INSTANT KARMA

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雑記(あ)

連休の最終日にあずまんの無料雑談を聞いて半日を過ごす。

頭のいい人の話は面白い。

スメルジャコフがイワンにそう言ったのを思い出した。

三星堆遺跡に注目しているという。こういう発見があるからうれしい。

こんな本も買った。

本屋には売っていないのでアマゾンで買った。

まだ最初の方しか読んでいないが、「旅」と「連帯」というキーワードから東浩紀の思想を読み解こうとする興味深い本だ。

東浩紀は、彼のいう「ふまじめさ」や「愚かさ」をカント・ヘーゲル的な理性とどう調和させるかという思想的課題に一貫して取り組んでいる。

前者はいわゆるカント・ヘーゲル的な哲学や思想からはたんに無視され、切って捨てられるべき要素でしかない。だがそのことの結果として世界大戦の悲劇が起こった。要はカント・ヘーゲル的な「理性の支配」を目指す哲学は人類の歴史によって裏切られ敗北した。

第二次世界大戦後の哲学は、人類の野蛮さ、愚かさ、非合理性をどう肯定的に捉えるかという課題抜きには存在し得なくなった(ニーチェフロイトの再評価)。それらを否定的にしか捉えることができないならば人類の歴史は終わるしかないからだ(実際、人類の歴史はもう終わっているという考え方もある)。

東浩紀デリダを出発点にしたのは、「ふまじめさ」や「愚かさ」を哲学に取り込もうとするデリダの方法論(脱構築)に惹かれたからだろう。

「愚かさ」をテーマにした東の次著がもうすぐ発刊されるという。

年末の楽しみな読書の一つである。