INSTANT KARMA

We All Shine On

茶番

ジャニーズ事務所が記者会見するというから、

 

「報告書では『解体的出直し』との指摘があったが、ジャニー喜多川が長年にわたり行ってきた所属タレントへの性的加害という犯罪の重大さ及びそれを黙認してきた組織的責任の重大さに鑑み、『会社の解散』(被害者補償機関だけ残す)しかないとの結論に至りました」

 

と言うのだとばかり思っていたら、

 

単なる

 

「社長すげ替え」

「現社長は100%株主として代表取締役に留まる」

「具体的には何も考えていないが被害者と対話はしたい」

 

というだけの「不祥事レベル1」の内容だったのでびっくりした。

 

途中、記者からの質問に答えて

 

「タレント起用に関して『忖度』する必要はない」

 

と<新社長>が明言する一幕があり、ボールはテレビ局に投げ返された。

 

あとはテレビ局が今まで通りの「タレント事務所の圧力による忖度」を続けるのか、メディアとしての責任を自覚・反省して新たな行動規範に積極的に従うのか、今後の姿勢が厳しく問われている。

緊張感をもって注視していきたい。