昨夜の「佐久間宣行のオールナイトニッポン」で、先日のブログでボロクソに書いたラフラフのMVについて話されていた。
・予算がそんなにないのでダメ元で藤井監督にTwitterのDMで連絡を取った
・藤井監督の方から「企画を持っていくので、僕でいいかどうか判断してください」と言われ、数週間後リモートで打ち合わせ
・「全カットに佐久間Pが見切れている」という企画案を出され、「面白いけどやりたくねえ~(笑)」と思った
・「やるかやらないか」の選択を迫られ、数日間悩んだ挙句、別のアイディアが思いつかず、「やっぱりお願いします」とメールを送った
・絵コンテも一切見ず、撮影当日に行ったら、「七三コテコテ濃い目おじさん」のメイクをされ、その場でダンスを覚えた
・そのあと4時間踊りっぱなし。全カット合成無し
・メンバーに事前説明していなかったことに気づいたがそのまま出した
・MVを見てインスタのDMはほとんど肯定的な意見だったが、がっかりしたという意見もあった
・さっき「佐久間なし(モザイク)」バージョンを出すことを決めた
これを聞いて思ったのが、やっぱり「アイドルのプロデュースを片手間に手掛けるのは難しい」ということ。
「十代から二十代前半の少女たちの人生を預かる仕事は絶対にしたくない」といってアイドルのプロデュース仕事を徹底して避けている吉田豪の賢明さを改めて感じた。
「ももクロ」がブレイクするまでの苦労を見るまでもなく、アイドルがブレイクするためには場当たり的なアプローチでどうにかなるもんじゃないんだなと思う。
佐久間氏はとにかく忙しすぎるので、ラフラフだけに専念する優秀なブレーンがいた方がいいのだが、そういうわけにもいかないのだろうな。