INSTANT KARMA

We All Shine On

2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Father Returns

ふだんアクセス数ひとケタのこのブログが、昨日いきなり昼間200くらいのアクセスを叩き出したので、何事かと思ったら、思い当たる節としては、菊地成孔がTwitter(X)で東浩紀に「ゲンロン・ロックフェス」の企画書を送りますと本人に言っていて、その関係で…

The Birth of Tsume-Shogi

買いました。 5手詰めもろくに解けない自分がなぜか知らぬが詰将棋の魅力にハマり、有名作家の作品集を集めていた時期があった。 「観る将」という言葉があるが、こっちは「観る詰将」といったところか。 若島正氏はナボコフなどの研究が本業の英文学者で、…

風よ Wild is the Wind

ポリヴェーガル理論入門: 心身に変革をおこす「安全」と「絆」ステファン・W・ポージェス アインシュタイン vs. 量子力学: ミクロ世界の実在をめぐる熾烈な知的バトル森田 邦久 どっちも適当に図書館で借りたものだが、けっこうおもしろい。 ポリヴェーガル…

放蕩の果て

『福田和也 自叙伝的批評集 放蕩の果て』(静思社、2023年)という本を読む。 タイトルと自叙伝というのに惹かれて、2023年の福田和也について知りたくて読んだのだが、2013年から2022年にかけて『新潮』などに書いた評論文を集めたもので、期待していたよう…

AIせんせい

昨日のブログのアクセスは「4」で、今日は「3」(笑)。 ここまで読まれないと、もう何を書いてもいいという気分になってくる。 かといって書きたいことも特になし。 千葉雅也は、処女小説「デッドライン」を書く前に、自分が書いた文章のフレーズを使って…

ARCHITECTURES

濱野智史『アーキテクチャの生態系』(ちくま文庫)図書館で借りて読んでいるが、面白い。 もちろん15年以上前の本なので内容は古くなっているが、インターネットとウェブの違いも知らなかった自分のようなボンクラにとっては丁寧でちょうど良かった(特に前…

Wild Winter

ブランキー・ジェット・シティ インタビュー集『ワイルド・ウィンター』(双葉文庫)を読んだ。なんと686頁もあるので、ものすごく読み応えがあった・・・かといえばそうでもなく、というのは、内容の大半がファンクラブの会報に載ったメンバーの日常エピソ…

火星には水があるので(個人用メモ)

2014年3月2日 濱野智史+東浩紀「アーキテクチャからアイドルへ」 濱野智史 | Satoshi Hamano@hamano_satoshi 昨日は東浩紀さんから「祝福します」「好きなことはやるべきだ」とのツイートが。率直に、嬉しいです。僕の数々の無礼が重なり、今は完全に疎遠と…

太陽が(2)

(UST録画から文字起こしされた会話) 東「知ってる?黒瀬が俺に言ったの。カオスラウンジのメンバーの一人は年収7000万なんですよ」宇野「名言ですね~w超名言ですね~。」東「つまり俺らの事はクズらしいよ。カオスラウンジ的には。」宇野「7000万ちょっ…

太陽が眩しかったので

お盆で暑すぎて暇なので個人用メモ 宇野常寛の小説『AZM48』をめぐる議論 千葉雅也 Masaya Chiba@masayachiba 2010-09-03 0:59:21 『しそちず!』掲載の宇野さんの小説「AZM48 the after story」について率直な感想を言ってもいいですかね? 宇野さんに個人…

東京都同情塔(シンパシータワートーキョー)

ありふれた毎日の日々のなか 降りてくる全てのものに感謝 Dragon Ash「Fever」 ブランキージェットシティについてネットを適当に漁っていたら、芥川賞作家の九段理江という人がBJCについて語っている動画が目に入った。最初の5分くらい見て、この人の書いた…

想像力とは

先週、宇野常寛の「ゼロ年代の想像力」を読み、宇野が東浩紀を批判しているのを興味深く思ったので、「ゼロ想」(2008)の翌年に出版され、宇野が編集協力している「思想地図ヴォリューム4」を読んでみることにした。 座談会「物語とアニメーションの未来」…

Well made,Readable,Comfortable

図書館で文藝春秋の芥川賞の選評と、受賞作の松永K三蔵「バリ山行」を読んだ。 文學界2024年2月号に載っていた候補作の坂崎かおる「海岸通り」も読んだ。 どちらもウェルメイドでリーダビリティが良くカンファタブルに読めた。 選評で山田詠美が某評論家を…

よさがちょっとわかってきた気になってきた

今頃こんなこと書いてフワ並みにボコボコにされそうだが、ブランキージェットシティ聴いてる。 厳密に言えばスライダーズもリアルタイムでハマった訳ではないので、今頃ブランキーでも許されるだろうと勝手に思っている。 ギターが弾けたらこんな風にやりた…

大崎善生さん逝く

このブログで何度も取り上げてきた名著「聖の青春」や「将棋の子」などで知られる、元「将棋世界」編集長で作家の大崎善生氏が亡くなったとのニュース。 66歳だからといって短い生涯とは言えないほど多くのものをこの世界に遺していただいた。 色々な想いが…

Cruel Summer

先週の水曜日にエアコンの修理業者が来て、室外機に異常はないがエアコン本体のどこかから冷媒ガスが漏れているので、部品を至急取り寄せてまた来ますと言われた。応急処置で冷気が出るようにはなっていたが、今日からまた風が温くなっている気がする。この…