INSTANT KARMA

We All Shine On

夜にはずっと深い夜を

この横顔美しすぎ。

 

このところ鳥居ちゃんについて目配りがきかなくなっていて,久々にファンサイト等を覗いたら,新しい動きがあったようなので,思うところを少し。

まず,8月6日に鳥居みゆき初の短編小説集『夜にはずっと深い夜を』幻冬舎から出版されるというニュース。

これは,待ちに待ったというべきでしょう。 「毒デンパ」や読売の連載などで,その文才の一端は既に明らかになっているものの,いよいよ本格的な文筆業デビューということで,期待は大きい。一行一行集中しきって読んでやろう,と思う。

次に,ヤフー動画との統合に伴って,GyaOジョッキーが、2009年8月28日(金)をもって生放送を終了することが決まった。 したがって,生放送の「社交辞令でハイタッチ」は8月をもって終了ということになる。

「ハイタッチ」はこれまでの鳥居みゆきを語る上で欠かせない番組であって,地上波への進出が増える一方で,「ハイタッチ」でカルト芸人としてのバランスを取っていた面もあったと思う。 しかし,正直,最近はマンネリ感が否めず,僕自身フォローする気がなくなってきていた(7月放送分はいまだに見ていない)。

鳥居みゆき自身にとっても,もはや「ハイタッチ」という場は不可欠なものではなくなってきているような気がする。この番組の最大の特徴といえる生放送のハプニング性を抜いたら,ますますその存在意義は薄い。 だから,これを機に,「ハイタッチ」から卒業というのも,個人的にはありだと思う。

彼女は,当然ながら,お茶の間でゴールデンタイムに万人受けするコントを生産していくタイプの芸人ではないし,その世界観はコントやお笑いの枠にすら収まりきらないものを持っている。 トータルな表現者としての鳥居みゆきは,さらに色んな分野で魅力を発揮していくに違いない。 再び鳥居みゆきから目が離せなくなりそうだ。