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パワハラ反対

夏菜、朝ドラ脚本家に怒鳴られトイレ籠城 

2月22日、NHKの朝ドラ『純と愛』が無事にクランクアップ。その過酷な撮影について、ヒロイン・待田純を演じた夏菜(23才)はブログに「私は崩壊寸前でした。いや、崩壊してました」と綴った。

撮影現場で、誰よりも夏菜を苦しめたのが、『家政婦のミタ』(日本テレビ系)も書いた脚本家・遊川和彦氏(57才)だったという。

「撮影は大阪で行われていたんですが、遊川さんは週1で現場に顔を出しては、夏菜さんに説教していました。“お前は技術ゼロだ!”などと容赦なく罵声を浴びせていましたね…。

夏菜さんも負けん気が強くて“文句ばかり言うなら具体的に教えてくださいよ”と言い返すもんだから、怒鳴り合いになることもありました。今思えば、女優さんが脚本家に“逆ギレ”なんてありえませんから、夏菜さんはたしかに“崩壊”していたんでしょうね…」(NHK関係者)

そして、こんな事件が起こったこともあったという。

「遊川さんに怒鳴られまくった夏菜さんがトイレに逃げ込み、中から出てこなくなってしまったんです。泣いていたみたいで…。スタッフが説得して、ようやく“すみませんでした”と出てきたんです。この事件はスタッフの間では、“トイレ籠城事件”として語り草となっていますよ(苦笑)」(前出・NHK関係者)

女性セブン2013年3月21日号

この脚本家の「家政婦のミタ」はほとんど見たことがないが、「純と愛」を見る限り、次々に刺激を与えるばかりで、人物描写はありきたり、構成は凡庸で、まったく才能を感じない。

会社で、こんな上司に苛められる部下は可哀そうだ。パワハラじゃないか。

登場人物のキャラクターが酷過ぎてとても見ていられないが、それは脚本のせいであって、演技のせいではない。夏菜の演技は、個人的にはよくやっていたと思う。

NHKのドラマは、単発ものにはいい作品がけっこうあるが、最近の連続ドラマは質のいいものがほとんどない。

子供には、もっといい作品を見せてやりたいものだと思う。わざわざDVDを借りて来て見せるよりも、こういうドラマや映画で見たものこそ記憶に残ると思う。

最近のテレビの洋画劇場も、昔のいい作品をやらなくなった。

昔は深夜にタルコフスキーが放映されてそれをこっそり見た中学生が衝撃を受けたりなどいうことがけっこうあったものだ。