砂山の 砂に腹這い 初恋の いたみを 遠く思い出ずる日
以前このブログかどこかに書いたような気がするが、自分が物心ついて最初に自覚的に好きになった女優というのは、長谷川真弓さんだった。
長谷川真弓といっても、知らない人の方が多いだろう。 子役としていろんなドラマに出演していて、自分が見たのは、NHKの連続ドラマ『太陽の子』(灰谷健次郎原作)での主人公「ふうちゃん」役で、完全にやられてしまった。
『太陽の子』は原作の小説も読んでいて、主人公の「ふうちゃん」を好きになった。
普通、原作が好きでドラマ化されると幻滅するものだが、長谷川真弓の「ふうちゃん」は自分のイメージの斜め上を行っていて、子供心に感動していつもドラマを見ながら胸がどきどきした。
当時小学校6年生で、自分と同い年だったと後になって知った。
その後、出演作品を追いかけてはいたが、今ひとつぱっとした作品がなくて、10年も後になって『予備校ブギ』(主題歌が確かフリッパーズ・ギターだった)というドラマに出たときに久しぶりに見れて嬉しかったのが印象に残ったが、もう子役ではなかった。
今ではもう二児の母親として、テレビなんかにも出て活躍を続けている。
なんでいきなりこんなことを書いたかと言うと、今放送中のドラマ『ごめんね青春!』に出ている生徒会長役の黒島結菜を見て長谷川真弓さんのことを思い出したから。 なぜ自分が彼女に惹かれるのかと考えたら長谷川さんに似ていることに気づいた。そっくりというわけではないが、佇まいがなんとなく似ていて、要するにタイプなんですね。 すみません。以上です。