INSTANT KARMA

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2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

本当に怖いシェイクスピア

シェイクスピアの『じゃじゃ馬ならし』という戯曲を読んで、背筋が凍る思いがした。 これは喜劇の一つに挙げられているが、実際には「洗脳マニュアル」ではないかと思った。 『闇金ウシジマくん』という漫画に「洗脳くん」というシリーズがあるが、それに通…

海月姫

映画『海月姫』を見た。 新宿の舞台あいさつの後の回だったが、座席はほぼ埋まっていたように思う。 上映後の反応も上々に見えた。 個人的感想としては、映画自体には言いたいことも多々あるにせよ、 Nonen ergo sino 能年玲奈、ゆえに我許す(エラそうに)…

能年備忘録

映画『海月姫』宣伝のためあちこちのバラエティ番組に駆り出されている主演の能年玲奈。 昨夜はニコニコ生放送と深夜番組『ナカイの窓』に出演。 両方とも、映画で共演する篠原ともえが一緒に出ていた。 『ナカイの窓』は、能年玲奈の色々な魅力が引き出され…

ダブルみーにんぐ トリプルみーにんぐ

岡村靖幸の新曲『彼氏になって優しくなって』に 「でも絶対常識の範囲内でね」 というリリックがあって、岡村ちゃんのこれまでの歴史を知っている人にはニヤッとできる意味が込められていたりするのだが、たぶんシェークスピアの戯曲にも、当時の人が聞いた…

オフィーリアの謎

昨日「ハムレット」は多義的な解釈を許す芸術作品だと書いたので、その「多義的な解釈」の一つとして珍説を一つ思いつくままに書いてみる。別にこの解釈が絶対に正しいなどと主張するつもりはさらさらないので、ご立腹されないようお願いする。 オフィーリア…

ハムレット雑感

「ハムレット」が書かれたのは1600年頃で、シェークスピアは徳川家康と同時代人である。 今の日本人が「ハムレット」を読むには、日本語で読む場合には日本語の制約を受けるし、英語で読む場合にも時代感覚の制約を受ける。要するに、リアリティを持って読む…

ハムレット

今更シェークスピア『ハムレット』を読み返す。 英文テキストとその注釈と日本語訳を並行して読むのは結構骨が折れた。 新潮文庫の福田恆存の翻訳はさすがに名訳と思う。 角川文庫の新訳も読んだが、なかなか読みやすかった。 作品自体については、以前に読…

AKBという無我表現の終焉

少々大げさなタイトルになったが、少し気になる記事があったので。 (以下、日刊スポーツ記事より引用。下線部は引用者による) AKB48高橋みなみ(23)が8日、AKB48からの卒業を発表した。東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた9周年記念特…

高橋みなみ卒業発表

アイドルグループ・AKB48の高橋みなみ(23歳)が12月8日、東京・秋葉原のAKB48劇場での「劇場9周年特別公演」で、グループからの卒業を発表した。卒業時期は2015年12月8日と、1年後をめどにしているという。また、高橋が務めてきた“総監督”のポジションにつ…

☆映画「海月姫」宣伝隊☆

12月公開の映画「海月姫」の宣伝隊が主演の能年玲奈発案でスタート。 もちろん隊長は【能年玲奈】が務めます!!! この企画は、能年自ら行きつけのお店に本作のチラシを配布したことをブログにて公開し、「チラシ祭りにご参加を」と呼びかけたのがことの…