INSTANT KARMA

We All Shine On

菊地成孔年譜(暫定)6(2011~2013)

※活動内容が多岐に渡りすぎる為、判明した極一部の活動に絞って記載

 

2011年(平成23年)48歳

1月 ブルーノート東京と年間契約(年度8公演全2セット制)

   quasimode「Magic Ensemble」参加(「Cosmic Eyes」)

   「JAZZ JAPAN Vol.6」表紙&インタビュー

1.6 東京スカパラダイスオーケストラ(新宿文化センター)ゲスト

1.11 東京スカパラダイスオーケストラ神戸国際会館こくさいホール)ゲスト

1.12 ケン・イシイのアルバムに参加

1.15 濵瀬元彦 THE ELF ENSEMBLE 渋谷JZ Brat

1.16 「ナイト・ダイアローグ・ウィズ」カヒミ・カリイ

1.21 東京スカパラダイスオーケストラ山形市民会館)ゲスト

1.22 慶應義塾大学アートセンター油井正一アーカイブ開設記念公開講座

1.23 TBSラジオ 文化系トークラジオLife に生出演

1.27 ジャズドミューン「激動の七二年」

1.29 相対性理論「正しい相対性理論」のリミックス作業

2月 「ブルータス」~“桑田のココロ”菊地成孔×大谷能生が桑田を読み解く~

2.1 東京外語大学で授業

2.8 東京外語大学で講演

2.11 “座・高円寺”でドキュメンタリーフェスティバルに出演

   「ミンガス Charlie Mingus1968」を上映

2.19 ペペ・トルメント・アスカラール 新宿文化センター大ホール

2.20 DCPRG 新宿文化センター大ホール

2.24 「菊地成孔 大谷能生の憂鬱と官能を教えた学校TV」(全12回)最終回の収録

2.25 坪口昌恭2Days at 新宿PIT INN

3月 4月よりTBSラジオのレギュラー番組開始決定

4月よりラジオのレギュラー番組を持つ事となりました’(1時間。AM)。何を喋っても、何をプレイしても良い番組ですので、まあ、いつもの調子で音楽と言葉をお届けしようと思います。お暇な方におかれましてはお楽しみに(節電時間帯に毎回ひっかかって、結局一回もオンエアされなかったりして・笑・その場合は録音して街宣車に積み、東京中を流して周り、逮捕されたいと思います→パードン木村さんと)

3.4 TFM「Tokyo Midtown presents The Lifestyle MUSEUM」ピーターバラカン

3.5 倉地久美夫を追った冨永昌敬初の音楽ドキュメンタリー「庭にお願い」公開トークイベント出演(池袋シネマ・ロサ

3.12 この日開催予定のイベント「HOT HOUSE」東日本大震災のため中止決定

3.14 3.17に開催予定の『LAFORET SOUND MUSEUM 2011』(花と水)中止決定

3.19 富山でDCPRGライブ(対バン予定のリトルクリーチャーズは公演中止)

3.20 DCPRG 新宿ピットイン

3.28 ナオミ&ゴロー&菊地成孔のレコーディングリハ

ワタシ、大きめの余震の時、カフェにいたのですが、うわーとかきゃーとかいう客達の中、隣に座っていたキャバクラ嬢とお見かけする女性が、揺りかごのようにユッサユッサ揺れながら求人広告雑誌を熟読しておりまして、彼女のキャフェオウレがこぼれそうに成るのですが、これがまた神の采配、こぼれそうでこぼれない訳です。一方、きゃーきゃーと騒いでいた中年女性のクロワッサンダマンドが床にポーンと放り投げられ、揺れが収まってから凄い早さで周囲を確認し、ささっとテーブルに乗せ直したりし、何れにせよ市民のしたたかさ。という最強の物を見た思いです。帝都復興院(時節柄にわかにフォーカスされ始めましたが、ワタシが以前書いた「戦前や復興に関するおすすめの書籍」のうち、一冊は十川信二について書かれた物です)の偉業も、市民のしたたかさに支えられたのである。

4月 「文藝別冊・吾妻ひでお」(河出書房新社)に「パリは萌えているか?」寄稿

4.6 ペペ・トルメント・アスカラール・ウィズ林正子による「エリザベス・テーラー追悼コンサート」(ブルーノート東京

総てのメッセージは音楽に託してありますので、改めて申し述べる事はありません。とにかく我々は、いつもの通りの楽曲を、いつもの通りに演奏する事を心がけました。そのことが伝われば。と思います。我々は王侯の身ではない。誇り高き市民なのです。生活を、個々人が可能な限り豊かに、変わりなく繰り返して行く、こうした状況下での市民としての最大の努めは、そこにあります。いつか来るこの日の為に、日々の暮らしが、精神的に、美的に、宗教的に、科学的に、もうとっくに備えてある。あらゆる事が、実は最初から備えになっている。このことの豊かさが総ての市民に問われています。どんなに窮しても、どこまでシリアスになってもエレガンスである事、ユーモラスである事、キュートである事、セクシーである事、勇敢である事、混迷の現代に於いて、響きと音色とリズムと歌詞以外に、ワタシに信ずる物があるのならば、そうした事だけです。

4.11 濱瀬元彦THE ELF EMSEMBLE(渋谷JZブラッド)

4.17  TBSラジオ菊地成孔の粋な夜電波」第1回オンエア

4.22 quasimode東京公演ゲスト(渋谷www)

5.3  NHK-FM「今日は一日“タンゴ三昧”」ゲスト出演

5.4  ゴダール特集トークイベント(オーディトリウム渋谷)

5.5  ダブセクステット ブルーノート東京

5.6  ペペトルメント・アスカラールfeautカヒミ・カリィ/林正子 BN東京

5.13 『NARUYOSHI KIKUCHI PRESENTS "HOT HOUSE"PreParty』(青山/CAY) 

5.20 藤本敦夫feat.菊地成孔~ポリ・グルーヴ・ジャム~(代官山「晴れたら空に豆まいて」)

5.31 ジャズドミューン「横浜から来た赤いラッパー」

6.4 「日本でジャズをするということ――南博と菊地成孔の対話」池袋コミュニティカレッジ

6.4  J-WAVE「OTOAJITO」

6.6 DCPRG  “ALTER WAR &POLYPHONIC PEACE”(リキッドルーム)アートリンゼイ

6.14 新公式HP「菊地成孔第三インターネット/naruyoshi kikuchi INTERNET TROISIEME」がオープン

6.18 濱瀬元彦THE ELFアンサンブルのライブ モーションブルーヨコハマ

6.26 「粋な夜電波」キラースメルス特集

   ブログ記事「女性編集者は狂うのか(同時多発)」

   マトグロッソの連載が無断で打ち切りにあっていた件と「GINZA」に特別エッセイ掲載の告知が無断でされていた件

6.28 パードン木村中原昌也と六本木でライブ

7.3 TBSラジオ爆笑問題の日曜サンデー

7.8 NHKBS「地球テレビ エル・ムンド

7.9 「HOT HOUSE 日本橋」(ゲスト瀬川昌久

7.10 東京文学サロン月曜会読書会

7.13 naomi&goro&菊地成孔「calendula」

7.27 DCPRGが老舗レーベル「impuls! records」と契約したことを発表

   アジアのミュージシャンとして初

7.30 DCPRGFUJIROCK FESTIVAL'11」

7.31 DCPRG GAP(golden after play) 恵比寿リキッドルーム

8月 ナタリーに掲載された山下達郎に関する論考に反響

  「M/D」文庫化(8月上巻、9月下巻)

  ユニバーサルミュージツクによるDCPRG特設サイトがオープン

8.4 ダブセクステット札幌シティジャズ 

8.9 文化放送ラジオ「吉田照美 ソコダイジナトコ」ゴロー&菊地成孔

8.21 甲斐田祐輔監督作品「砂の影」上映+トークイベント@COFFEE&EAT INN toki

8.23 ダブセクステット“New Mode&Violence2011” モーション・ブルー・ヨコハマ

8.24 同上 名古屋ブルーノート

8.25 同上 ビルボードライブ大阪

8.26 同上 ブルーノート東京

8.27 「タケオ ダウン症ドラマーの物語」に関し製作者常田高志とメールやり取り

9.2 DCPRG東京ジャズ リッチー・フローレス

9.4 HOT HOUSE青山(青山/CAY)

9.4 『calendula』リリース記念~ Music & Talk Session ~(スパイラルホール)

9.7 類家心平4Piece Band“sector b”(菊地プロデュース)リリース

9.9 「TAKUYA Birthday Live 2011」(赤坂BLITZ

9.10 J-WAVE「MODAISTA」生出演

9.18 キラースメルスライブ(赤坂サカス)

9.19 人間ドックで右の耳が高域難聴であると発覚したことをブログで公表

9.21 DCPRG「ALTER WAR IN TOKYO」(6.6リキッドルームのライブ盤)

9.23 映画批評家大久保清朗との間で交わしたメール公開

9.25 NHK総合NHKアーカイブス」(「疾走する帝王~マイルス・デイビス 菊地成孔のジャズ講座」と「マイルス・ディビス・イン・トーキョー1973」)出演 

9.28 NHKFM小西康陽 これからの人生」アカペラ特集

9.30 “Alter War In Tokyo DCPRG 2010/10/09 ~2011/6/06 ライブドキュメント ”上映

   (ユナイテッドシネマ豊洲

9月末 ピットイン3デイズ(山下洋輔大友良英五十嵐一生・類家心平)

10月 ローリングストーン日本版11月号で「少女時代」の音楽的な魅力について語る

10.7 TBSラジオ「粋な夜電波」が毎週金曜夜8時~10時の生放送になる

10.9 DCPRG「ALTER WAR IN TOKYO」リリース記念イベント(リキッドルーム

10.14 「粋な夜電波」で「ビートルズにたかったジャズミュージシャン達」特集

10.17 類家心平4ピースバンド「sector b」リリパ

10.18 『ニッポン語の革命家たちの、文体レッスン。』川勝正幸トーク

10.19 ジャズドミューン「ビートルズ以前の世界」

10.21  「粋な夜電波」で兄で作家の菊地秀行をゲストに招きトーク

10.23 BOSSA AOYAMA2011トークイベント 伊藤ゴロー

10.24 ローソンジャズウィーク2011東京スカパラダイスオーケストラ Special guest 菊地成孔森ノ宮ピロティホール

11.3 菊地成孔と南博「花と水」空間演出 東信(ラフォーレ原宿

   3月に中止になった公演の振替公演

11.6 個人事務所(「ビュロー菊地」)設立を発表

いきなりですがこの度ワタクシ、個人事務所を立ち上げ、マネージャーの長沼と二人でビジネスをやってゆく事と成りました。…ワタシが個人事務所を立ち上げるのは初めてでして、二番目に大変だったのが実際に事務所の部屋を借り(新宿です。というかまあ、この部屋と近所ですね・笑・ものすごく)、荷物等々を運んで、そこを事務所にして行く事でしたが(というか、まだその作業継続中ですけれども)、一番大変だったのは名称の決定です。…ギリギリで落ちた、所謂「B案」は<株式会社グレート・アイデア>でした。硬軟併せ持つイメージの、凄い良い名前だと思ったんですが、途中で「グレート・インディア」のパロディだと思われる可能性がある事に気づき(笑)、これはマズいと緊急却下になったという顛末です。カレーだからマズい筈はないのですが。

11.14 来年からの「ダブ・セプテット」結成を公表

11.15 クインテットライブ・ダブ(JZ Brat Sound of Tokyo)

11.19 TBSラジオ菊地成孔の粋な夜電波>プレゼンツ「初期少女時代とKARAの比較分析によるポップ・アナリーゼ講座」 @ 原宿Vacant

11.21 ダブセクステット ブルーノート東京

11.30 JUJU「DELICIOUS」発売(11.Ev'ry Time We Say GoodbyeにSAXで参加)

12.6 DCPRG ブルーノート東京

12.7~9 ブルーノート東京でのキップ・ハンラハンアメリカンクラーべ「ビューティフル・スカーズ・バンド」の3デイズ公演をプロデュース

12.27 「HOT HOUSE」日本橋アフタークリスマス

 

2012年(平成24年)49歳

1月 「ジャズ批評」座談会「映画とミュージシャンの関わり」菊地成孔×大谷能生

    「JAZZDOMMUNE (DOMMUNE BOOKS 0008) 」(メディア総合研究所)

1.14 THE ELF(青山CAY

1.22 倉地久美男トリオ(六本木スーパーデラックス)

1.26 藤本敦夫&菊地成孔(代官山 晴れたら空に豆撒いて)

1.31 川勝正幸逝去。

午後いちで報を受け、誤報だと信じて事実確認をしていたのですが、さきほど間違いないと解り、キーパンチしています。言葉を失っています。あの野郎が言葉を失ったぐらいだから。という風に御解釈頂ければ、と思います。今週の「粋な夜電波」を川勝さんに捧げます。

2.3 「菊地成孔の粋な夜電波」で川勝正幸追悼。

2.15 渋谷慶一郎feat.太田莉菜サクリファイス」発売(作詞)

2.23  青山・イーストワークスで松山晋也から「ミュージックマガジン」特集用のインタビューを受ける(「めかくしプレイ」のスタイル)

3月 ビュロー菊地レーベル第一弾「キラー・スメルズ タラード1&2」(通販のみ)

  「LUPIN the Third 峰不二子という女」PV

  「KAMINOGE vol.4」表紙を飾る

  「ミュージックマガジン4月号」特集菊地成孔

  「ポスト非リア充時代のための吾妻ひでお」(河出書房新社)監修

3.23 ミュージックマガジンから撤退します」をブログに発表

3.23 DCPRG [NO MUSIC,NO LIFE. メイキング]

youtu.be

3.28 DCPRG 「Second Report From Iron Mountain USA」 ユニバーサルミュージック

3.30 HOT HOUSE 青山アンダーグラウンド

4.4 菊地成孔(DCPRG) トーク&サイン会 タワーレコード新宿店 

4.8 TBSラジオ「粋な夜電波」が毎週日曜夜6時半~8時の放送になる

4.12 DCPRG+SIMI LAB+KILLER SMELLS 新木場スタジオコースト

4.22 桐光学園高校で中高生を相手に授業

   ケンイシイの「メトロポリタン・フィルハーモニック・フォーミュラス」初ライブにゲスト出演(スタジオコースト

5月 格闘技専門誌「KAMINOGE Vol.6」で前田日明と対談

5.6 "Mood for Swing 2013"(サラヴァ東京)でシークレットゲストとして3曲演奏

5.7 DOMMUNE 「GOLDEN SEVEN/第一夜」
新宿花園ゴールデン街一番街 

5.8 ダブセクステット ブルーノート東京

6月 「Dropkick」で大槻ケンヂと対談

   「少女時代"GINIE"は何故いい曲なのか?」有料配信

   相倉久人と対談(「至高の日本ジャズ全史」集英社新書に収録)

6.22 吾妻ひでおトークイベント(西武池袋本店別館8階池袋コミュニティ・カレッジ コミカレホール)

7.13 TBSテレビ「有吉ジャポン」

出演を執拗にプッシュして来たTBSの番組スタッフ(台本の紹介部分に「ラジオでは過激な発言で物議を醸し出す」と書いてあったので「そんな事して無いので消して下さい」といったら、本番直前に「<歯に衣着せない発言で注目の>に変えさせて下さい。お願いします!お願いします!パンチが無いんで!お願いします!」とかいった、つまりはそういう人々)を全員呪い殺すと誓うが、最終的に出ると決めたのは自分なので、下を向いておとなしく反省し、二度とテレビ屋に目をつけられても出ないと心に誓う。

7.19 TBSラジオ「たまむすび」“面白い大人”コーナー

7.19 LITTLE MORE 3 days at VACANT『影の部分』秦早穗子 Guest:菊地成孔

7.21 倉地久美男トリオ 仙川

7.23 ペペ・トルメント・アスカラール 東京グローブ座公演「皆殺しの天使/El Angel Exterminador」ゲスト:林正子(ソプラノ)

7.28 菊地成孔プレゼンツ 〈モダンジャズ-ディスコティーク新宿〉

菊地成孔(DJ)大塚広子(DJ)「けもの」: 青羊[あめ](Vo, G)石田 衛(P)織原良次(fretless-B)

8.4 オールナイト上映世界の映画作家Vol. 131「ゴダール+ジガ・ヴェルトフ集団」新文芸坐トーク

8.11 ジャズドミューン フリードミューンレイブ

8.14 南博トリオにゲストで参加 代官山

8.16 ジャズドミューン

8.21 濱瀬元彦ELF 渋谷JZ BRAD

8.23 『HOT HOUSE』神戸

8.25 『HOT HOUSE』名古屋

8.28 新宿丸井地下ブルックリンパーラーでDJ

8.29 映画「サウダーヂ」上映後に富田監督、主演田我流とトーク

9.1 TBSラジオ 菊地成孔の粋な夜電波Presents「KILLER SMELLS復活祭! 渚のハードコア・ラテン」 逗子海岸 海の家PILEQUINHO(ピレキーニョ)

9.13 ダブセプテット ブルーノート東京 

9.18 カルト・ブランシュ「この人が、この映画を勧める」クレイジーキャッツ

9.21 湯山玲子プレゼンツ爆音クラシック/ゲスト菊地成孔<現代音楽はクラブカルチャーになりうるか> 

9.26 ドキュメンタリーフィルムフェス「DCPRG VS サン・ラー」

9.29 ペペ・トルメント・アスカラール「具象の時代」すみだトリフォニーホール

10.7 TBSラジオ「粋な夜電波」シーズン4突入

10.8 DCPRG 日比谷野外大音楽堂

10.16 ブログ終了と「ビュロー菊地チャンネル」開設の発表

これ「<絶対金払ってくれる人>をターゲットにした、ファンクラブ囲い込み」ではないですよ。古くからのご贔屓筋には御存知の通り、ワタシ馬鹿みたいにブレない男ですから(未だにポリリズムの追求してるんだから・笑)、当初の目的である「演奏を聴いてもらうため(興味を持って、足を運んで頂くため)の宣伝」であることには寸分の違いもありません。
ただ、ここまで長々と書いて来た通り、それ(宣伝のためのテキスト書き)も、従来的な方法ではウォークしない時代に入って来てしまったんですよね。まあ壁。ですよね。時代は過渡期ですよ。ヤバい方向行ってると思うんですよね〜。もう、ワクワクしちゃう、もう(笑)。

10.24 小泉今日子「KoizumiChansonnier」発売(「大人の唄」のプロデュース、作詞・作曲・アレンジを担当)

10.25 ペペ・トルメント・アスカラール ブルーノート名古屋

10.25 「東京エトワール音楽院」出演

10.26 ペペ・トルメント・アスカラール モーションブルーヨコハマ

11.4 Naomi & Goro & 菊地成孔

11.5~7 新宿ピットイン3デイズ

with山下洋輔、with大友良英、JAZZ DOMMUNUSUTERSのデビューワンマン

11.22 ホン・サンス特集上映トーク(シネマート新宿)

12.6 「服は何故音楽を必要とするのか?」文庫化  河出書房新社

12.12 toe/SIMI LAB/DCPRGの追加公演(歌舞伎町BRAZE)

12.19 「LUPIN the Third ~峰不二子という女~originalsoundtrack」

12.22 ダブセプテット 町田(延期)

 

2013年(平成25年)50歳

1.6 「粋な夜電波」新春ジャズ放談 ゲスト:相倉久人

1.16 ダブセプテット ブルーノート東京

1.27 U.F.O.CLUB 17周年記念~灰野敬二ワンマンライブ~第2部に出演

UFO CLUBでは 灰野さんと菊地さんがはじめて対面したシーンがとてもおもしろかった  噂の隣の教室の生徒同士、まるで小学生の少年たちのよう。 短い挨拶。すると、本番では一時間以上二人で、灰野さんは終わらしてくれず、兎に角音楽はその場で感じることのみで、だからやはり信じてます。

菊地/灰野。菊地さん全開。情熱大陸のEDで師匠殺ったとき以上。油断させてひねり殺すみたいな吹き方。ノイズの中でも聴かせられたり。サックスの共鳴が3倍ぐらい。16符の掛け合いの時にティポグラフィカ当事のような感じになってたと思います。で結局リズムの取り方とは「先を読む」事かなと。

でもなんか灰野さんが「一と一と一が重なりあうまで」モードとかフレットだけを変な音でタッピングするのとかに合わせるのは難しそうでした。これはやはり、ポリリズムにもメロディーが欠かせない、という証明ではないでしょうか。

菊地成孔とのデュオ。DCPRGでは指揮とサンプラー担当なので菊地のサックスを聴くのは久々。元々はテナーだが今回はアルトを吹く。ファッション誌にモデルとして登場する彼らしくU.F.O. CLUBには珍しくシャレオツな服装。やくしまるのいた位置にマイク一本立てて演奏。灰野さんはギター。オクターバーをかけたギターと流暢なサックスからスタートするが、すぐにギターが鋭く切り込み高密度の爆音セッションに突入。菊地は音階の上から下まで自在に駆け巡るプレイ。美しく澄んだ音だからギターがどんな轟音で迫ろうが埋没することなく屹立している。「解体的交感」での阿部薫高柳昌行の集団投射を思わせるお互い一歩も引かないピーンとした緊張感に満ちた演奏だが"1+1=10"に拡張された交感は単なるセッションを遥かに凌駕した魂の絡み合いそのもの。灰野さんのギターが次々表情を変え演奏の色彩を変化させるが、それに歩み寄らずかと言って離れもせず見事にリアクションする菊地のプレイが素晴らしい。彼が優れているのはどんなに激しく演奏しても安易なフリークトーンに走らず一音一音丁寧にフレーズを紡いでゆくことである。今まで何度か菊地のサックス演奏を観てきたがこの日ほど激しく吹き捲くるのは2009年山下洋輔トリオ復活祭ゲスト出演時以来かも。激しいバトルは60分にも亘った。

※この演奏に関する菊地自身によるテキストはこれまで読んだ彼の文章でもっとも美しいものの一つだが有料記事なので引用は控える

2.22 HOT HOUSE恵比寿<SAVOY BALL“liquid”ROOM>

3.2 菊地成孔feut大谷能生&OMSBeats(SIMI LAB)パリ公演

3.9 「嵐にしやがれ」出演

「ダンディズム相談所」と題したコーナーを展開。嵐のメンバーがそれぞれ「大人のグルメ」を体験するロケを行い、この中で菊地が達人として登場する

3.26 ペペ・トルメント・アスカラール 東急シアターオーブ渋谷ヒカリエ内)

5.12  DCPRG 日比谷野外大音楽堂

5.22 ものんくる「飛ぶものたち、這うものたち、歌うものたち」 

 菊地が作曲とサックスのプレイの提供をはじめ、ジャケットデザインやロゴのスペリングも含め、女性ヴォーカルもののトータルプロデュースを行うのは、UAとのコラボレイション・アルバム「CURE JAZZ」(06)以来となる

5.27 「あなたの前の彼女だって、むかしはヒョードルだのミルコだの言っていた筈だ」(アスペクト発売

6月  誕生日の翌日から6回目のソウル渡航

7月 「株式会社ビュロー菊地」が法人格取得

   小田朋美DCPRGに加入

   伊勢丹Iカード通信にて新連載開始

7.12 9年2ヶ月住んだ歌舞伎町の自室と事務所「ビュロー菊地」統一の為に引っ越し

7.13 TBSラジオ 菊地成孔の粋な夜電波Presents<KILLER SMELLS再復活祭 ―地獄のMILKYWAY―> 逗子海岸 海の家PILEQUINHO(ピレキーニョ)

7.14 菊地成孔プレゼンツ「モダンジャズ・ディスコティーク」VOL4 新宿ピットイン

7.20 新倉タケオ氏と共演 町田市民フォーラム

7.30 新宿ブルックリンパーラーでDJ

8.16 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』〈空耳アワード2013〉オンエア

[出演]タモリ / 安斎肇 / レキシ / 菊地成孔 / マーティ・フリードマン / NIGO / 二階堂ふみ(収録は6.29)

8.17 菊地成孔 presents HOT HOUSE(ザ・プリンスパークタワー東京)

8.18 ソロライブ モーションブルーヨコハマ

8.23 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』〈空耳アワード2013〉オンエア 同上

9.10 TBSラジオ菊地成孔の粋な夜電波』プレゼンツ「夜電波ミュージックフェスティバル<第一回電波祭>」菊地成孔、ジャズ・ドミュニスターズ、KILLER SMELLS、けもの(赤坂BLITZ

9.18 「時事ネタ嫌い」(イースト・プレス発売

9.18 けもの『ル・ケモノ・アントクシーク』

9.24 「映画『ムード・インディゴ〜うたかたの日々〜』日本公開記念──菊地成孔野崎歓トークセッション」(東京大学

9.30 けもの『LE KEMONO INTOXIQUE』発売記念ライブ@CAY

10.24 DCPRG 2013tourPV公表

youtu.be

11.5 「BIRTH OF DOMMUNIST(ドミュニストの誕生)」通販のみで発売

11.8 新宿ピットイン3デイズ デュオ with 山下洋輔

11.9 同上 菊地成孔SOLO 菊地成孔(Sax)ゲスト:坪口昌恭(P,Key)鈴木正人(B)天倉正敬(Ds)宮嶋洋輔(G)吉田沙良(Vo)JUMA(MC)他

11.10 同上 デュオ with 大友良英

11.12 DCPRG 大阪UMEDA akaso

11.14 DCPRG 恵比寿リキッドルーム

12.4 小田朋美「シャーマン狩り

当初プロデュースの予定はなかった菊地が依頼を受け、未完成の段階の作品を聴き、余りの完成度とクラシックベースの音楽性から一度辞退するも、作品の完成までのヘルプとしてカヴァーの選曲、ジャケットワーク、アルバムタイトル、曲順やプロモーション等々、共同プロデュースという形で製作に協力しているが、収録楽曲には一切の手を加えてもいないし録音現場にも立ち会っていない

12.15 「粋な夜電波」ゲスト:大友良英 昔話放談

12.22 「粋な夜電波」ゲスト:大友良英 薄毛放談

12.25 ダブセクステット モーションブルーヨコハマ

12.26 初となる自身のレーベル〈TABOO(タブー)〉をソニー・ミュージックアーティスツヴィレッジミュージック・レーベル内に立ち上げ。

お話を頂く直前までのワタシの状況は、一部の方はご存知でしょうが、impulse!の〈米国籍を持たぬアジア人初の契約者〉として、DCPRGで2枚のアルバムをリリース後、契約を終了し、何の予定も無いフリーランスの状態でした。・・・

コンテンツとしましては、現在ワタシが運営している4つのバンド(ペペ・トルメント・アスカラール、DCPRG、ダブ・セプテット、JAZZ DOMMUNISTERS)に加え、長らく制作していない自分のソロアルバム、そして何より、ワタシのモチベーションをバッキバキにクソ上げまくっているのは、若く優秀な新人達です。年間にワタシのリーダー作を2作、プロデュースワークを2作。というリリースペースで始めようとプランニングしております

12.31 新宿ピットイン・カウントダウンセッション PM11:30~12:30
    菊地成孔(Sax)南博(P)水谷浩章(B)芳垣安洋(Ds)