INSTANT KARMA

We All Shine On

War is over if we want it

最近iPadの画面を開くと余りにも”可愛い”が渋滞しているので肝心の「ラカン入門」(向井雅明著のこの本が今まで一番分かりやすい)がちっとも進まない。

中でもわがブログ一推しの<はるるん>こと「ラフ×ラフ」の永松波留さんが本格的デビューを前に怒涛のようにツイッターを更新してくれるので嬉しい悲鳴である。

自分がはるるんに惹かれたのはジャージ姿で審査員の前で歌った声に感動したのに、デビュー曲を聴く前からこんなに魅力を発揮されたら困る。

佐久間Pは「朝ドラヒロインもできる逸材」と言っているが、日本中に見つかるのも時間の問題であろう。

それはそうと、クリスマスをこの曲なしで済ますわけにはいかない。

 

So this is Xmas

もう、クリスマスだね

アウシュヴィッツに到着して二日目の夜、くたびれはてて泥のように眠っていたわたしは、音楽に目を覚ました。

And what have you done

今年はどんなことをしたの?

居住棟の班長が、棟の入り口を入ったところにある居室で、なにやら酒盛りをしているらしい。酔いの回った声で流行歌をがなり立てていた。

Another year over

今年ももう終わりなんだね

ふいにしんとしたと思うと、ヴァイオリンが限りなく悲しい、めったに弾かれないタンゴを奏で始めた……ヴァイオリンは泣いていた。わたしのなかでも、なにかが泣いていた。

And a new one just begun

新しい年が始まるんだ

この日、二十四歳の誕生日を迎えた人がいたからだ。その人は、アウシュヴィッツ収容所のいずれかの棟にいた。

And so this is Xmas

ほら、クリスマスだよ

つまり、ここから数百メートル、あるいは数千メートル離れたところ、わたしの手の届かないところに。

I hope you have fun

きみが楽しんでいるといいな

その人とは、わたしの妻だった。

The near and the dear one

そばにいる人も大切な人も

収容所にいたすべての人びとは、わたしたちが苦しんだことを帳消しにするような幸せはこの世にはないことを知っていたし…わたしたちは、幸せなど意に介さなかった。

The old and the young
お年寄りも若者も

わたしたちを支え、わたしたちの苦悩と犠牲と死に意味を与えることができるのは、幸せではなかった。

A very Merry Xmas

メリー クリスマス

いつか、解放された人びとが強制収容所のすべての体験を振り返り、奇妙な感覚に襲われる日がやってくる。

And a happy New Year

そして、新年おめでとう

収容所の日々が要請したあれらすべてのことに、どうして耐え忍ぶことができたのか、われながらさっぱりわからないのだ。

Let’s hope it’s a good one

いい年になるように祈ろう

そして人生には、すべてがすばらしい夢のように思われる一日があるように、収容所で体験したすべてがただの悪夢以上のなにかだと思える日も、いつかは訪れるのだろう。

Without any fear
恐怖のない世界になるように

故郷に帰還した人びとの体験したすべてのことは、あれほどの苦悩の後では、もはやこの世には神よりほかに恐れるものはないという、高い代償で贖った感慨によって完成するのである。

 

And so this is Xmas (war is over)
ほら、クリスマスだよ(争いはもう終わり)

一つの破滅をきたすのに力を致した者は、その国を救う栄光を担う資格がありません。罪悪と不正とがこの国を汚し破壊した、だが別の罪悪と不正とがそれを清め、救うことができるとあなたは信じていました。

For weak and for strong (if you want it)

弱くても強くても(みんなが望みさえすれば)

それは間違いです。憎しみは悪人しか作らないし、罪悪は罪びとしか作りません。素晴らしい仕事ができるのは愛だけであり、救うことができるのは徳によってのみです。

For rich and the poor ones (war is over)
お金持ちでも貧しくても(争いはもう終わり)

不道徳な政府は、堕落した人民と相応じるものです。良心のない政治は、平地における泥棒根性、奴隷根性の市民と、山地における山賊、盗賊と相応じるものです。この主人にしてこの奴隷あり、この政府にしてこの国ありです。

The world is so wrong (if you want it)

世界は間違っているけれど(みんなが望みさえすれば)

近代の歴史では、剣はたいした役を演じるものではありません。そうではなくて、われら自身が自由にふさわしいものになることによって、それを戦い取らねばならないのです。

And so happy Xmas (war is over)

ハッピー クリスマス(争いはもう終わり)

つまり個人の理性と尊厳を高め、正義、善、偉大なるものを、そのためには死んでもいいというほど愛することです。そして人民がこの高さまで達した時には、神はかれらに武器を与え、かくて偶像は倒され、暴君どもは紙の家のように倒壊し、あけぼのと共に自由が響き渡るでしょう。

For black and for white (if you want it)

黒人も白人も(みんなが望みさえすれば)

For yellow and red ones (war is over)

アジア系もヒスパニック系も(争いはもう終わり)

Let’s stop all the fight (now)

全ての争いをやめよう(いますぐに)

 

A very Merry Xmas

メリー クリスマス

この後、わたしは、もうひとりの御使が、大いなる権威を持って、天から降りて来るのを見た。地は彼の栄光によって明るくされた。

And a happy New Year

そして、新年おめでとう

彼は力強い声で叫んで言った、「倒れた、大いなるバビロンは倒れた。そして、それは悪魔の住む所、あらゆる汚れた霊の巣くつ、また、あらゆる汚れた憎むべき鳥の巣くつとなった。

すべての国民は、彼女の姦淫に対する激しい怒りのぶどう酒を飲み、地の王たちは彼女と姦淫を行い、地上の商人たちは、彼女の極度のぜいたくによって富を得たからである」。

Let’s hope it’s a good one

いい年になるよう祈ろう

わたしはまた、もうひとつの声が天から出るのを聞いた、「わたしの民よ。彼女から離れ去って、その罪にあずからないようにし、その災害に巻き込まれないようにせよ。

彼女の罪は積り積って天に達しており、神はその不義の行いを覚えておられる。

彼女がしたとおりに彼女にし返し、そのしわざに応じて二倍に報復をし、彼女が混ぜて入れた杯の中に、その倍の量を、入れてやれ。

彼女が自ら高ぶり、ぜいたくをほしいままにしたので、それに対して、同じほどの苦しみと悲しみとを味わわせてやれ。彼女は心の中で『わたしは女王の位についている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない』と言っている。

それゆえ、さまざまの災害が、死と悲しみとききんとが、一日のうちに彼女を襲い、そして、彼女は火で焼かれてしまう。彼女をさばく主なる神は、力強いかたなのである。

Without any fear
恐怖のない世界になるように

彼女と姦淫を行い、ぜいたくをほしいままにしていた地の王たちは、彼女が焼かれる火の煙を見て、彼女のために胸を打って泣き悲しみ、彼女の苦しみに恐れをいだき、遠くに立って言うであろう、『ああ、わざわいだ、大いなる都、不落の都、バビロンは、わざわいだ。おまえに対するさばきは、一瞬にしてきた』。

And so this is Xmas (war is over)

また、地の商人たちも彼女のために泣き悲しむ。もはや、彼らの商品を買う者が、ひとりもないからである。

And what have we done (if you want it)

その商品は、金、銀、宝石、真珠、麻布、紫布、絹、緋布、各種の香木、各種の象牙細工、高価な木材、銅、鉄、大理石などの器、肉桂、香料、香、におい油、乳香、ぶどう酒、オリブ油、麦粉、麦、牛、羊、馬、車、奴隷、そして人身などである。

Another year over (war is over)

おまえの心の喜びであったくだものはなくなり、あらゆるはでな、はなやかな物はおまえから消え去った。それらのものはもはや見られない。

これらの品々を売って、彼女から富を得た商人は、彼女の苦しみに恐れをいだいて遠くに立ち、泣き悲しんで言う、

『ああ、わざわいだ、麻布と紫布と緋布をまとい、金や宝石や真珠で身を飾っていた大いなる都は、わざわいだ。これほどの富が、一瞬にして無に帰してしまうとは』。

A new one just begun (if you want it)

また、すべての船長、航海者、水夫、すべて海で働いている人たちは、遠くに立ち、

彼女が焼かれる火の煙を見て、叫んで言う、『これほどの大いなる都は、どこにあろう』。

彼らは頭にちりをかぶり、泣き悲しんで叫ぶ、『ああ、わざわいだ、この大いなる都は、わざわいだ。そのおごりによって、海に舟を持つすべての人が富を得ていたのに、この都も一瞬にして無に帰してしまった』。

And so happy Xmas (war is over)
ハッピー クリスマス(争いはもう終わり)

天よ、聖徒たちよ、使徒たちよ、預言者たちよ。この都について大いに喜べ。神は、あなたがたのために、この都をさばかれたのである」。

We hope you have fun (if you want it)
きみが楽しんでいるといいな(みんなが望みさえすれば)

すると、ひとりの力強い御使が、大きなひきうすのような石を持ちあげ、それを海に投げ込んで言った、「大いなる都バビロンは、このように激しく打ち倒され、そして、全く姿を消してしまう。

The near and the dear one (war is over)
そばにいる人も大切な人も(争いはもう終わり)

また、おまえの中では、立琴をひく者、歌を歌う者、笛を吹く者、ラッパを吹き鳴らす者の楽の音は全く聞かれず、あらゆる仕事の職人たちも全く姿を消し、また、ひきうすの音も、全く聞かれない。

The old and the young (now)
お年寄りも若者も(いま)

また、おまえの中では、あかりもともされず、花婿、花嫁の声も聞かれない。というのは、おまえの商人たちは地上で勢力を張る者となり、すべての国民はおまえのまじないでだまされ、また、預言者や聖徒の血、さらに、地上で殺されたすべての者の血が、この都で流されたからである」。

 

A very Merry Xmas
メリー クリスマス

And a happy New Year
そして、新年おめでとう

Let’s hope it’s a good one
いい年になるよう祈ろう

Without any fear
恐怖のない世界になるように
 
War is over, if you want it
争いは終わるよ、みんなが望みさえすれば

War is over now
争いはいま終わるんだ

Happy Xmas
ハッピー クリスマス