INSTANT KARMA

We All Shine On

No flower without rain 少女たちは涙の後に何を見る?

人気アイドルグループ「AKB48」の新作映画「DOCUMENTARY of AKB48 No flower without rain 少女たちは涙の後に何を見る?」が、2013年2月1日から公開されることが決まった。10月21日、千葉・幕張メッセで行われていたAKB48の27thシングル「ギンガムチェック」劇場盤発売記念大握手会の会場でサプライズ発表された。

絶対的エースと言われた前田敦子の卒業や、グループ発足時から目標として掲げていた東京ドームコンサートの実現をはじめ、チームメンバーをシャッフルする2度目の「組閣」、それに伴う人気メンバーの海外移籍、姉妹グループ兼任、4回目を迎えた選抜総選挙など、AKB48の激動の2012年に密着したドキュメンタリー。

総合プロデューサーの秋元康氏は、「2012年のAKB48は、ドラマティックな1年だった。しかし、その裏側は、もっと、ドラマティックでセンセーショナルなものである」とコメント。人気絶頂の中で発表されたエース・前田敦子の卒業に大きく揺れるメンバーの様子や、前田不在の中で行われた恒例の選抜総選挙で1位を獲得した大島優子が語る本当の気持ち、前田卒業後、新たにスタートしたAKB48の“第2章”における激しいセンター争い、恋愛禁止条例、メンバー間の格差といった、隠された真実を浮き彫りにし、現代のリアルなアイドル像を赤裸々に映し出していく。

テレビで一部が予告映像として流され、その中で、たかみながメガホンで「寝たい奴は帰れ!」とか「できないなら帰れ!」とメンバーに檄を飛ばしている様子や、合コン記事が週刊誌に書かれたメンバー(佐藤亜美菜近野莉菜)がチームBのメンバーに謝罪している様子が出て来て早くも話題になっている。

昨年のドキュメンタリーが「西武ドーム前田敦子過呼吸事件」をハイライトにしていたのに対し、今年は「西武ドーム&東京ドーム前田敦子卒業事件」と並んで「AKBを襲うスキャンダル攻撃の嵐」に焦点が当てられることは間違いなかろう。

まだ今年の年末にかけて激震が走る可能性がないとはいえず、どんなドキュメンタリーになるのか今から興味津々でR.