War Is Over

 if you want it

Memoria

日暮里のSCAI THE BATHHOUSEという場所で開かれているアピチャッポン・ウィラーセタクンの展覧会「メモリア」を見てきた。

 

クシャクシャした日常の些末で陰惨な思考に囚われた頭のまま向かったのだが、小さな会場の中に入った途端、思考が停止して日常とは別の空間に放り出されたような感覚があった。

 

空間そのものが一つの作品のような展示会で壁にかけられたヘッドフォンを耳に付けると統合失調症で母親を亡くし兄の子どもから聞こえる悪魔の囁きを消すために子どもを殺してしまった35歳の男の物語が語られていた。

 

無料なのでそれほど見応えのある内容でもなく15分か20分ほどで会場を後にすると暫くの間気分が落ち着いて谷中霊園を歩いたがまた日常の些末で陰惨な思考に囚われた。