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HERO、ホットロード

キムタク主演の人気作品、13年ぶりの続編ということで、フジテレビが社運を賭けていたドラマ『HERO』が初回視聴率26.5%と、今のテレビ番組としては驚異的な数字を出して話題になっている。

自分は前作も見ていなかったし、基本的に何の興味もないのだが、北川景子さんが注目のヒロインに抜擢とあっては、見ないわけにいかない。

結果が悪いとキャスト変更の北川さんのせいにされる可能性もあったので、ほっと一息だろう。

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次に、いよいよ8月中旬に公開される、能年玲奈主演の映画『ホットロード』。

あまちゃん』以来露出を控えてきた能年の満を持しての作品となるが、女優としてさらに成長した姿が見られるのか、注目が集まっている。

能年にしてみると、『ホットロード』の主演は、本音ではあまりやりたくない仕事だったのではないだろうか。ブログでもこの作品の撮影についてはまったくといっていいほど触れていなかったし(今年公開のもう一本の主演映画『海月姫』の撮影風景をよく語っていたのと対照的)、インタビューでもずいぶん役作りに悩んだと答えている。

それでも決まった仕事はきっちりやらないといけない。周囲の大きな期待もある。そういう部分で、本人にとってはけっこう辛い時期だったのではないか。

本音では逆らいながらも表面では従順に従うという状況は、能年のこの映画へのスタンスを表現している。

まとめると、『ホットロード』は、決して大成功というわけではないが、そこそこヒットする。でも能年本人としては心から満足できる作品というわけではない。