INSTANT KARMA

We All Shine On

「僕はこんな本を読んできた」なんて本を書ける人が羨ましい

坂本龍一の1970年代の作品を取り上げた3枚組CD。 東京藝術大学時代に作ったヴァイオリン・ソナタ弦楽四重奏曲、卒業制作の「反復と旋」などが聴けるのは興味深い。 富岡多恵子とのコラボ、役者からなる「ピラニア軍団」のプロデュース作品など、超レア曲の収録もあるが、最大の聴き物はDisk3の「ナスカの記憶(非夢の装置 或いは反共同体関数としての音楽)だろう。

この本でレーモン・ルーセルについて知った。巻末に坂本龍一との対談あり。

菊地成孔プロデュース。オリジナルもいいがスタンダードのカバーがいい。MJの「今夜はビートイット」のカバーすらあり。