INSTANT KARMA

We All Shine On

問い

【設問】

 

以下の括弧内に入る正しい語句をア〜オの中から選べ。

 

二階堂ふみ宮崎あおい≒(   ):新垣結衣

 

ア 桐谷美玲 イ 橋本愛 ウ 能年玲奈 エ 夏川結衣 オ 北川景子

 

 

 

「すべての現実の(   )の究極の根拠は、どこまでも、資本主義的生産の衝動に対比しての、すなわち、あたかもその限界をなすのはただ社会の絶対的な消費能力だけであるかのように生産諸力を発展させようとする衝動に対比しての、大衆の窮乏と消費制限なのである。」

マルクス資本論』第三部 より)

 

ア 恐慌 イ 欲望 ウ 能年玲奈 エ 存在 オ 夢

 

 

 

「(   )とは人間の錯覚より起った一つの迷妄である。」

辻潤『錯覚自我説』 より)

 

ア 自我 イ 現実 ウ 能年玲奈 エ 宇宙 オ 映画

 

 

 

「作家は農夫と同じようなものだというなら、僕は喜んで作家って看板を掲げるけれど、某作家のように、まるで作家が真理を知っているかのような、正しいことを言えるのが作家だというなら、そんな看板掲げたくないですね。権力とか権威とか関係なく何かを作るなら、そこには喜んで参加したい。けれど今作家って=権威とか権力ですよね。「私はあなたの上に立ってものを語れる」立場が作家でしょ、たぶん今、人が思っているのは。そういうんじゃないってことを伝えたいんです。だから“そういうところに参加して何か書くのはできません”と書いている。最近はそういうことも書きたくないし、書いてない。それは書くのが好きになったんじゃなくて、みんながバカだから、何言ってもしょうがないということ。誰も読んでいないのに書けばいいんだってことになりますから。(     )が何で野菜を売っているのかよく分からないくらい、なんで自分が書くのか、文字を書くのか分からない。やんなきゃいけないものはやんなきゃいけないけれど、やる気が出てきたわけじゃない。」

中原昌也 インタビューより)

 

ア 八百屋 イ ボーイ・ジョージ ウ 能年玲奈 エ 中原昌也 オ 石原慎太郎

 

 

「社会を変えるために破壊して、体制を崩壊させて、それから新しい社会をつくるなんて言いますけど、一度崩壊すれば、また新しい社会をつくるのに何十年もかかってしまって意味がないんですよ。崩壊によって変えるのではなく、(    )を変えることによって変えるということ、つまりあるものを壊さずにそのままにして、しかもその(    )を変えることで社会を変えるということが大切だと思います」

オノ・ヨーコ インタビューより)

 

ア 価値 イ 取引先 ウ 能年玲奈 エ 芸能界 オ 事務所 

 

 

「「結局、一番大事なことって(     )ことやからね。好きなことをせんかったら表現にならへんもんね。レコーディング前にヘンに気ぃ遣うとったら、今度は表現力が弱なってもうたりするからね。ヘタでも何でもええ、好きなことを慌てんと大事にやってけたらええけど、何やかんやバタバタしてて、"相変わらずやなぁ、多分こんな感じでずっとやっていくんかなぁ..."って思いますね(笑)」

憂歌団 木村充揮 インタビューより)

 

ア 好きにやる イ 嫌いになる ウ 事務所を作る エ 失敗する オ 謝る

 

 

「円満に別れるわけではありませんから、現事務所が圧力をかけるのは必至。また、活動していない間に有村架純広瀬すず高畑充希松岡茉優、土屋太鳳など同世代の女優が次々にブレイクし、(      )のポジションは狭まっています。動きやすいとすれば演劇界。脚本を担当した宮藤官九郎をはじめ、『あまちゃん』共演者には演劇界の人物が多く、今でも共演者が出演する舞台には“あまちゃんファミリー”がこぞって観に行くほど、つながりは強い。当面、演劇界で鍛えてもらうというのも、この先の女優人生を考えると大切な時間になるかもしれません」

(某女性誌記者 コメントより)

 

ア 能年玲奈 イ 熊年玲奈 ウ 脳年齢奈 エ ナンシー関 オ 女流棋士室谷由紀さん(ファンなので)

 

 

 

【設問2】

 

以下の文章の括弧内に適切な語句を入れた上で(括弧内には同じ語句が入る)、この文章を通して作者が伝えようとして失敗したメッセージについて、筒井康隆の作品名及び後半部分の引用元を具体的に挙げながら4万字以内で述べよ。

 

 

 最近は夢を見るということがほとんどない。いや、夢自体は毎日見ているにちがいないのだが、目が覚めた瞬間に忘れてしまって、あとになって思い出せるのはほとんどない、というのが実際のところだ。しかし、今朝見た夢だけは、どうしても忘れたくないと思い、目が覚めた後に急速に失われていく記憶の余韻を必死に手繰り寄せ、捕まえて頭脳の中に固定化しようとした。なぜなら、それは自分の大好きな女優の一人である(    )とデートすると言う夢だったからだ。今記憶に残っている限りで書き留めるならば、(    )が夫である(という設定だったかどうか夢の中では判然としないのではあるが)Daigo氏(メンタリストじゃない方の)と一緒に映画を見にに出かける予定だったのだが、急遽Daigo氏(メンタリストじゃない方の)が仕事か何かで行かれないことになり、余ったチケットが、如何なる経緯を辿ってかは不明であるが、自分に廻ってきたというわけである。

 

 自分は夢の中で(    )と一緒に映画を見に行くと言う僥倖に与った光栄に打ち震えたことをハッキリ覚えている。目覚めた状態の自分は(     )がもちろん大好きであり、空いた時間には必ず(    )の写真集「27」を眺めて過ごし、仮に現実世界で(    )に遭遇することがあれば感激する余裕もなく緊張と恥ずかしさのあまり逃亡するであろうことは微塵も疑いないが、夢の中の自分は、まさに夢の中故の性情の特質であろうか、平常時では丸であり得ない位に感動の度合いが高まり、感涙に咽び、心臓の鼓動は自分の虚弱な肉体が耐え切れないのではないかと思うほどに異常なビートを刻み、全身の筋肉がこむら返りを起こすほどに緊張し身動きが出来なくなる程であったのだ。

 

 チケットの番号は、○列11番と16番であったことまで覚えているが、それ以外にそもそも何の映画なのか、どんな映画館だったのかということすらまったく曖昧である。憶えているのは二人の座席が連番ではなく少し離れていたということだけである。(    )はスクリーンに向かって前方の席に座り、自分はその数列後ろの(列は同じはずなのだがそれは夢の中のご都合主義ということだろう)、スクリーンに向かって90度の位置、つまり真正面が映画館の壁の方を向いているという奇妙な椅子に座った。自分は(    )の後姿を眺めているだけで恍惚と言ってよい満足感に浸っていたのだが、自分がこの夢を決して忘れたくないと思わせる出来事がその数瞬間後に起こったのである。

 

 (    )は椅子から立ち上がるとこちらに近づいてきて、さあ早く一緒に、と促すしぐさをする。自分が思わず立ち上がると、突然ベッドが回転し始めて夢の中の私は目を覚ます。ゆっくりとした回転は止まらず、ベッドの片側がどんどんと床に浸食され、それに伴ってもう一方は天井に向かって上昇を始める。ベッドが半転し、私は暗闇に吸い込まれる。もう少しのところで手が届きそうだったのに間に合わず私は枕と一緒に落ち続ける。どこに落ちて行くんだろう。見上げるとベッドはほぼ一回転し終わるところで出口が閉ざされてしまう。私は落ち続ける。落ち続けながらもう向こうの世界には戻れないんだ、と私は思う。ずいぶん落ちきったところで地面らしき所に私は着地する。不思議と痛くはない。枕は途中でどこかにいってしまったようだ。見渡すと螺旋階段が見つかる。果てしなく上へと続く階段を上る決心をする。とにかく駆け上がる。かなりの距離を走ったと思うのに振り返ると上ったはずの階段が消えている。先はずいぶんと長い。そうか上ったら消えてしまうんだ、と理解する。急がなくては。全部が消えてしまう前に上りきらなくては。階段との追いかけっこに体力の限界を感じる。それでも私は走り続ける。一筋の光が差し込み、出口らしきものが見えてくる。そこで私の足が悲鳴をあげる。階段に蹴躓く。階段は消え続け、再び私は暗闇に吸い込まれる・・・

 

 ここで夢は終わる。目が覚めると決まって電気をつけて自分が暗闇に居ない事を確認する。この夢を見た後はいつも体がだるい。どうしてこんな夢を見るんだろう。悪い夢を見るのは良い事が起こる前兆だと聞いた事があるけどやっぱりいい気分はしないものです。同じような夢をよくみる人がいたらいいな、と思って書きました。暗闇に吸い込まれるのは言いようも無く不安だからあんまり見たくない夢なのに繰り返し見てしまう。本気で夢心理学でも勉強しようかな、なんて思っています。笑