エンタみちこ
2回目の『エンタの神様』は、「ベタでポップ」でありながら、危険な毒も密かに混入している、鳥居みゆきの真骨頂ともいうべきパフォーマンスだったと思う。
つかみの「悪霊退散〜!」はGETライブの方が迫力があったが、つづく「本」のネタはよかった。「助手」もそこはかとなくブラックでよい。「栗拾い」もほぼ完璧。
土台となる演技がしっかりしているから、まったく脈絡のない展開でも一本筋が通って見える。若くして芸人としての地肩の強さが半端でない。
そろそろネタ番組から脱却してもらいたいのだけど、今回のようなのがなんとか許容範囲だろうか。
しかし、うちの小1の息子にはピンとこないようで、そのあとの「ぱっぱら〜王子」の方がはるかにウケていた。ちなみに3歳の娘は毎日「ヒットエンドラ〜ン」を連呼している。