INSTANT KARMA

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2016-01-01から1年間の記事一覧

渥美清と俳句

大掃除を眺めている最中にテレビをつけていたらたまたま流れていた、BSで放送していた、渥美清のドキュメンタリーが大層よかった。 渥美は45歳のときに、永六輔の誘いで句会に参加するようになり、「風天」という俳号で、死ぬまでに270句を詠んだとい…

こんばんは吉永小百合です

12月25日(日)22:30-23:00 TBSラジオ 「今晩は 吉永小百合です」より つい最近観た映画なんですけれども、この番組のディレクターの方から是非見てほしいと言われて、観に行きました。その映画は、「この世界の片隅に」という映画です。この映画、3千万…

世界。

23日の「のん」のインスタに桃井かおりとのツーショットが上げられていた。 「のん」は8月28日に桃井かおりが監督・脚本・主演した映画「火」Heeを観に行っている。 桃井かおりは、日本で女優としての地位を確立した後に、ハリウッド映画のオーディション…

ハチミツとクマンバチ

ハチ:クマさん、何をそんなにニヤついてるんだい? まだ「あさイチ」の余韻が醒めないってか。 クマ:いやいや、それもあるが、勢いで「のん」がのってる「文春」と「フライデー」を買っちまったもんでね。 ハチ:どれどれ・・・なんだい、たいしてのってね…

バルス

ハチ:クマさん、何をそんなにニヤついてるんだい? クマ:なんだ八っつあん、見てねえのかい、今朝のNHK「あさイチ」を! ハチ:見てねえもなにも、あさイチは仕事だよ、クマさんみたいな自由業じゃないんだよこっちは。 クマ:そいつは失礼致し候。じゃ…

夜の眼は千で御座います

ハチ:クマさん、何をそんなにニヤついてるんだい? クマ:いやいや、お気に入りの女優さんの嬉しいニュースが毎日次々に飛び込んでくるもんでさ。 ハチ:女優さんってえと、あれかい、最近話題の「逃げちゃえば何とかなる」的なドラマに主演してる… クマ:…

Born to be miles ahead

昨夜の「菊地成孔の粋な夜電波」は久々に面白かった。 「久々に」と書いたのは、ここ数か月、なんとなく若干番組の(菊地成孔師の)パワーが落ちているような気がしたもので(これまでが異常に面白すぎたせいもあるが)。 昨夜のお題は『菊地成孔のジャズ夜…

Peach Time

「聖書(バイブル)」の頃のダンス? どっからそんな雑誌仕入れ取るんじゃ。 やっぱりオモロイ子や。 こうの史代センセイにも対談の後で「めちゃめちゃ面白い子」と言われとったし… しかし岡村ちゃん「この世界の片隅に」を立ち見で鑑賞しとったのか…

たぶん23歳と51歳

じぇじぇじぇ! 最強のツーショットじゃんかこれ… のんと岡村ちゃんで何をしでかすつもりだ?! 最終家庭教師岡村ちゃんと最終兵器女優のんで何をやらかすんだろう!? すげえ楽しみなことが起こりそうな気がするんですが気のせいですか?

恐るべし

こうの史代『長い道』読了。 こうの先生の絵型のファンになってしまった。はるき悦巳先生を思い出す。 『長い道』を読んで、類似の作品を探すとしたら『東京物語』(小津安二郎)だと思った。

王子様キャラ?

能年ちゃんも記者のあしらい方が上手になって来たなあ… 白雪姫のんちゃんの王子様は? との質問には 「王子様より小人たちの方に興味が行ってしまう」と答え 「視野をひろげないといけませんね」とのフォローも忘れず 理想のタイプは? との質問には 「今や…

この世界の片隅に(8)

こういうのを見ると、この映画に込められた情熱と考証の深さに圧倒される。 呉市の地理と歴史を知り尽くしている監督。原作者のこうの先生も一緒に歩いている。 こんなに作り手の思い入れの籠った作品は滅多にあるもんじゃない。 第1回この世界(セカ)探検…

この世界の片隅に(7)

いろんな感想がネットやラジオや紙媒体に流れているけれど、感想を読んだだけで泣けてくるのがある。 [映画批評] この世界の片隅に [物語の解釈講座・番外編](ニコニコ動画) 映画『この世界の片隅に』感想 〜誰かが誰かの居場所になること【ネタバレ】 映…

あさイチとか

今朝のNHKの「あさイチ」で「この世界の片隅に」が紹介されていた。 「シン・ゴジラ」や「君の名は」に絡めて、今年流行った映画の一つとしての取り上げられ方だったが、かなりの時間(10分くらい?)を割いていた。 能年玲奈については、「のん」が声優…

この世界の片隅に(6)

なんと、2016年ヨコハマ映画祭作品賞受賞とか。 日本映画ベストテン第1位も! のんは審査委員特別賞!!! 「この世界の片隅に」の作品世界を決定づけた声音の魅力を称えて だと。 ヨコハマ映画祭は本当に映画を愛する人たちの賞だから、日本アカデミー…

この世界の片隅に(5)

2回目は、さすがに少し冷静に見れた。それでも所々ヤバかったが。 池袋、487席満席で、上映後に監督の舞台挨拶があった。 監督はほんとうにすずさんが好きなんだなあというのが伝わってきた。 1回目は嗚咽を堪えているうちに何が何だか分からないまま終わ…

イマジネーションNo.9

「私はいつも真の栄誉をかくし持つ人間を書きたいと思っている」 (アンドレ・ジッド) もうこの2週間は必要時以外は『この世界の片隅に』とのん(能年玲奈)のことを考えることしかしていない気がするがそれでもいいような気がしている。 冒頭のジッドの言…

この世界の片隅に 備忘録

能年玲奈(のん)がすずの声優じゃなかったら『この世界の片隅に』という映画を観に行かなかったかもしれない。そうするとこんな映画体験をし損なったのかと思うとぞっとする。でものんが声優じゃなかったらここまでの凄い映画になっていなかったかもしれな…

NEW AGE

今日も『この世界の片隅に』を観に行こうかと思ったのだけど、近場の映画館が全部満席ぽくて、体調もいまいちなので断念。改めて後日行こう。 今年は、デビッド・ボウイが亡くなったり、プリンスが亡くなったり、モハメド・アリが亡くなったり、フィデル・カ…

断想

※キモいので能年玲奈(のん)のファン以外の人は読まないでください たとえばボクシングや将棋のような勝負の世界だと、強い者が頂点に立つという意味での正義はある。(物事をかなり単純化して言わせてもらえば)しかし芸能界とかアートの世界というところ…

この世界の片隅に(4)

「ユリイカ こうの史代特集号」と映画「この世界の片隅に」パンフレット購入。 読めば読むほど、この原作とアニメ作品の奥深さが分かってくる。 片渕須直監督は現役の航空史研究家でもあり、戦争中の軍事飛行機や軍港施設について専門誌に論文を執筆している…

なぜ能年玲奈を使わないのか?

くそかわいい「のん」こと能年玲奈が戻ってきた。 「ぐりぐりぐるみ」のときも生き生きしていたが、このイベントでも本当にいい表情をしていた。この人は、好きなことにとことんまで妥協しない、芯の強い人だ。 記事のタイトルは、クドカン先生への先走った…

この世界の片隅に(3)

※今回はネタバレ全開なので未見の方は要注意のこと この映画は今や口コミやSNSで火がついて大変なことになっているみたいだ。 まあそれだけの力を宿した作品であることは間違いないだろう。 こうの史代による原作漫画を読み、改めて思ったことなど。 この…

映画『聖の青春』(2)

大崎善生原作『聖の青春』を読んで感動し、専ら「観る将」ではあるが、プロ棋士の将棋にある程度の思い入れのあるファンとして、映画『聖の青春』は観なければならない作品であったし、映画の出来うんぬんよりも、この作品が今こうして立派な形で映画化され…

映画「聖の青春」

見てきた。 ノンフィクションの映画化を謳っているわりには事実関係をかなり、それも本質的な部分で改変しているのが気になった。 主演の松山ケンイチと東出昌大の熱演には敬意を表したい。 感想は改めて書こうと思う。

この世界の片隅に(2)

この映画を見に行くのにあまり気が進まなかったのは、あくまでも声優としての出演であり女優のん(能年玲奈)の復帰作として認めることに抵抗を感じていたことと、広島を舞台にした戦時中の作品なので(原作未読)観ているのが辛いことになるのが目に見えて…

この世界の片隅に

正直あまり気が進まなかったのだが(理由は後で書く)、仕事場から歩いていける場所で上映していたので『この世界の片隅に』という映画を観に行く。 案の定、最初から最後まで涙が止まらなくて困った。 いいオッサンがハンカチをずっと目に押し当てながら最…

枯葉

こうして人々は生きるためにこの都会へ集まって来るのだが、僕にはそれがここで死ぬためのように考えられる。 リルケ『マルテの手記』 「まだ絶望ではない」と大きな声で言ってみるのはいいことである。もう一度「まだ絶望ではない」と。 しかしそれが役に立…

「最後の一行を書き終えた日の午前5時、急に涙が溢れそしてそれは止まらなくなってしまった」

僕はそれに接すると無条件に涙腺が刺激されるものがいくつかあって、一つはベートーベンの第九交響曲、二つは宮沢賢治の童話、三つには村山聖に関するもの。 以下は将棋ペンクラブ会報2000年秋号、将棋ペンクラブ大賞受賞の大崎善生さんの「第12回将棋ペンク…

真実とか。

のんさん、ちょっと見ない間に、ずいぶん綺麗になったなあ。 干されている間にも、腐らずに自己鍛錬に励んでいたことが表情から伝わってくる。偉いな。 すっかり大人の女性だね。でも透明感は ♪今も昔もずっと同じままだよ 日本にはベルイマンみたいなゲージ…