INSTANT KARMA

We All Shine On

今日のぼやき

確定申告の入力をしながら、つくづく仕事してないにもほどがあると実感。

これはもう遊んでいると言われても仕方のないレベル。実際ブログばっかり書いて遊んでいるようなものだ。今年はもうちょっと頑張らねば、と思っても、具体的に何をどうすればいいのか分からない。インボイスなぞまったく他人事でしかない。

家賃(電気代)も健康保険料も物価も上がる一方だし売り上げの見込みも立たないしどうしてもぼやきたくもなってくる。息子が就職すれば扶養を外れて健康保険料はその分安くなるが扶養控除もなくなる。これは60万位なので馬鹿にならない。下の娘が18歳になると控除が40万から60万になるのかどうか知らないが。妻はまた宝くじ当たらないかなとぼやいていた。当たっても家族には言わず、黙って自分のローンの返済に充てるつもりらしい。

安倍政権で唯一評価できる政策は、コロナ緊急事態宣言下における、個人事業主に対する持続化可能給付金一律100万円の給付であった(同じ一律給付でも“アベノマスク”で随分ケチがついてしまったが)。あの「検討大好き」岸田はそんなこと検討すらしていない。防衛費増額のための増税は何の検討もせず即決で決めたくせに。

それにしてもテレビをつけると「十年に一度の大寒波襲来」の脅しめいた警戒情報のニュースが凄い。いまんとこ晴れてるんだが、明日には凍えて大変なことになるのだろうか。

現実界に向かって: ジャック=アラン・ミレール入門」(ニコラ・フルリー著、松本卓也訳、2020、人文書院てのを読んだが、内容はまあまあいいこと言ってる気もするんだが、いかんせん話が長い。フランス人の饒舌なお喋りに付き合わされてる感じ。ラカンもそうだが、パロール(喋り言葉)が好きなんだろうな。しかし、精神分析の最終目的は「享楽」で、「症状とうまくやっていくこと」で「苦しみをなくすこと」ってなると、ますます仏教や禅に似てきてるような。まあアメリカ式の「自我を強化してひたすら幸福を追求し人生をエンジョイすること」を最高善とするよりはいいかなと思う。少なくとも自分はこっちのが好き。