そろそろストーリーについても感想を書こうか。
このドラマ、良作になるかもという期待はあったのだけど、いまだに何をどうしたいのかよく分からないんだよな。
その一番の原因が、フミヤという当時中学生の少年が幼女を殺害したという事件そのものの真相が謎に包まれているところだと思う。
謎を謎のままにしてグイグイ引っ張っていくという感じでもないし。
加害者家族と被害者家族の交流(?)というテーマの中での、エイタと満島ひかりの位置づけも今一つ腑に落ちない。反発しあいながらも惹かれあっていく二人? でもなんか違う気がするな、それは。
テーマが重く、俳優陣も熱演しているだけに、どことなく上滑り感が拭えないんだよね。
今回は、えいたとひかりがボートに乗っている場面が、もっといい場面になってもよかった。