INSTANT KARMA

We All Shine On

幸福ってなんだっけ

ハチ:ようクマさん、どうよ?

クマ:どうよってなんだよ?

ハチ:のんさんの前事務所のレプロがまた世間を騒がせておるようだよ。

クマ:ふみカスこと女優の清水富美加(22)さんの「電撃出家引退」の件ね。

ハチ:現段階ではまだ本人のツイッター発言はないけど、「幸福の科学」が会見したようだね。

クマ:報道によると、「本人の希望、思想信条にかなっているとはいえない仕事が増えた中で、(所属事務所の)レプロさんの方から、突然、晴天のへきれきのように出家を希望したと見られる点がありましたが、出家には大変大きな伏線があったとご報告させていただきます」と説明。 「はっきり言って、芸能界にしばしば見られる奴隷契約、そうした雇用、就労関係があったのが大きな点だと思っている」と責任が事務所側にあると強調。

ハチ:給与体系や仕事の内容などで不満がたまっていたとか。

クマ:性的対象になるのが嫌で、事前に拒否していたにも関わらず、事務所から「もう決まっている」と水着DVDの仕事を入れられてしまったり、写真集でブルマースクール水着を着なければいけないのは、かなりのショックだったと話しているらしい。 ハチ:周囲には「死にたい」ともらし、心身に傷を負って、ドクターストップがかかったということらしいね。

クマ:出家先が「幸福の科学」ということで、カルト教団に洗脳されたとかいう見方もあるようだが、親が信者で事務所に入る前から入信していたらしいし、実際には酷い状況から抜け出すための「駆け込み寺」に近い存在だったんじゃないか。

ハチ:1月下旬に弁護士を通じて契約解除を求めたが、事務所の態度が強硬だったため、やむを得ずあのようなツイッターの個人アカウントを開設したということのようだ。

クマ:週明けには本人からのコメントもあるかもしれないが(すでに教団を通して自筆のコメントは公表されている)、現時点での情報を総合すると、 レプロ、またやっちまったな。 という感想しか出てこないね。

ハチ:「のん」の「あさイチ」での「バルス!」が利いてるのかもしれんな・・・ クマ:ホンマに呪文使えるのかもしれんね。ということで続報があれば更新します。

以下、会見全文。  

子どもの頃から熱心な当会の信者で、支部や祈願に参加し、仏法心理的価値観を子どもの頃から学ばれてきました。芸能活動でつらいことがあっても、元気や励ましを届けたいと頑張ってきました。しかし次第に主役級の役を与えられる中で、人道的な作品に出演したいという彼女の意思に反し、必ずしもそうものでない仕事が与えられてきました。  突然、青天のへきれきのように出家を希望したとみれる点がございましたので、出家には大きな伏線があったことをご報告させていただきます。  私ども、芸能界にしばしばみられる厳しい就労環境があったことが大きな点だと思っております。当初は歩合制であったものの、事務所は何もしてくれなかった。次第に稼ぐようになったら、事務所から月給制を持ち出された。お父様から事務所に、厳しいのではないかとお話ししたところ、仕事を干されたというのがありました。その中で清水さんは、仮面ライダーシリーズのオーディションに自分で申し込み役を射止めましたが、睡眠時間3時間で1カ月31日働いても、月給5万円、ボーナスは支給されなかったという環境で、仕事をやっておりました。嫌な仕事の典型は、水着のDVDであった。性的対象にされるのが嫌で事前に拒否していたにもかかわらず、「もう決まっている」と、無理に入れられてしまった。仕事を断ると干されるという恐怖の中で仕事をしていたと言っていました。意に沿わない仕事をして、切り売りされているようで、しばしば周囲に死にたいと、多いときには週1回、漏らすようになりました。マネジャーにも言うと「あまり言うと死んじゃうんじゃないかと思うので、もう言わないでほしい。死ぬという言い方はずるい」と言われました。自分の奥底に気持ちをため込むようになったそうです。  事務所側は、彼女の危機的状況に対して、真摯に対応してこなかったという状況であります。昨年秋に、今年公開になる暗い映画の撮影が続き、祈願を受けると言うことで何とかやってきました。その中で「女優 清水富美加の可能性 守護霊インタビュー」をきっかけに、長年おさえていた思いが吹き出した。これをきっかけに天命を確信して、出家を決意するに至ったのでございます。  弁護士に依頼し、迷惑をかけないよう今の仕事をどう整理していくのかという段階になったけれど、事務所に相談すると「せめて決まっている仕事はやってもらわなきゃならない」という、聞く耳を持たない強硬姿勢に出られました。それを見た清水さんは心身に大きな傷を受け、専門医の治療を受け、ドクターストップで仕事を休むという結論になりました。病名などは個人情報につき控えさせていただきます。SOSを役者さんがあげても、事務所側は仕事だからやるしかないと言うばかり。突然スケジュールの穴をあけたのではなく、整理したいのに、事務所がやれという一点張りだったために、このような事態になっています。診察した医師からは「生命の危険があります」と診断が出ています。働き続けて死を選んだ電通の社員の事例を思い出さずにはいられません。宗教上の緊急救済の必要があると考え、出家を認めるに至ったのであります。事務所側はその経緯を全く理解しようとしていない。「業界のルールに従わないとこの世界では生きていけない。どんなおかしなルールでも。契約上、事務所を辞めたら本名を自由に使えないというルールから逃げられなくて、毎日がギリギリの状態でした」と本人が申しております。  本人によると、そうした思いをしているのは自分だけではないと。若い役者たちは同じように死にたいと申していると。業界のあしき部分があるならば正していただきたいと、清水さん個人を越えて、芸能界が浄化されることを願っています。出家は、本人の魂の救済をすると同時に、本人が世俗と縁を絶ち、人の魂を救済する仕事に24時間するということ。宗教家清水富美加になります。法名が与えられました。名前は「千眼美子(せんげんよしこ)」千の眼で闇夜で苦しんでいる人を探し、千の眼で救う、千手千眼観音菩薩(ぼさつ)から来ています。  現在清水さんは非常に体調が不安定で危険な状態が続いております。今日も出席不可能。したがって今月で事務所との契約は解除。体調が回復したら宗教家としての活動に移って参ります。事務所との交渉内容の公開は差し控えさせていただきます。何人も思想の自由、幸福追求の権利が保障され、苦役が禁止されていることは、日本国憲法に保証されている。過密なスケジュール、本人が望まないキャラクター、人を食べる仕事も含まれております。事務所の仕事の振り方が不適切だったのではと思っています。事務所から振られたときに断れない状況の中で、よくもこんな仕事を当会の信者にさせたなと、個人的には思っています。皆様の温かいご理解を賜りたいと思います。