INSTANT KARMA

We All Shine On

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

親愛ならざる人へ

奥菜恵さんが約2年ぶりに舞台で主演する。 『親愛ならざる人へ』 主演の花嫁役は約2年ぶりの舞台出演となる奥菜恵。三十三歳、厄年を迎えた花嫁による「本音」の物語になるという。 さらに若手俳優・佐伯大地、劇団鹿殺しのオレノグラフィティ、元宝塚歌劇…

秋田の三大美人といえば・・・

中野ブロードウェーのタコシェで『AX』第111号を買う。「美代子阿佐ヶ谷気分」が有名な安倍慎一特集。つげ義春のインタビューも載っていてお得。「無頼の面影」というアベシンの短篇はつげ義春の「海辺の叙景」を思い出した。 抒情にはストーリーは必要…

『ヤクザと憲法』に想う

『ヤクザと憲法』(2016年、東海テレビ) 年末にCSで放送していた。TV初ということで、貴重なオンエアだったが、これもハードディスクの交換と共に消えてしまうので、今のうちに感想だけ記しておく。 東海テレビ・ドキュメンタリー取材班が制作した…

親密さ(2)

第一部の終わりに、衛と令子が歩きながら、令子が暗唱する衛の詩。この場面以外にも、何か所かで断片的に出てくる。 言葉のダイヤグラム 言葉は想像力を運ぶ電車です 日本中どこまでも想像力を運ぶ「私たち」という路線図 一個の私は想像力が乗り降りする一…

親密さ

『ハッピーアワー』の濱口竜介監督の『親密さ』(2012年)を録画して観た。 なんと現段階でソフト化の予定なしとのことなので、これから観る機会はほとんどなくなってしまうことになる。観れたのはラッキーだったが、不運なことに、わが家のブルーレイ付ハー…

ビボーロク(濱口竜介監督)

昨日書いた映画「ハッピーアワー」に続いて、同じ濱口竜介監督の作品「親密さ」をケーブルテレビで録画したので、少しづつ見ている。 少しづつというのは、この映画も全部で4時間以上あり、一度に見る時間が取れないので、見れるときに少しづつ見ている。 で…

Happy Hour

2015年12月に公開され、ロカルノ国際映画祭で受賞するなどして話題になった映画『ハッピーアワー』がCSで放送されていたので録画して見た。 以前菊地成孔氏の映画評を読んで、ヤバそうな映画なので見てみたいと思っていたが、劇場で見る機会には恵まれなか…

Ecce homo(この人を見よ)

このブログについて、「能年玲奈ファンに気を遣わずいろんなことを書いてください」という、涙が出る程ありがたいことを言って下さる方もいるのですが、現状の私には能年玲奈(のん)さんのこと以外に書きたいことが浮ばないのです。(涙)(笑) もちろん、…

高峰秀子語録

高峰秀子の言葉(Bot)より。 私には、身内から戦死者を出した経験はないけれど、私のブロマイドを抱いて、たくさんの兵士が北の戦地を駆けめぐり、南の海に果てたことを知っている。 シナ事変から大東亜戦争の終わりまでの間に、私は何百通、何千通の手…

AH, bowakawa pousse, pousse

昨年11月18日に『この世界の片隅に』をテアトル新宿で観て以来、このブログは、ほとんど毎日「のん」(本名:能年玲奈)のことしか書いていない状態が続いている。 それほどあの映画が自分にとって衝撃的だったということでもあり(あれから2か月以上経った…

芸術の本質である「原初の衝動」を復権させようという動き

BTだいたい読んだ。 アウトサイダー・アートの特集号に「のん」を表紙にした理由がなんとなくわかった。 アウトサイダー・アートというと、精神障害者の作品、というくくりにされがちだけれども、「本当にやむにやまれず、生き続けるためには表現するしか…

蜂熊対談Z

ハチ:ようクマさん、久しぶり。最近どうよ? クマ:充実しまくりだよ! 毎日なんらかのネタが投下されるものだから、このブログも、すっかり能年玲奈a.k.aのんファンブログと化しつつあるYO! ハチ:毎日お気に入りのタレントの情報を追っかけて幸せなん…

たまには愚痴らせてスローなブギにしてくれ

のんさんが出れないから言うわけではないけれど、民放テレビは本当に見ていてくだらない番組しかやっていないと思う。 在京キー局が特にひどいんじゃないか。地方のテレビ局は良心的な企画をやっているように思う。 2月にのんさんが岩手で宮沢賢治とクラシ…

メガネをかけないと眼鏡は見つからない

想像してごらん 天国なんてものはないと 地面の下には地獄もない 見上げればただ空があるだけ 国境というものがないと想像してごらん 殺しあう理由も 自爆するための大義もない 宗教もいらない すべての人たちが ただ平和に人生を生きている きみはぼくが夢…

写真で一言(2)

「ウゼエんだよ、やりてえと思ってる事、他人からやれって言われんの、すげえウゼエ んだよ」 「アタシに賭けなかったヤツ、パン買って来い!」 「アタシの事、タチの悪い女だと思ってるかも知んないけどさ、君もさ、ガキの癖に相当たち悪いよ」 「キレなさ…

写真で一言

きみの実体とはなにか きみはなんでできているのか 無数の不思議な影がきみにつき従っている 人間は誰もそれぞれ一つの影しかもっていないのに きみはただ一人で あらゆるものの影を地に宿す 美少年アドーニスを描いても その絵は きみを下手に描いた模写に…

この世界の片隅に(9)

キネマ旬報日本映画ベストテンで第1位に『この世界の片隅に』が選出というニュース。この映画の評価はとどまるところを知らない。あとは海外の賞しかなくなってきた。 この映画は観た後に容易く言語化できるような作品ではない。「泣ける」とか「鳥肌立った…

山本富士子と五社協定

以下の文章は、1966年に、竹中労が書いた原稿である。ビートルズが来日して武道館でコンサートをやった年だ。 半世紀たった今でも、日本の芸能界というものの体質が、なんにも変わっちゃいないことがよく分かる。 山本富士子は、舞台女優として、立派に…

備忘録(のん演技を語る)

『あまちゃんメモリーズ』の執筆者でもあり『この世界の片隅に』のパンフレット制作にも携わっている中川大地氏による「片渕須直×のん 特別対談」の記事が、さすがに内容が濃い。 この中で、「のん」が演技について、他の媒体に比べるとかなり突っ込んだこと…

備忘録(のん演技を語る)

『あまちゃんメモリーズ』の執筆者でもあり『この世界の片隅に』のパンフレット制作にも携わっている中川大地氏による「片渕須直×のん 特別対談」の記事が、さすがに内容が濃い。 この中で、「のん」が演技について、他の媒体に比べるとかなり突っ込んだこと…

4年の月日が変えたものは

正月にCSのファミリー劇場で『あまちゃん』一挙放送をやっていて、さすがに全部は観れなかったが、所々流し見るだけでも思うところが色々とあったので忘れないうちに記しておく。 『あまちゃん』の放送期間は、2013年4月1日から9月28日にかけて。…

いろいろなとり

酉年に羽ばたくの図 相変わらずおふつくしいです

初夢

ハチ:ようクマさん、やけに嬉しそうじゃねえか! 新年早々何をそんなにニヤついてるんだい? クマ:まあ見てみなよこれを!(ハチにタブレット端末の画面を見せながら)元旦早々のんちゃんのこんなに艶やかな着物姿が大量に拝めるなんて、こんな幸せな新年…