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『前田敦子はキリストを超えた』についてのコメント(一言)

この本の賞味期限が過ぎる前に、一言だけ、読んでいて気になったこと。

著者が、前田敦子の、「キリストを超える」利他性を示す言葉として引用する発言、

「私のことは嫌いになっても、AKBのことは嫌いにならないでください」について、

キリストがゴルゴダの丘で発した

「エリ・エリ・エマ・サバクダニ(神よ、なぜ私をお見捨てになったのですか)」

に匹敵すると述べているが、ここの意味がよくわからなかった。

キリストの発言は文字通りに解釈すると利他性の表現ではないように想う。

文脈からすると、

「神よ、彼らをお許しください。彼らは自分が何をしているのかわからないのです」(ルカ23.34)

の方がよいのではないかと思うが、これでも少し意味合いが違う気がする。

ほかにも感想はあるが、それはまた後日に。