ブルースの次はジャズに走っている。
Bill Evansあたりの耳触りの良いものから入って、最近はマイルス・デイヴィス。
学生の頃にジョン・コルトレーンやエリック・ドルフィーは聴いていたが、なぜかマイルスはスルーしていた。
当時リアルタイムで知っていたマイルスは、「帝王」というイメージばかりが先行して、実際にやっている音楽は中途半端でたいしたことがない(失礼!)という印象があったためかもしれない。
プリンスと共演しようとしたり、マイケル・ジャクソンやシンティ・ローパーの曲をカバーしたり、やけにポップスに阿っているような気がしていた。
と、散々失礼な前口上を叩いた上で言うと、やはり50年代〜70年代(一時引退するまで)のマイルスは凄い(当たり前だが)。
マイルスの凄さについてはもう語り尽くされているはずなので、今更何を付け加えることもないのだが、正直、自分はまだ「何だかわからないけど凄い」という段階で、明確に言語化できるところまで至っていない。
というわけでこのブログはしばらくマイルスについての記事ばかりになる恐れがあるので、能年玲奈ファンとか北川景子ファンとか鳥居みゆきファンの人はしばらく覗かなくていいかもしれません(元々読んでいる人なんて誰もいないか)。