現在、弾き語りライブツアー『YAMAZAKI MASAYOSHI ONE KNIGHT STAND TOUR ’97』からはじまり、今回で、節目となる10回目を開催している、歌手の山崎まさよし(51)が、10月21日(土)茨城県水戸市民会館グロービスホールで行ったライブが物議を醸(かも)している。
ライブへ訪れたファンが、「山崎まさよしのライブやばかったな。冒頭から『今日はあんまり歌いたくない』『喋る回にしたい』と中身のないどこにも着地しない話を繰り返し、マジで全然歌わず、『歌わないなら帰る!』とマジで帰る客が続出、『払い戻ししろ!』とブチキレるファンと喧嘩、結局2時間半で8曲?歌って終わった」と投稿し、【山崎まさよし】がSNSのトレンド入りをした。
山崎まさよしは全然守備範囲ではなく、彼の曲はあの有名なやつ(「秒速30メートル」のやつ)しか知らなかったのだが、この騒ぎで興味を持ったら、こんな動画が出てきた。
ロバート・ジョンソンの婚姻届の実物を見に行ったり、ミシシッピのブルーズマンたちとセッションに興じたりしてなかなかご機嫌な番組である。
そういえば「天窓」というライブハウスの看板の文字を書いていたのが山崎だったという記憶がよみがえってきた。あそこまだあるのかな。
こちらはなんとポール・マッカートニーの前でAll My Lovingのアレンジを演奏。
他にこんな大胆な事をした日本人ミュージシャンを知らない。
ところで、自分が山崎のファンで、このライブに行っていたら、果たして怒っただろうか。
それはやっぱりそれまでの信頼の積み重ねだろうなと思う。
怒るというより「大丈夫か?」と心配したかもしれないし、泉谷しげるみたいに「ふざけんなコノヤロー!」とかいって客がブチ切れるのは、それはそれで面白いと思ったり。
もしスライダーズのライブに行って、ハリーが「今日は歌いたくない」とか言い出して、とりとめのないグダグダのトークを始めたら、逆に嬉しいけどな。
その前に蘭丸とジェームスとZUZUがハリーにキレると思うけど。
まさよし氏は、もう一回この会場にこの日の客を集めてライブやるのが一番いいんじゃないかと思う。