INSTANT KARMA

We All Shine On

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ジョン・レノンはかつて、こう語っていた。「僕たちの歌は全部、平和と自由と愛についてのものだ。それ以外のメッセージを歌ったことは一度もない」

だが、戦争のさなかで「愛こそはすべて」と歌いながら行進を続けるのは、はたして可能なことだろうか? つまり、それは肉体的にも、感情的にも可能なことだろうか?

デレク・テイラー「ビートルズと過ごした日々」より

去年のブログに

今年の日本の出生数は八十万人を下回って統計史上最少の七十七万人程度になる見込み。これは国の人口減少の試算を十年上回るハイペース。

と書いたが、今年はさらに減って七十万人台前半になる見込みだという。

日本の出生数

103万1,000 人(2013)

97万6,978 人(2016)

86 万 5,234 人(2019)

77万747人(2022)


74万人?(2023)

一応記録と備忘録を兼ねて書いておく。

 

『ゲット・バック・ネイキッド ―1969年、ビートルズが揺れた22日間』(藤本国彦、2020年、青土社読む。 

1969年1月2日から1月31日の屋上コンサートに至るレコーディングの詳細な記録。

ゲット・バック・セッションに至る経緯、実際の演奏や会話のやりとり、そしてセッションをまとめたアルバム『GET BACK』が幻となり、『LET IT BE』へと生まれ変わるまでの流れを、解散以後の動きも含めて詳細にまとめてある。マニア根性が全開の、ギトギトに濃い内容となっている。

この本が出た後に、ピーター・ジャクソン監督の『ザ・ビートルズ:Get Back』が公開された。そちらも見てみたくなった。

著者の藤本国彦はこの映画の日本版字幕の監修を務めているという。「ビートルズやくざ」を自称するビートルマニアだが、著書を読んだのは初めてだった。

この人とTBSテレビのドラマプロデューサーにして映画監督、そして大のビートルズマニアである佐井大紀という人が先日出た「赤盤・青盤」と「NOW AND THEN」について語ったポッドキャストも聞いてみたが、佐井氏も筋金入りのマニアで濃厚なトークだった。

Amazon.co.jp: ビートルズ “赤”と“青”と“NOW AND THEN” by 藤本国彦&佐井大紀 : AuDee by TOKYO FM/JFN: Audibleオーディオブック

解散から50年以上経っても尽きせぬ話題を提供し続けるビートルズの凄さを改めて実感。

ちょっと今日はビートルマニアの毒気熱気に当てられてしまったので、この本そのものの感想や「ゲット・バック」絡みのことについては改めて。

 

ビートルズ絡みでネットを見ていたらこんなのがあった。あやうく見逃すところだったよ。

 

11.29(水) ジョージ・ハリスンを偲ぶ一日限りのドルビーアトモス特別追悼上映が決定

www.culture-ville.jp