INSTANT KARMA

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2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

佐村河内守

佐村河内守という人の作曲した「交響曲第1番 HIROSHIMA」をいう曲を聴き、同題名の彼の著書を読む。 NHKや民放で彼の特集がされたりして、一種のブームのようになっているようだ。全聾の作曲家ということや、TIMES誌で「現代のベートーヴェン」と評される…

電王戦感想(2)

第3回電王戦について、将棋連盟は「前向きに協議中」だそうだが、谷川会長は頭が痛いだろうな。 三浦八段があんな風に敗れた以上、次回は最低でも一人は彼以上の棋士を出さないわけにいかなくなった。 そうなると、現タイトルホルダーの森内名人、羽生三冠、…

電王戦感想(1)

昨日のGPS将棋VS三浦弘行八段戦の衝撃をまだ引き摺っている。 とにかくGPS将棋の実力が圧倒的過ぎた。東大のコンピューター670台を総動員して、1秒に2億5000万手読むというとんでもないマシンは、まるで一人の格闘家がマシンガンを構えた600人の部隊を相手に…

電王戦結果

総括的な感想は改めて書くとして、現時点での感想は、来たるべき日が来たな、ということだ。 この結果が今後の将棋界に与える影響は計り知れない。 一言、三浦八段には心からお疲れ様と言いたい。

電王戦

明日はいよいよ第2回電王戦最終局、三浦弘行八段とGPS(コンピューター)との対戦が行われる。 もはや「プロが勝って当たり前」とは言えない状況で、どんな勝負になるか楽しみだ。 三浦八段が完勝すれば、まだトッププロの領域には達していない(少なくとも…

ソナチネ

北野武監督作品『ソナチネ』を観た。 『3×4−10月』でも出て来た沖縄の風景が美しく撮られている。 「キタノ・ブルー」と呼ばれる青の使い方が特に印象深い。 監督は冥土の土産に綺麗なフィルムを遺したかったのだな、としか思えないほど、映画の全編を通して…

コンピューター VS 人間 (3)

将棋電王戦第3局 塚田九段対コンピューターは、引き分け持将棋という結果に終わった。 内容的には人間の完敗で、コンピューターの想定外の事象に関する処理の甘さに付け込んでやっとのことでギリギリの引き分けに持ち込んだという展開だった。 対局後の記者…

あの夏、いちばん静かな海

北野武監督第3作、『あの夏、いちばん静かな海』を録画したのを見た。 これまでの2作とは違い、過激な描写は一切出てこない。 聾唖者の男女二人の純愛とサーフィンをひたすら淡々と流す<だけ>の映画である。 よくこんな作品を撮ったな、撮れたな、という…

コンピューターと将棋(2)

今日、行われた、電王戦第3局、船江恒平五段VSツツカナ(PC)は、184手に及ぶ激闘の末、コンピューターが勝利を収めた。 一日ニコニコ動画でリアルタイム観戦していたが、深い衝撃を受けた。 内容についての詳しい分析はこれからいろんなところで行われるだろ…

コンピューターと将棋

2013年3月31日は、将棋界にとって、そしてコンピューターの歴史にとって、特別な日となった。 公開対局で、コンピューターが初めてプロ棋士を破ったのである。 これまで、女流棋士や引退棋士(米長前将棋連盟会長)が破れた例はあるが、現役のプロ棋士が破れ…

いや、やっぱりもっとお願いします

文学派女優(いや、文学的女優というべきか)北川景子のブログがリニューアルされてから、早3か月が経過した。 今のところかつての過剰な長文はなりを潜め、仕事の報告や自分が出演したCMの宣伝など、タレント・女優らしい落ち着いたブログになっているな…