War Is Over

 if you want it

小隊

田中小実昌の自伝を読んでいるが、平和ボケした自分には想像もつかない体験が次々にあの調子で描かれているのだが、十代から二十代にかけて戦場を体験した人たちも凄いが、就職氷河期以降の若い世代の社会からの追い詰められ方にもまた違ったキツさと切実さがあるのではないかなどと思う。

戦争を知らない世代が敢えて戦争を書く、砂川文次「小隊」(文春文庫)を買う。もっとも著者は元自衛隊員なのでまったく体験がない状態で書くのとは違うと思うが。

芥川賞受賞作のブラックボックスを読んですごくよかったので、この文庫も読むのが楽しみであるが。