INSTANT KARMA

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ヒョリの民宿(4)

youtube:8EXKpQNaB_w

空港で老夫婦をピックアップしたサンスン

車中では気まずい沈黙

ペットボトルの水を渡す

「食事はまだですか?」「腹ペコよ」

「釣り出来る場所はある?」「聞いてみます」

一方民宿 庭のテーブル前のベンチに寝そべるヒョリと座るジウン

「サンスンはブサイクかイケメンのどっちと思う?」

爆笑するジウン「どちらかを選ばないといけないんですか?」

そのとき携帯が鳴る

門に誰かいる

その少し前 空港に三人組が到着しサンスンに電話していた

門が静かに開く

麦わら帽子姿の三人を見てジウンは好印象

ヒョリ「田舎から来たのかしら?」

IUを見てびっくりする三人

「ここの従業員です」

「兄弟姉妹?」「ソウルから来ました」

猫のスニーが出迎える

お土産を持参 結婚生活のためのセサミ・オイル

三兄弟に面接 姉二人に弟 「みんなかわいい」

ジウンがウェルカム・ドリンクを持っていく 駆け寄って手に取る三人

「いつまで?」「三泊四日です」「どの部屋を使おうか?」「老夫婦には2階のベッドを」

「カーテンをつけて1階にしましょう」

寝転んで猫と視線を合わせる弟 「うちにも二匹猫が」「野良とペルシャ」「だからスニーがあなたたちに近づいたのね」「他のゲストには近づかないのに」「予定は?」「ダイビングに」「タコを捕まえてタコ入りラーメンを作るつもりです」「店で買うことになるんじゃない?」「日が落ちる前に行った方がいい」

スンシムが弟に初めてお手をする 伏せも 「あなたが大好きなのよ」

スンシムは民宿のヒロイン ヒョリと一緒に写真 海岸をさまよっているところをヒョリに拾われた 処理される寸前だった ヒョリのそばを離れない

三兄弟が出発 「彼はかわいい」「今夜もにぎやかになりそう」

PM3:00 サンスン到着 犬が出迎え

ヒョリを見て奥さん「よく知ってるわ」

ソファーで面接 応募したのは義理の娘

ジウンを紹介「彼女もよく知ってるわ」「孫があなたを大好きなの」

まだ食事していないと聞いて、キムチを使ってランチを用意

フライパンにキムチを入れタコとご飯を混ぜる

サンスンが2階の部屋を案内

「冷蔵庫はどこに?」

大量の食材を持ってきている マッコリ用

キムチチャーハンを食卓で食べる二人

スタッフ三人ともピンクのシャツを着ていることに気づく

老夫婦は車がない 庭でスタッフ・ミーティング

「車で送迎しよう」「自分の親にもそこまでしない」「できるだけのことはしよう」

釣りの予約をするサンスン タクシーで移動してもらうことに

ジウン「三兄弟はとてもかわいい」

三兄弟がダイビング・スクールで泳ぐ様子(BGM Red Vevet)

民宿で老夫婦と過ごすスタッフ 夫とサンスン(無言) 妻はキッチンでヒョリと

庭を散策する老夫婦 タンポポを探している

庭の紹介

花輪を作る夫婦

スタッフは洗濯と掃除

疲れ切ってスタジオで横になるヒョリ

ジウンは外で座って昼寝

サンスンに勧められてスタジオのヒョリの横で眠る

サンスンは眠らず米の準備ができたことを奥さんに告げる

奥さんがマッコリの下準備(「We Are The Champions」クイーン)

5日後にできる

目が覚めたヒョリ ジウンを起こさないように外に出るがジウンも目を覚ます

PM5:00

外で座っているゲストのおじいさんに声をかける 犬猫がついてくる

寝ぼけてフラフラしているジウン

PM5:30

洗濯物の取り込み 「私の下着をカメラの前で畳まないでくれる?」「どこにでもカメラがあるから」「それもそうね」

海の上を走る船 探検隊がトラックに乗り込む

西海岸の火山跡を探検 世界遺産の光景

PM6:00 犬の散歩 ヒョリとジウンで 車で出発

「彼らは2階でテレビを見てるわ」「テレビは孤独に暮らす人の友達」

日没 「なにもかも完璧ですね」「海が見えるでしょう?」

ジウンに海を見せたかったヒョリ

「海にはよく?」「ええ、ここにはよく来るわ」「家からほんの10分か20分でこの光景が見れる」

海岸を犬と散歩 サンシムに引っ張られるジウン

ジウンの歩き方の真似をするヒョリ

ヒョリに呼びかける落書きの前で撮影

秘密の場所から美しい日没を眺める

「向こうにはGドラゴンの経営するカフェが見える」

「初めてサンスンと済州島に来た時、二人で靴下を脱いでビーチを歩いた」

「彼はバイク事故で腕を折っていたから、デートの前に私が靴下をはかせてあげた」

「そのときに恋が芽生えた気がする」「この日没の眺めを見ながら」

「誰かと恋に落ちたかったら、ここに連れてくればいい」

「結婚してから、最初の頃のデートが懐かしくないですか?」

「そうね」「もうあんなふうに感じることはないと思うと少し寂しい」

「結婚するときに一番心配したのは、私が浮気するんじゃないかってこと」

「私は移り気だから」

「でもこの6年間、一度もそんな気は起きなかった」

「だから、そういうことを超えた人と会う必要がある」

「浮気する気が起きないような人と」「そういう人は必ずいる」

「でも誰にとってもいるとは限らないですよね」

「そうね、でも待っていれば必ず現れる」

「いい人を見つけようと必死になっていると、現れない」

「自分がよい人間になろうとただ努力しているときにだけ、よい人が現れる」

「だからたくさん旅をして、たくさん本を読んで、たくさん経験すること」

「そうすれば、何がよいものか分かるようになる」

「そうすれば、よい人が現れた時、それに気づくことができる」

(ヒョリはこのことを25歳のジウンに伝えたかった)

「日没を眺める少女の横顔」写真を撮りながら「カラオケのビデオみたい」

サンスンに送る

サンスンは老人と一緒にテレビを見ている

無言で太陽が水平線に沈んでいくのを眺める二人

「ゲストにもこの場所を教えてあげないと」

三兄弟も別の場所からこの日没を眺めていた

探検隊も違う場所で同じ時間に同じ太陽を眺めていた

「お父さんにこの写真を送ってあげよう」という姉

ヒョリ「どうして太陽はこんなに早く沈むのかしら?」「もっと見ていたいのに」

「こういう場所に来て、お茶を飲んで、こういう場所に住むのは素敵なことじゃない?」

「あくせくすることもなく」

「こんな風に毎日を生きれば、物の見方が完全に変わってしまうと思う」

「それで、私はお腹が空いてきました」

「また?」

「今日は昼寝をして、そんなに働いてないよね?」

「ヒョリさんが寝ている間にライス・ケーキも食べたんです」

「でも、どうしてこんなにお腹が空くのか・・・」

「健康になっている証拠よ、もっと食べた方がいい」

「そうかもしれません、健康になるためかも」

「戻って、食べましょう」

「今日の夕食は何ですか?」

豆腐シチューをゲストが料理

サンスンが味見

タンポポも使って

まだ海岸にいる二人

「さっきここに座っているとき、本当に恋に落ちたいと思いました」

「そうでしょう?」

「ここに刺身とお酒があったら素敵じゃない?」

「ここで食べて帰る?」「サンスンが待っているから、帰りましょう」

帰りの車の中

「何か聞きたいのある?」

「サンスンからメッセージが来て、夕食の準備ができたから待っていると」

「じゃあ早く帰らないと」(笑い)「先に食べてと伝えて」「すぐ帰るから」

ヒョリが歌手ピルソンと電話

「今夜来るって」

「昔は芸能人の友人がいなかった」「番組で、友人に電話するようなのがたくさんあったけど」「本当は電話する人は誰もいなかった」「同じ業界にいる人とは本当に親しくなれなかった」「誰の間にも嫉妬みたいなのが常にあった」「私は嫉妬していたし他の人も私を嫉妬していた」

「あなたの最新作で一番好きな曲は?」

「『夜の手紙』です」

「自分で書いたの?」

「作詞だけ」

車で流す

「いいわね」「夜に聞くには最高の曲ね!」

「歌詞もあなたの声にとてもよく合ってる」

「誰を想って書いたの?」(笑い)

まだテレビを見ている老人 サムシクが現れる

「太りすぎだな」「妊娠してるのか?」老人になつくサムシク

PM8:00

二人と同じタイミングで帰宅した三兄弟

「タコ以外にたくさん獲ってきました」

嬉しそうにヒョリに見せる弟

「手が冷たいじゃない」「着替えて温まって」

サムスンと初対面

夕食の準備完了

 スタッフと老夫婦が食卓で舌鼓をうつ

 今の若い人は料理を学ぶ時間がない

 食べ終わると再び2階のテレビの前へ

獲ってきた魚をどう料理するか知らない三兄弟

老婦人がキッチンに現れる

食卓で皮むきをする弟

済州島に来たのは初めて」

明日のタクシーの予約

ピルソンからの電話

車で到着したピルソンをスタジオに迎え入れるサンスンとジウン

海鮮ラーメンを食卓に運ぶヒョリ

年上の姉から順番に食べると説明する弟

ヒョリは先に食べた後だが、ラーメンにもつきあう

「思ったよりおいしい」

「私とIUどっち? 正直に言って」

スタジオでIUがピルソンとさしのみ

「ここに来る前あなたの曲をたくさん聞いてました」

「あなたのレコードをたくさん持ってます」

ヒョリも加わる

「ジウンはあなたの大ファンで」

「知ってるわ」

2階で老夫婦の前で寝そべるサムシク 老人になつく

長女がキッチンの片づけ

PM10:00

老夫婦が就寝 サムソンが窓を閉めて部屋をチェック

ピルソンたちは庭で焚火に当たる

弟が喜んで飛んでくる

姉二人も加わる

持ってきた魚(筋子)を皆に配るピルソン

ヒョリ「ここに来てどう?」

弟「三人で旅行するのは初めてなんです」

「母を亡くしてから、旅行したことがなかったので」

済州島はまるでハワイのようです」

PM10:30 探検隊帰宅 チキンを買ってきた

PM11:00 IUとピルソンが帰宅

今日のことを日記に書くジウン

夫婦の布団は犬たちが占領

「あなたはそこに座って瞑想してて」

「オッパ、会話しましょう」

「今日は話す時間がなかったし」

「電気を消してからね」

「オッパ、辛い思いをさせてごめんね」

「大丈夫だよ」

「じゃあ、明日は仕事を全部やってくれる?」

「丁重にお断りするよ」

「大丈夫だって言ったじゃない」

「ああ、でも断るよ」

「ハニー、こっちに来ない?」

「隙間はあるの?」

「あんまりないけど、大丈夫」

「ほらおいで、クアナがどいたよ」

「どうしてそんなに来いと言うの?」

「ハニー」「僕たちは夫婦だ」

「カメラは暗いところでも映ると思う?」

「暗視カメラなのかな?」

(番組:そうです)

「じゃあキスもできないの?」

「どうして、夫婦がキスをするのは違法なのかな?」(笑い)

「ハニー、じゃあキスする?久しぶりね!」

中略

「本当にお疲れ様」

「君がわかってくれてうれしいよ」

本当におやすなさい

(第三話終わり)