V・フランクル「死と愛」（みすず書房）を読みながら、「そうだ、そうだ、ここに書いてあることは正しい」と身体の細胞ひとつひとつが叫んでいる気がして、電車の中で読んでいると声を上げて泣きそうになった（本当に涙腺が緩くなって困る）。
ブルース フィンク「ラカン派精神分析入門:理論と技法」（誠信書房）は、手品の種明かしをされているようで、ここまでバラしちゃっていいの？とびっくりする。さすがアメリカ人。この本を読んでいる患者（クライアント）は面倒くさそうだなと思う。
昨日出したメールの文中にマイケルジャクソンと書いたらTwitterのおすすめにマイケルジャクソンの表示がされるようになったので、勝手にメールの文中から単語を抽出しているのか、商業主義と監視社会の融合は遂に来るところまで来たなあ、との感慨に浸っていると、1984年2月7日が世界6大陸28ヶ国にてこの日までに史上最多売上2,500万枚, 計140ものプラチナ＆ゴールドを獲得したマイケル・ジャクソンのおばけアルバム『スリラー』を、CBSレコードとギネスが慶祝した＜記念日＞だったらしい。
ついでに、こんなYouTubeチャンネルも見つけた。
マイケルジャクソンのドキュメンタリーチャンネル。
毎週木曜日に追加されるマイケルジャクソンをテーマにした何百ものビデオを見つけることができます！ここでは、マイケルジャクソンの背後にある男、音楽、魔法を理解することに専念しています。キングオブポップと世界的なスーパースターの内部の仕組みに関するすべてを明らかにします。彼の音楽、有名なパフォーマンス、私生活、人間関係、ダイエット、ヘアスタイルなど、インタビュー、アーカイブされたプレスの切り抜き、珍しい映像をスキャンして、洞察に満ちた楽しいビデオを作成します。あなたはそれに名前を付けます、私たちはそれをカバーします！
ということらしい。なかなか面白い。けっこうギリギリな編集なので、すぐに消えるかもしれない。
態度価値というのは、どうしようもない状況にあるときにも人間が示し得る態度のことで、虎に食われそうになり絶体絶命になった人間が「食われる」のか「食わせてやる」のかを選択できるというのがその一例。または不治の病で死にゆく者が最後に周囲に示す気遣いなど。たとえばフロイトの最期のように。
