INSTANT KARMA

We All Shine On

終わりの予感

来週で前田敦子がAKB48を卒業する。卒業前に、「最後の○○○」と銘打って、メディアで特集が何度も組まれている。

国民の本当のニーズにはお構いなしに、在京キー局がこぞってAKB人気に便乗しようと群がる様は滑稽でもある。

その一方で、指原が移籍した先のHKT48では、主力メンバー5人が一斉に活動辞退するなど、グループ全体に影響を及ぼしかねないショッキングな出来事が起こっている。

指原のスキャンダルは運営側の苦肉のアイディアでなんとか格好をつけることができたが、今回の博多のスキャンダルはかなり深刻な問題を含んでおり、外部的にも内部的にも後への影響が大きいような気がする。

「東京ドーム公演」と「前田敦子卒業」は、AKBグループにとって一つの大きな区切りであり、ここが(特に人気面では)活動のピークになる可能性もある。

よほど新機軸をつくる「サプライズ」がない限り、単純に「前田がいなくなったAKB」が続くのでは人気後退は否めないだろう。

何で自分がこんな心配をしなくちゃいけないのかよく分からないが、プロ野球やJリーグのひいきのチームを応援するような感覚に似ている。