2015-01-04 アントニーとクレオパトラ 文学関係 新年が明けました。 今年も適当な雑文を書き散らしたいと思います。 『じゃじゃ馬ならし』を「洗脳マニュアル」とすれば、この『アントニーとクレオパトラ』は「熟年カップルの手練手管マニュアル」とでもいったところか。 誰でも名前くらいは聞いたことのある『ロメオとジュリエット』の描く純愛とは真逆の、倦怠期の男と女の情愛が描かれている。 それも歴史上もっとも有名なアントニウスとクレオパトラという最上級の男女の愛の交感という形で。 ちょっとやそっとでは語りつくせないので、まずは軽いご挨拶から。