INSTANT KARMA

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ハイタッチ10

『社交辞令でハイタッチ第10回』を改めて見直してみた。

 

個人的に興味深かったところだけ。

 

・ 単独の話をする鳥居ちゃんは終始嬉しそうで、劇団員が舞台を終えた後の充実感みたいなものが伝わってきた。口には出さないけれど、あれだけのものができたのは本人にとっても満足だったんだろうな。ハイタッチを見ながら幸せオーラを感じたのは初めてかも。

 

・ ハッピーターンとか歌舞伎揚げとかあれだけ言ってると会社がくれるんだね。芸人にとってはオイシイ話かもしれない。次はガルボか。ひょっとしてヴィヴィアンからもなんかもらってる?

 

・ さんまとの絡み等で自信をつけたのか、若手芸人へのダメ出しや他の芸人批判らしきものも飛び出した。あまりそこを強調するとまたストップをかけられるかもしれないのでこれ以上はノーコメント。さんまへの面従腹背ジェスチャーとか、際どさを追求して決してへこたれない腰の据わり方に惚れる。

 

・ 「もっとサミろうよ!」のオウム返しパターンは新鮮だった。表情とか絶妙。「サミットといえば芸者、フジヤマ」とか「警察=国家権力の犬!」とか、こういうのが矢継ぎ早に出てくるなんて性根座ってるなあ。

 

・ 後半の鳥居発案によるなぞかけのコーナー。あらかじめ考えてきたのとその場で考えたのとの落差が激しい? と思いきや、即興でつくったと思しき最後の三つは出色だと思う。

 

蚊取り線香 舞台が終わった後の歌舞伎役者 かおおとします

 

浴衣を着てる彼女をつれている男 若手芸人 帯を取りたがる 

 

そうめん 藤井を相手にしている鳥居みゆき 流しがうまい

 

 謎かけを考えてる時の顔もよかった。女優もいいけど、そのうち落語にも挑戦してみてはどうですか。