原点回帰というか、あまりにもそのまんまの新曲が出た。インドは彼の魂のふるさとだから何の違和感もないどころか、なぜ日本に生まれてしまったのだろう、というくらいにハマッている。
例の映画のサントラで順風満帆なキャリアに少し陰りが差したような気がして、自然彼の音楽からはしばらく遠ざかるかたちになっていたのだが、彼自身もこの曲で心機一転、初心に帰ってやり直そう、という気持ちなんじゃないだろうか。
このあからさまにスピリチュアルな路線から、どこまでさらに全人類的な普遍性をもった場所にたどり着けるのか。とても高いハードルだが、藤井風ならできるはずだ。きっと、Graceを超えたAmazing Graceをもたらしてくれるだろう。
