INSTANT KARMA

We All Shine On

2008-01-01から1年間の記事一覧

You get the best of my love

イーグルスの歌うラブソングは常にロックと自分たちの関係性に対するアイロニカルなダブル・ミーニングを含んでいる。 代表的なのが「1969年のスピリット(酒)はもう失われてしまった」と語る「ホテル・カリフォルニア」だが、別れた恋人への想いをしみじみ…

驚異の恩寵

なんとなく敬虔な気持ちになる日にはこれ 若かりし頃、黒人奴隷貿易に関わったジョン・ニュートンという牧師が、深い悔恨と感謝の念を込めて書いた歌詞 親鸞の「歎異抄」を思わせる――すぐれた善人ですら救われるのだから 私のような悪人を神が救ってくださら…

これも「川」というタイトルのスプリングスティーンの名曲。 川は悲しい歌を喚起するのだろうか。 The River / Bruce Springsteen 俺は谷からやって来た 俺たちの若い頃は 親父たちと同じようなやり方で育てられたものだ 俺とメアリーはハイスクールで出会っ…

River

ジョニ・ミッチェルの悲しいクリスマス・ソング。 これも、昨年のこの日に紹介したA Case of Youと同じく、傑作『Blue』に収録されている。 River / Joni Mitchell クリスマスがやってくる 人々は木を切り倒し そりを作って喜びと平和の歌を歌う ああ、川が…

M1グランプリ

今年のM1グランプリをTVで見るともなしに見ていた。 個人的にはナイツが一番好きだった。 オードリーは1発目のネタは面白かったが2回目の選挙ネタはイマイチ。 ノンスタイルは正直そんなに抜群によいとは思わなかった。 後で調べると一応吉本なんだね。…

寒き夜

エレファントカシマシもそうだが、きちんとしたロックをやってる男たちというのは、本当にいつまでも若々しい。ストーンズなんか、あんな滅茶苦茶やりまくって60半ばであんなに光ってる。 音楽ってのは、人間に生命力を与えるんだなと思う。 『寒き夜』が心…

starting over

以前、最近のエレカシはイマイチ、みたいなことを書いてしまったけれど、訂正して謝罪します。 最新アルバム(といっても1年くらい前の作品だが)の『Starting Over』は、すごくいい。 こんなロックが聴きたかったんだ。この歳になるとひしひしと身に浸みる。…

War Is Over(戦争は終わった)

Happy Xmas / John Lennon さてクリスマスだ 今年はどうだった 古い一年が終わって 新しい一年が始まる そういうわけでクリスマス 今年は楽しめたかい 身近な人も愛しい人も 年寄りも若いのも クリスマスおめでとう 新年おめでとう いい年になりますように …

ハイタッチ#14

今回は特になんも言うことなし。 アメリカンドッグ=日本の発想とかは面白かった。

tea party

妖しくmoodyなこの楽曲について詳しく知りたい方は、このブログを読んでくださ (手抜きですみません)。 youtu.be tea party / yes,mama ok? perhaps the most famous is the Boston Tea Party わたし わからないの あなた ほほえんだのかしら めまい ふる…

「鳥居みゆき」なる存在

読売ウィークリーの2008年12月7日号に掲載されている小田嶋隆氏の連載コラムで、鳥居みゆきが取り上げられている。 要約すれば、「芸人が心の病を抱えた人を模写し、それを周囲が笑い者にすることで成り立っている残酷な芸を積極的に利用しているテレビ局の…

元アイドル、とか

吉田豪のインタビュー集『元アイドル!』を今更読んでみる。 吉田氏は、インタビューの前に相手を調べ尽くすことを徹底していて、その人の著書、HP、ブログ、果てはファンの掲示板の書き込みまですべてチェックするらしい。 インタビューされる相手は、過去…

sun oil

幻の名盤『CEO』に収録された洒脱なナンバー。 このPVはその後の『テレバイダー』を連想させる良い出来だ。 しかし、これほどのクオリティの楽曲が並んだCDが500枚しか市場に出回っていないなんて、日本の文化的損失である。 ちなみに、この曲の魅惑的な…

perfect young lady

y,mo?によるパーフェクト・キラー・チューン。 ピチカート・ファイヴとおんなじようにコロムビアエンターテイメント社屋の屋上で撮影されたPVもごっつええ感じ。CD−BOXにはこれのきれいな映像が収録されている。こんな曲また作ってえな、タケシはん。 perfec…

砂のプリン

こんなに繊細な歌詞とメロディを書ける人がなんでバラエティ番組で小島よしおと一緒に裸踊りせにゃならんのか。 金剛地さん、また音楽やろうよ! 砂のプリン / 詞・曲 金剛地武志

コーヒーカップでランデブーって最高よ

最近はお笑いに転向してすっかり色物扱いだが、実は天才ミュージシャンである金剛地武志が昔やっていた伝説のバンド yes, mama ok? の音源を集めたCDが知らないうちに発売されているのを今日知って、慌ててレコード屋に走る。 幻の名盤『CEO』も早く再発して…

ロンハー24(2)

ドジョウって大抵二匹目は一匹目よりもおいしくないよね。 最後の方の鳥居ちゃんの表情が、東京腸捻転の舞台上で情緒不安定ぶりを曝け出していた頃を一瞬髣髴とさせて可愛かった。 so you don't have to worry worry 守ってあげたい〜♪ って感じで。 最初か…

ハイタッチ#13続報

苦笑い!

ハイタッチ#13速報

今日はリアルタイムで見れた〜! ハイテンションでアドレナリン大放出・脳みそフルスロットルの躁鳥居ちゃんが見れてヨカッタ〜! とりあえず見ながら取ったメモを見ながら後で整理整頓することにしよう

テスト勉強

あのネタを2分弱で纏めるとはか〜な〜りの荒ワザ。 ボルシチとアメリカンショートヘアにムイミダスをメビウス的に加えて強引にやり切った。 でも一番のポイントはやっぱりメガネにジャージだろう。 そのうちひきこもりやらチンドン屋のショートバージョンも…

nakano broadway

テレ東の深夜番組で、鳥居みゆきが中川“しょこたん”と一緒に中野ブロードウェイで語り合っていた。 僕は一時期中野ブロードウェイに通い詰めたことがあって、4階の『大予言』という古本屋で大量に怪しい本を買い込んでいた過去を持つだけに、何とも言えず懐…

dazai in disco

昨夜の「ロンハ―」について、昨日はあまりにも舌足らずだったので、改めて感想を。 いつからか、僕は鳥居みゆきを見て、「笑う」ということがなくなった。 僕にとって鳥居みゆきが、「笑い」の創造者だったのは、振りかえってみればかなり短い期間、具体的に…

格付け

今しがた、録画しておいた『ロンハー』の「格付け」を見た。 鳥居ちゃん、あまりに痛々しくて、あまりに愛おしかった。 ああ、もう放っておけない。鳥居ちゃんが他人とは思えない。 我、神に問ふ。「繊細過ぐることは罪なりや。」 どこにも在りはしないかも…

直近の記事では、あたかも鳥居ちゃんに自爆テロを期待するかのような書き方をしてしまったけれど、もちろん僕は鳥居みゆきがシーンから消え去ってしまうことなど望んでいない。 彼女は彼女なりに、今の与えられた状況の中で日々闘っているのだと思う。 ある…

花魁

「若くて女だからイヤだなって思う事は、アイドルっぽい仕事がたまにくることですかね。以前イメージDVDのオファーがきて、『芸人がこんなことをやるのは、逆に面白いかな』って挑戦したんだけど…やってプラスになったことはなかった。美人だって言われるの…

谷口六三商店

ぶっ続けで徹夜で全話見ちゃったよ。 こんないい作品がパッケージ化されないなんて、惜しすぎる。 まぎれもなく90年代のTVドラマの傑作の一つなのに。 かせたいしゅうも鷲尾いさこも、このドラマに関してはいい演技してる。 泉谷しげるについては代表作とい…

ハイタッチ♯12

今回のゲストは、前から要望の多かった(?)TAIZOさん。 番組当初からいたにもかかわらず20分過ぎまでスルーし続ける背徳感。 それまでは、まさにフリーなトーク。どっかで聞き覚えのあるのもあったけど、基本全部初めて聞く話だった。 怪我したときに血…

パコと魔法の絵本

都民の日で学校が休みだった息子と一緒に『パコと魔法の絵本』を見に行った。 内容にはまったく期待していなかったのだが、息子には大ウケ、親は涙を堪えるのに必死という予想外の展開になってしまった。 見ながら、監督が『下妻物語』の人だということに気…

もし神様が私たちの一人だったらどうする?

プリンスがカバーしたジョーン・オズボーンJoan Osborneのヒット曲だが、いろんな人にいろんなところで歌われていて、もはやスタンダード・ナンバー化したといってよい。 カトリック信者からすれば冒涜的な歌詞なのかもしれない。でも単にそれだけの歌ならこ…

Alone Again (Naturally)

英国ポップソング史上最高級のメロディーラインを持つこの曲は日本でも愛好者が多い。 ポップな旋律に乗せて、ユーモアやペーソスというには重い言葉が綴られていて、実は人生について大真面目に考察した歌だという気がしている。 youtu.be Alone Again (nat…