War Is Over

 if you want it

Sly & the Family Affair Stone

朝五時に息子が下りてきて「背中が痛い」という。これまでに経験したことのない痛みで、まったく痛みが引く気配がないという。表面や筋肉ではなくもっと奥の方、内臓だと思うと。妻が救急相談ダイヤルに電話すると、三つの病院を紹介され、それがどれもつながらないようであれば救急車を呼べと言われる。二つ目の病院がつながり、症状を説明している間に痛みが引いたという。寝ころんでいたのを立ち上がり、歩いて二階に上ったので少し軽くなったようだ。とりあえず外来が開くのを待って病院に行くことにする。この間約三十分。痛みの出方からして腎臓か膵臓の結石ではないかという気がする。妻は先に仕事に行ったので、二人で家を出て、歩いて近所の病院へ。外来の受付を済ませたところで、大丈夫そうだったので診療代渡して病院を出る。二時間後くらいに息子のSNSを見たらやはり結石だったと書いていた。ストレスとコーヒーの飲み過ぎが主な原因ではないか。結石の痛みは激痛で有名なので考えるだけでも辛い。ネットに上がっているハマ・オカモトの体験記など読むと、救急搬送されたと書いているから本当に激しい痛みだったのだろう。こういうときには神頼みしかない。病院に行く途中の神社で御礼のお参りをする。

娘が勉強用に借りている自習スペースで浪人生風の男にロックオンされていて気持ちが悪いとしきりに妻に訴えている。自意識過剰で男慣れしていない故の過剰反応の気もする。2年くらい前にも学校帰りに男から付きまとわれているといって交番に駆け込み警官と一緒に帰宅したことがあった。そのときはそれで終わったようだが、特に美人でもなく全然男好きのするようなタイプではないのに不思議だ。むしろだからこそ手頃な標的として狙われやすいのかもしれない。ギャルには相手にされない陰キャ男子を引き付けるものを持っているのかもしれない。低身長のせいもあるのか。

自分の母親も妻の母親も夫に先立たれて独り暮らしだがもう独りでは危なっかしいところに来ている。悩ましいところだ。自分にはマザコンの気はまるでなくて、姑問題で悩んでいるときには一時同情したときもあったが、最近はひらすらに鬱陶しい。思うのだが、マザコン男性というのは、子供の頃に母親が夫(父)から理不尽な目に遭って苦労している姿を見て同情していたのではないだろうか。そしてその苦労に耐えている姿を見てどうにかしてあげたくなるのではないだろうか。優しく包容力のある女性の理想像を母親の中に見ているのではないだろうか。自分の場合はそういう要素に欠けている。何か自分に圧し掛かってくる存在という風にしか見れない。マザコンでは小津安二郎監督が有名で、彼は母親のために自分は結婚しなかった。そういう境地はちょっと想像もできない。義母の方は苦労した人でこっちから見れば幸せになり報われてほしいと思うのだが、そっちはそっちで複雑なものがあるようだ。