INSTANT KARMA

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伊達にテキトーじゃねえよ

今日の「らじかる」での鳥居みゆきによる高田純次インタビュー(?)は、興味深かった(面白かった、と言っているのではない)。

“日本一のテキトー男”こと高田純次と、“らじかる一のテキトー女”こと鳥居みゆきのやりとりは、概略以下の通り。

 

(「マサコの妄想夢芝居」が終わった後で)

高田「ふむふむ。やっぱりキレイな顔してるからね。普通じゃつまんないからね。ちゃんと考えてるね」

鳥居「ところで、今日は・・・(何か話しかけながらボケようとする)」

高田「あなた、劇団出身なの?」

鳥居「(一瞬戸惑いながら)・・・はい、そうなんです」

高田「ほう・・・」

鳥居「ところで・・・(何か話しかけながらボケようとする」

高田「あなた、血液型は?」

鳥居「O型です」

高田「ああそう」(といってそっぽを向いてしまう)

鳥居「ところで、この映画の見所は・・・」

高田「あなた、結婚してるの?」

鳥居「はい、去年の3月に」

高田「別にいつ結婚したかはどうでもいいんだけどね」

鳥居「はぁ・・・」

(高田、そっぽを向く)

鳥居「じゃあ、ありがとうございました、フフフ〜」

高田(真顔で)「みなさん、この映画、よろしくお願いします」

 

このようにして、鳥居みゆきは封殺されたわけである。

僕は、これを高田純次の悪意とは取らない。彼は、身をもって鳥居に教えようとしたのだと思う。すなわち、「おまえの芸風じゃ、これからもこんなことになるよ」と。

高田純次も、ある意味、テキトーで支離滅裂な言動を芸風にしているところがあるだけに、鳥居の芸の危うさに、彼なりの警鐘を発したのだと思う。

今になって思えば、ビートたけしのあの黙殺も、高田とは違う形での警告だったのかもしれない。頭のいい鳥居みゆきは、とうに気づいて、日々葛藤しているのかもしれない。近々、テレビで「米のよしだ」を披露するそうだから、新たな展開が見れるかもしれない。