CSで映画『グッモー・エビアン!』をやっていたので録画して見る。
能年玲奈が『カラスの親指』と『あまちゃん』の間に撮った作品ということになる。
詳しく論じるようなタイプの映画ではないので感想もあまりないのだが、能年玲奈の演技はやはり目を引くものがあった。
緩急のつけ具合、陽と陰のコントラストが効いていて、能年玲奈だという目で見なくても印象に残る。全体の印象としてはとてもかわいい。
主演の三吉彩花もなかなかいいと思ったが、表情の豊かさという点でどうしても能年玲奈と対比してみてしまう。
二人がドーナッツを食べながら喧嘩してしまい、別れた後で能年玲奈が独りで泣く場面があって、それと『ホットロード』の演技を見比べると、クオリティが確実に上昇しているのが分かる。
彼女が大人の女性を演じるべき時期が来て、どんな演技を見せるのかに思わず思いを馳せた。