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マーヴィン・ゲイ伝記

今年は特にキツい1年になりそうな気がしますが宜しくお願いします。

マーヴィン・ゲイの伝記を英語版(キンドル)で読んだ後に、日本語版を買って読んでいるが、ところどころの誤訳が凄まじく(完全に文意が逆になっているものまである)、そっち(誤訳のチェック)の方がメインになってしまっている。

文藝別冊のマーヴィン・ゲイ特集(2019年2月発行)も買ったのだが、そこで例によってピーター・バラカンがインタビューに応じていい加減な知識をひけらかしている。

西寺豪太のエッセイ、鈴木雅之のインタビュー、横山剣のインタビューはいずれも面白く読めた。湯浅学の記事もお笑い的な意味で面白かった。

とはいえ、真にマーヴィン・ゲイというアーチストの本質に迫った記事は中々ない。そんな中で、元妻や家族などによる「暴露本」を原書で読んで参考文献に挙げている押野素子氏の記事の内容が濃かった。

2020年のテーマは、時間を終焉させること。