今年は視力が急激に落ちた。元々目は悪くて学生時代から眼鏡とコンタクトは必須だったのだが下げ止まりしていて、使い捨てコンタクトで何とかなっていたのだが数年前から老眼でコンタクトだと近いところが見えなくなり、読書の時には外すようにしていた。今年になると基本外すかたちになり、とうとう裸眼で読書するのも厳しくなりつつある。当然遠くも見えない。今年はなんとなくぼんやり見えているという状態で生活できる圏内でほぼ生きていた。
そんなことよりも、今日はTWICEサナ（湊崎紗奈）さんの26回目の誕生日なのでTwitterのタイムラインは彼女の写真（と困難女性支援法関連の話題）で埋め尽くされているのだが、最近フロイトとかラカンなんか読んじゃってるせいで、幼児期の性的欲望がうんたらかんたらエディプスコンプレックスがどうのこうの欲望aがあれでこれでなどと余計なことばかり考えてしまって素直で純粋な気持ちに立ち返ることができない。
精神分析とは見たくないもの、意識化したくなくて抑圧しているものを探っていく行為なのだが、それは独力ではできないので、分析家の助力が必要になる。中途半端に知識を齧ると、分析家もどきになって刃物のような概念を振り回すようになりかねない。他人に振り回すのはもちろん危険だが、自分に対して振り回すのはもっと危険だ。
タモリの「来年は新たな戦前」発言が話題を呼んでいるみたいだけど、徹子の部屋に出て「もう戦中」論を語っている外山恒一の姿が一瞬シニフィアン連鎖しそうになった。
今は吉田光雄と三輪記子弁護士のライブ配信を見ている。三輪さんのことは何も知らなかったが、こんな人なんだ、と敬して遠ざけつつ好感を持つ。
年のせいでしょうもない年の瀬を過ごしているけどいつも無反省でいたい。
