INSTANT KARMA

We All Shine On

乱筆御免

ここ最近のブログは昔読んでいた本が全部国会図書館デジタルで読めるのに感動して今も覚えている個所を抜き書きする作業に夢中になってしまいその成果の一部。 昔はリンカーンとかチャーチルとか毛沢東とかカストロとか自分とは真逆の人間に憧れていたことも…

中原昌也は不滅

昨夜はYoutubeでこれを見ていた。 <2/15日>#DOMMUNE●15-18時 AI中原昌也「声帯で小説を描く!」#DIG渋谷<DAY3@PBOX>18-23時●出演:宇川直宏,宮台真司,ダースレイダー,中原昌也x海猫沢めろん,Konel,岩本太一,谷ぐち順●LIVE:中原昌也x齋藤久師x曽我部恵一x菊地成孔●DJ:山辺</day3@pbox>…

刑事コロンボ研究(中)

最近街に本屋がめっきり少なくなり、外出時にフラッと入って書棚を眺めるという機会もすっかり減ってしまった。勢い買う本も、あらかじめ買おうと思い定めたものを買うために書店に足を運ぶということになり、思わぬ本との事故のような出会いが減っているの…

菊地成孔年譜(暫定)10(2023~2025)

2023年(令和5年)60歳 1.5 Q/N/K 1.29 ドミューンラディオペディア(ポッドキャスト番組) 1.31 オーニソロジー リリパ 2月 前歯の手術(半年間サックス演奏禁じられる) 2.3 沖野修也 キョウトジャズセクステット 2.13 「ブルータス」ジャズ特集「はじめて…

Réflexions diverses~さまざまな反省

藤井風バブルで一時急騰していた(といっても精々数百のレベルだが)アクセス数がいい感じに減ってきたので、いつもの雑談モードに戻る。 このところ、このブログの登場人物(と自分が勝手に思っているだけの人々)の周辺の動きが喧しい。 直近で言えば、菊…

やまたつCOVERS

今回はやまたつの曲のカバーでサブスクで聴けるもの。 DOWN TOWN/EPO 『おれたちひょうきん族』のエンディングとしてある世代にはひじょうに感慨深いナンバー。原曲はもちろんシュガーベイブ。 高気圧ガール/ジャンクフジヤマ ジャンクフジヤマはやまたつ…

"Food for the Children of the Future"

菊地成孔/新音楽制作工房 1stアルバム「未来のコドモたちの食べ物」(スパンクハッピー・セルフリメイク) 聴いた。法的な問題は一切考慮せず、自分が聴いたままの感想を述べる。 菊地成孔による解説より 本作は、肉体を持つヴォーカリストが存在しません。tof…

悲喜交々

MUSICAの7月号は重版するそうで嬉しい。買う。 ハリーのラジオは大阪ローカルなので聞けなかった。悲しい。 村越“HARRY”弘明さんの\\「人生のサウンドトラック」//を2週にわたってご紹介頂きました後半となる今週ご紹介頂いたのは…この5曲‼️♪Little Queeni…

音楽生成AIについての私見

SUNOとUdioに対して、RIAA以外のインディーズ事業者たちが集団訴訟を起こしたという。 RIAAとの訴訟は、メジャーレーベルがSUNOらとライセンス契約を締結することで和解する方向で協議を進めているという。つまりSunoとUdioが膨大な楽曲コレクションを使って…

AIに聞いてみた

あなた:最終的に著作権を侵害しない新製品を作成するために、バックエンドの技術プロセスの一環として、公衆の目に見えない形で著作権保護対象作品のコピーを作成することは合法でしょうか。すなわち、著作権を侵害しない成果物を生成する目的で保護対象作品…

音楽生成AI使用に関するステートメント(要旨)

以下は、菊地成孔が自らのHPに発表した文章を、勝手に意訳し、論旨を抽出したものである。 ch.nicovideo.jp 原文は非常に長文であり、個人的にその意味を理解し、読みやすくするためにまとめたものであり、原著者の意図を正確に反映している保証はない。 し…

Udio答弁書(抜粋)と私見

gov.uscourts.nysd.623701.26.0.pdf ※下線部は引用者による 予備的声明 音楽の基本的な構成要素を使って、誰もが自由に新しい曲を作ることができます。Udioのテクノロジーは、それを誰にでも可能にします。人工知能を搭載したUdioのサービスにより、これまで…

答弁書(SUNO)

https://www.courtlistener.com/docket/68878608/28/umg-recordings-inc-v-suno-inc/ 被告SUNO, INC.の訴状に対する答弁書 ※下線部は引用者による 訴状はこちら wellwellwell.hatenablog.com 被告Suno, Inc.(以下「Suno」)は、下記に署名した弁護士を通じ…

Incomprehensible Without a Lineage

文学をやる以上、自分の思ったことを書く以外にないわけですけれど、思ったことを書く以上、あとはすべてがしかたがないということですね。これは見方によっては、逆にすべてが具合の悪いことばかりといってもいいんですが、僕は敢えてそれを具合悪いという…

SUNOと元ネタ?

昨日上げた訴状の添付資料に「SUNOで生成した音源とネタ元の対比リスト」があって、該当する曲名をクリックしたら聴けるようになっていて興味深い。 https://storage.courtlistener.com/recap/gov.uscourts.mad.272063/gov.uscourts.mad.272063.1.3.pdf

訴状

https://www.courtlistener.com/docket/68878608/umg-recordings-inc-v-suno-inc/ マサチューセッツ州連邦地方裁判所 原告UMGレコーディングス社、キャピトル・レコード社、ソニー・ミュージック・エンターテイメント社、アトランティック・レコーディング・…

JoJo's Bizarre Encyclopedia etc

海外のジョジョファンサイトより: TSKR: At a Confessional Film's Soundtrack Composed by AI この記事のAI翻訳: TSKR:AIが作曲した告白映画のサウンドトラック菊地成孔は生成 AI を使用して、実写映画『岸辺露伴は告らせたい』の全サウンドトラックを作…

AI -ko

なんか『岸部露伴』の新作映画のBGMの件で話題になってるみたいだが、なぜ前回のサントラ(ルーブルへ行く)の時に話題にならず今このタイミングなのかよくわからない。 なんにせよ大事なのはBGMとしてのクオリティそれ自身ではないのか(法的な問題は別とし…

黙示録の宿 (自同律の不快)

youtu.be 「アポカリプスホテル」というアニメの主題歌になったaikoの「skirt」という曲について菊地成孔が分析したXのポストが話題になっていて、読んでみたがさっぱり分からなかった。それでも何となく面白く読めるところがこの人の文才である。 星野源の…

菊地成孔『刑事コロンボ研究 上』感想(5)

第1章 各論 第1節 「パス概念」について ここからいよいよ具体的な「コロンボ」各エピソードの分析に入る。 それは「パス」という新たな概念の提示から始まる。 著者が「新たなコロンボ批評視座の1つ」であり「当研究書上巻の核をなす重要事項」と呼ぶ「…

菊地成孔『刑事コロンボ研究 上』感想(4)

前書き3「弱度の推奨」について この「第三の前書き(前書きの終章)」はやや難物である。従来の(オーソドックスな)コロンボ・ファンは、何とかここまで読み進めることができたとしても、遂にここで力尽きるのではないだろうか。 だが、ここを突破すれば…

菊地成孔『刑事コロンボ研究 上』感想(3)

佐藤愛子の『私の遺言』を読んじゃったりしたせいで最近右腕が怠く痺れて肘に痛みが来るのは変な本を作ったせいで西村賢太があの世で怒ってるのでは?と密かに慄いている。 前書き2「続・〈倒叙〉とは何だったのか?」について ここは短いのでそのまま面白…

菊地成孔『刑事コロンボ研究 上』感想(2)

Amazonレビューを見て、「意味が分からない」といって低評価しているものや、コロンボ本としてはイミフだが菊地成孔の本として読めば面白いといった観点で高評価しているものがあり、気になった。 この本は「コロンボ本」としてこそ評価されるべきであり、そ…

I actually prefer Nirvana to Van Gogh!

今話題の永野の『僕はロックなんて聴いてきた 〜ゴッホより普通にニルヴァーナが好き! 〜』 (リットーミュージック、2021年)を読む。 自分と4歳しか違わないのに、ロック体験にはけっこう時差があって、僕は90年代のロックにはほぼ触れずにきたので、彼が…

菊地成孔『刑事コロンボ研究 上』感想(1)

入手。まだ帰りの車内で冒頭の数頁を捲っただけだが、もう狂気の匂いがプンプンする。やはり「研究」と謳うのであればここまで行かないといけないと思いを新たにする。 まだ読みもしないうちから言うのも何だが、この本は、所謂「菊地成孔本」の中でもけっこ…

刑事コロンボ・ノート 閑話休題

菊地成孔師がトゥイッター(新名称エックス)に『コロンボ本』の一部をチラ店しているのでここにコピペしようと企もうとしたら予め禁止命令が下されたためよす。 もちろん嘘ですよ。 興味のある方は、本日の深夜0時でアカウントが削除されるのでそれまでに…

刑事コロンボ研究 注意深さについて

菊地成孔師が渾身の『刑事コロンボ研究本』を来年の3~4月に出版するとのことなので、その読書体験を少しでも充実させるために、今から自己催眠じゃなくて自己洗脳、じゃなくて、自分に詰め込み教育をしていく。 「コロンボ」は子どもの頃(10代)に飛び…

定点観測

精神科への通院は続けているというし整体治療も定期的にやってるようなので心配は無用だろうけど、さいきんの菊地成孔の文章のテンションが心配になるくらいすごい。 彼の仕事の質量はちょっと誰にも真似できない。単に「こなす」仕事ではなく常に最先端のク…

Father Returns

ふだんアクセス数ひとケタのこのブログが、昨日いきなり昼間200くらいのアクセスを叩き出したので、何事かと思ったら、思い当たる節としては、菊地成孔がTwitter(X)で東浩紀に「ゲンロン・ロックフェス」の企画書を送りますと本人に言っていて、その関係で…

Artificial Beauty

「もう来られないんだ」 「もう来られないの」 「悲しいかい」 「悲しいわ」 「本当はそうじゃないんだろう」 「本当はそうじゃないの」 「きみぐらい冷たい人はいないね」 「あたしぐらい冷たい人はいないの」 「殺してやろうか」 「殺してちょうだい」 星…