昨日の読売新聞に、小泉今日子が「あまちゃんを終えて」というなかなかいい文章を寄稿している。
「若者達が夢を持ちにくい時代なのだと何かで読んだ。
ひとりの大人として申し訳なく思う。
だから、最終回で、アキちゃんとユイちゃんがトンネルの向こうに見える光に向かって走り出した時、やっぱり私は泣いてしまった。
夢なんかなくても、夢に破れても、何者にもなれなかったとしても、若者はのびのびと元気でいて欲しい。
それだけで私達大人にとっては希望なのだから。
明るい光を目指して走り出す二人は美しくて、たくましくて、眩しかった。
さあ、あまロス症候群のみなさん!
老いも若きも二人に負けないように明るい光を目指してまた走り出しましょう!」
小泉今日子はSWITCHという雑誌(10月号)にも「アキと春子と私の青春」と題する「能年玲奈への手紙」を掲載していて、これもいい文章だ。