INSTANT KARMA

We All Shine On

Candle in June

キャンドル・ジュン氏の記者会見というのを「街録ch」のノーカット配信で観た。

(リアルタイム直後に見たのだが、気が付いた限り数か所音声が消えているところがあった。そこは何かの配慮で意図的に消したのだろうか。別にいいんだけど。)

2時間近くに及ぶ会見だがなんと全文をアップしている気骨あるメディアもあるようだ。

以前に街録chのインタビューで見た時の印象と同じ、淡々と冷静な口調で、それでも胸の奥に熱い思いを感じさせる誠実そうな語り口につい引き込まれた。

「質疑応答時に質問者を横に座らせる」というスタイルもユニークで、今後これに倣う人も出てくるのではないか、と思った。

キャンドルジュン氏は知的で己の考えに誠実で、多数のメディアを前に己の信念を臆することなく語ることのできる熱いハートと強い胆力をもった男性であることは確かだ。ここまでのことができる人は滅多にはいない。

一方で、広末涼子のような他人を引き付ける華を備え、極めて豊かな感受性をもつ女性が、彼のような強靭なメンタルの男性とずっと一緒に暮らすのは、厳しいこともあるのだろうと想像される。

だがそこは他人の夫婦の話であり首を突っ込んでも仕方がない。

真面目に考えないといけないのは、夫婦の諍いが無責任なメディアを巻き込んでしまっために犠牲になった家族(子供たち)のことだろう。

キャンドルジュン氏が一番訴えたかったのはそのことだったのではないか。

この会見全体、とりわけ前半部分は、彼は子供たち(特に将来それを見るだろう幼い子供たち)に遺すために語っていたような気がした。

ちょっと時間がきたのでここまで。