INSTANT KARMA

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2017-01-01から1年間の記事一覧

ARASHI LIVE TOUR 2017-2018「untitled」

ARASHI LIVE TOUR 2017-2018「untitled」12月24日東京ドーム公演を見に行ってきた。 娘に頼まれてファンクラブ会員になっており、前日の夜になって急遽用意できた座席(制作開放席)が用意できたという連絡が来たので、急遽参戦することに。 ナマ嵐初体…

カサブタ

文藝春秋2018年1月号にライター小松成美が『女優・のん「あまちゃん」からの4年半」という16頁の記事を書いている。 文藝春秋を買うのは10年ぶりくらいだが、早速買って読んでみた。 彼女を追いかけてきたファン達にとっては周知の事実だが、本人や関係者へ…

Bruce Lyrics

STOLEN CAR / Bruce Springsteen ある女と出会って、腰を落ち着けることにした 町はずれの小さな家で 結婚して、決して離れないと誓い合った それから少しずつお互いの心が離れていった 最初はただの落ち着きのなさが原因だと思っていた そのうちそんなこと…

悲しみよさらば

新宿でブツを入手。 ↓ こっちのはなかなか読み進められないが、↑ こっちはサクサク読める。 もちろんクオリティに優劣はない。 自分は個人的にDCPRGよりもペペトロメントアスカラールの方が好みなので、そのへんの絡みもあるのかもしれない。 この人のように才能が有り…

僕たちは何をどう生きるか

早く読みたいのだけど台風で外に出る気になれず。 投票には行ったけど。「外山恒一」と書いてきた(嘘)。 僕は字がめちゃくちゃ汚いです。 どれくらい字が汚いかって? 昔、外交官になるために勉強していたノートを見てみると、どれくらいひどいかがよくわ…

空虚としての主題

実家に帰ったついでに、高校時代に背伸びして読んでいた吉本隆明の著作群(『言語にとって美とは何か』、『共同幻想論』、『世界認識の方法』など)に数十年ぶりに目を通してみた。 帰りの電車の中で、たまたま駅の本屋で目についた呉智英『吉本隆明という共…

サバルタンは語ることができるか

金融貴族が法律をだし、国家行政を指導し、組織された公的権力の全部を思うままに行使し、既成事実と新聞によって世論を支配していたので、上は宮廷から下はあいまい飲み屋にいたるまでのあらゆる領域に、同じ身売り、同じ恥知らずの詐欺、生産によらず既存…

ネトアナの独言

外山恒一が「人民の敵」というサイトで東浩紀の「ゲンロン」という雑誌に掲載の「昭和批評の諸問題」という座談会に噛みつく座談会を行っているのだが、これがなかなか面白いので、「元ネタ」である「ゲンロン」の座談会も読んでみたが、これはこれでなかな…

外山恒一

最近外山恒一氏の過去著作を集中的に読んでいるんだけど、こんなにユニークで文才のある人の本が10年も実質自費出版以外で出せない世の中はやっぱり間違ってるよなあ、と思った。 やっぱり政府転覆しかないか。 この人について過去に書いた文章を貼り付け…

こころの明暗

漱石最後の小説であり、その死去により未完におわった作品として知られる。 強烈に面白く、この歳になるまで読んでいなかった自分を思わず叱咤。 (以下小説のネタバれ含むため未読の方は注意) 主人公の津田とその妻のお延は、31歳と23歳の、結婚して半…

Memoria

日暮里のSCAI THE BATHHOUSEという場所で開かれているアピチャッポン・ウィラーセタクンの展覧会「メモリア」を見てきた。 クシャクシャした日常の些末で陰惨な思考に囚われた頭のまま向かったのだが、小さな会場の中に入った途端、思考が停止して日常とは別…

愛がうまく

「トランプがFBI長官を解任した直後に、皇室に『ご婚約へ』という報道があったのは偶然じゃない」とか、難しい表情で言いながら、悪友はオフィスでスマホを弄っている。 「アメリカでこの報道はとんでもないprizeがあって、ニュース番組は一日中この件に…

特別な一日

久しぶりに心が震える映画を見た。CSで朝テレビをつけたら偶々放送していた。 画面に釘付けになって、途中から慌てて録画した。 こんなに強烈な映画を観たのは久しぶりで衝撃のあまり動揺しっぱなしだった。 生活に疲れた主婦役のソフィア・ローレンが、男…

MHNYSK(満島ひかりは何をやっても最高)

岩澤瞳時代のスパンク・ハッピーみたいでカッコいいこと極まりなし。

正義の瞳

昨夜の『家売るオンナ スペシャル』は観ましたか? もちろん。 面白かった。 何か続編を匂わせるような終わり方で、 思わず期待してしまう。 日テレで朝から番宣のため出ずっぱりだった北川景子もよかった。 もし北川景子が外国の女優で、代表作『家売るオン…

家を売る女

5月26日に『家売るオンナ』スペシャルが放映されると言うので、改めて見返しているのだが、改めて傑作だなこのドラマは、と思った。 よいドラマの3要素は、脚本、キャスティング、演出で、このうちのどれかが駄目だと残念なことになる。 しかし、この3…

grapefruit juice

This is the greatest book I've ever burned. --John Lennon ぼくがこれまでに燃やした本の中でこれが一番偉大な本だ。 ジョン・レノン 地下水の流れる音を聴きなさい。 心臓の鼓動を聴きなさい。 地球が回る音を聴きなさい。 世界中のすべての時計を2秒ず…

かわいい。

【DAIGO・北川景子/モデルプレス=5月5日】 歌手でタレントのDAIGOが5日、自身のTwitterを更新。妻で女優の北川景子とのゴールデン・ウィークの過ごし方を明かした。 3日に生放送されたNHKBSプレミアムの『決定!あなたが選ぶ名作アニメ100!』に出演したDA…

ただの休日

坂本龍一 設置音楽展でアピチャッポン・ウィーラセタクンのビデオ・インスタレーションとのコラボ作品があるというので見に行く。 「夢」についての作品であることはナレーションからも明らかだったが、一緒に行った息子が、これは生まれて最初の記憶に関す…

ジャスミン

エロいぞ、のん。 アマゾンの密林のよう。 この表情好き。 官能性は少年性と両立し得ないものではない。

族長の秋

長い悪夢のようなこの小説を一気に読み終える。 ガルシア=マルケスと生前親しい交流のあったフィデル・カストロは、絶対的権力というものの赤裸々な真実を描いたこの小説については、敢えて公言を避けたという。 『百年の孤独』に引けを取らぬ圧倒的な読後…

ぼくの幸せ

ずっと探していたのに見つからないので諦めていたが古本屋で見つけた。しかも200円。ラッキー。 1か月くらいかけてこつこつ読もう。風呂の中で。

If He Was Your Girlfriend

彼は私が世界で一番好きなギタープレイヤーだった。だから彼に恋したの。「サイン・オブ・ザ・タイムズ」のツアーで『パープル・レイン』をやってた時だったわ。私は目を閉じ、至福に浸って泣きそうになるほどだった。目を開けると、結婚しないかって言われ…

僕のギターが咽び泣く

2004年のロックンロール・ホール・オブ・フェイムでの、伝説的なジョージ・ハリスン追悼パフォーマンスについてのニューヨークタイムスの記事より。 ジョエル・ギャレン(ロックンロール・ホール・オブ・フェイムのプロデューサー兼ディレクター):プリンス…

鳩が泣く

『パープル・レイン』という映画については一冊の本が書かれているくらいだが、この映画が感動的なのは、主人公キッドの孤独と野心と愛と痛みが、プリンス本人のそれと重なっているからだろうと思う。 演技の中に<生モノ>としてのプリンスがはみ出してしま…

四月の雪

もうすぐプリンスが逝って1年経つのか。 今年の四月はもう雪は降りそうにないね。先週くらいまでは寒かったけれど。 Sometimes It Snows In April/Prince トレイシーは長い内戦が終わってすぐに死んだ 僕が彼の最期の涙を拭き取った直後に 彼は昔より幸せ…

シンクロニシティ

『易経』の実践の基礎になっている法則は―もしそう言ってよろしければ―どうみても、われわれ西洋の科学的・因果律的世界観とははっきり矛盾しています。・・・『易経』の科学は、実は因果律に基づいたものではなくて、われわれがこれまで巡り合ったことがな…

英雄的な行動、あるいはとてつもない愚行

以下に述べるのは、私自身が、かつて、ある尊敬する友人から聞いた話である。 彼は、社会的にも敬意のまなざしでもって見られる家柄の良い、美しい妻を持ち、その夫婦仲の良さでもまた評判であった。夫婦関係の秘訣について訊ねられたとき、いつもは私生活に…

百年の孤独

『百年の孤独』たった今読了。 30年前くらい前に『カラマーゾフの兄弟』を読了したとき以来の、虚脱感と静かな衝撃。 こういう小説は、一種の自然現象と同じく、人智以外のものが加わって初めて誕生するのだろう。 作品を取り込んだ自分の精神の中でこれか…

大佐に手紙は来ない

「あたしたちはこんなことをしてる身分じゃないわ」彼女は言った。 「まとめて400ペソというお金がどれほどか、考えてみてちょうだい」 「もうすぐ恩給がくる」大佐は言った。 「15年も前からあなたは同じことを言ってるじゃないの」 「だから」大佐は…