村がゲスト出演したのだが、内容的には岡村が細野にひたすら質問しまくるというものだった。 岡村が雑誌連載している記事の企画と連動す…
オープニングテーマ: Bittersweet Samba / Herb Alpert & The Tijuana Brass youtu.be こんばんわ。今日はオールナイトニッポン55周年を勝手に記念しまして、毎度お馴染みの〈妄想ラジオ〉をやることにします。ここに載せるのはいつかオンエアされる予定の…