INSTANT KARMA

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2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

イマジネーションNo.9

「私はいつも真の栄誉をかくし持つ人間を書きたいと思っている」 (アンドレ・ジッド) もうこの2週間は必要時以外は『この世界の片隅に』とのん(能年玲奈)のことを考えることしかしていない気がするがそれでもいいような気がしている。 冒頭のジッドの言…

この世界の片隅に 備忘録

能年玲奈(のん)がすずの声優じゃなかったら『この世界の片隅に』という映画を観に行かなかったかもしれない。そうするとこんな映画体験をし損なったのかと思うとぞっとする。でものんが声優じゃなかったらここまでの凄い映画になっていなかったかもしれな…

NEW AGE

今日も『この世界の片隅に』を観に行こうかと思ったのだけど、近場の映画館が全部満席ぽくて、体調もいまいちなので断念。改めて後日行こう。 今年は、デビッド・ボウイが亡くなったり、プリンスが亡くなったり、モハメド・アリが亡くなったり、フィデル・カ…

断想

※キモいので能年玲奈(のん)のファン以外の人は読まないでください たとえばボクシングや将棋のような勝負の世界だと、強い者が頂点に立つという意味での正義はある。(物事をかなり単純化して言わせてもらえば)しかし芸能界とかアートの世界というところ…

この世界の片隅に(4)

「ユリイカ こうの史代特集号」と映画「この世界の片隅に」パンフレット購入。 読めば読むほど、この原作とアニメ作品の奥深さが分かってくる。 片渕須直監督は現役の航空史研究家でもあり、戦争中の軍事飛行機や軍港施設について専門誌に論文を執筆している…

なぜ能年玲奈を使わないのか?

くそかわいい「のん」こと能年玲奈が戻ってきた。 「ぐりぐりぐるみ」のときも生き生きしていたが、このイベントでも本当にいい表情をしていた。この人は、好きなことにとことんまで妥協しない、芯の強い人だ。 記事のタイトルは、クドカン先生への先走った…

この世界の片隅に(3)

※今回はネタバレ全開なので未見の方は要注意のこと この映画は今や口コミやSNSで火がついて大変なことになっているみたいだ。 まあそれだけの力を宿した作品であることは間違いないだろう。 こうの史代による原作漫画を読み、改めて思ったことなど。 この…

映画『聖の青春』(2)

大崎善生原作『聖の青春』を読んで感動し、専ら「観る将」ではあるが、プロ棋士の将棋にある程度の思い入れのあるファンとして、映画『聖の青春』は観なければならない作品であったし、映画の出来うんぬんよりも、この作品が今こうして立派な形で映画化され…

映画「聖の青春」

見てきた。 ノンフィクションの映画化を謳っているわりには事実関係をかなり、それも本質的な部分で改変しているのが気になった。 主演の松山ケンイチと東出昌大の熱演には敬意を表したい。 感想は改めて書こうと思う。

この世界の片隅に(2)

この映画を見に行くのにあまり気が進まなかったのは、あくまでも声優としての出演であり女優のん(能年玲奈)の復帰作として認めることに抵抗を感じていたことと、広島を舞台にした戦時中の作品なので(原作未読)観ているのが辛いことになるのが目に見えて…

この世界の片隅に

正直あまり気が進まなかったのだが(理由は後で書く)、仕事場から歩いていける場所で上映していたので『この世界の片隅に』という映画を観に行く。 案の定、最初から最後まで涙が止まらなくて困った。 いいオッサンがハンカチをずっと目に押し当てながら最…

枯葉

こうして人々は生きるためにこの都会へ集まって来るのだが、僕にはそれがここで死ぬためのように考えられる。 リルケ『マルテの手記』 「まだ絶望ではない」と大きな声で言ってみるのはいいことである。もう一度「まだ絶望ではない」と。 しかしそれが役に立…

「最後の一行を書き終えた日の午前5時、急に涙が溢れそしてそれは止まらなくなってしまった」

僕はそれに接すると無条件に涙腺が刺激されるものがいくつかあって、一つはベートーベンの第九交響曲、二つは宮沢賢治の童話、三つには村山聖に関するもの。 以下は将棋ペンクラブ会報2000年秋号、将棋ペンクラブ大賞受賞の大崎善生さんの「第12回将棋ペンク…

真実とか。

のんさん、ちょっと見ない間に、ずいぶん綺麗になったなあ。 干されている間にも、腐らずに自己鍛錬に励んでいたことが表情から伝わってくる。偉いな。 すっかり大人の女性だね。でも透明感は ♪今も昔もずっと同じままだよ 日本にはベルイマンみたいなゲージ…

鯉をしたのは

転調するときのテンション・コードの使い方で、最も望ましいのは相手企業が求めるドレスコードを把握した服装をすることです。ただ、そうはいっても、なかなか成長産業のドレスコードを把握してドクターグリップを想定する余裕のよっちゃんはありませんが。…