元AKB48、そして元SDN48のメンバーである大堀恵の『最下層アイドル』をブックオフで買った。
先日卒業した仲谷明香の『非選抜アイドル』を読んだ時にも感心したが、これはもっとリアルで生々しい。
アイドルの枠をはみ出した過激路線により家族との関係が壊れていくくだり、そしてその後について書いた部分は、志賀直哉の『和解』を読んだときのように涙が出た。
これからはめーたんを応援せずにはいられない。
しかし、AKBには、これ以上にとても本にできないドラマがいくらでもあるんだろうな、と考えると、この世界(芸能界)の業の深さというものをしみじみと感じる。