INSTANT KARMA

We All Shine On

2009-01-01から1年間の記事一覧

Dangerous

1991年の作品。この頃には,マイケルには音楽シーンの牽引車としての役割は期待されていなかった。 当時,このアルバム評に「前半は体調の悪いプリンスで,後半は一人ウィーアーザワールド」という酷いレビューがあったのを覚えている。そのときは,あな…

BAD

『スリラー』がバカ売れしてから,新作『BAD』が出るまで,マイケルへの世界の期待度の高さは尋常なものではなかった。 一体どんなすごいものが出てくるのか,『BAD』の完成を固唾を飲んで見守っていた。 今から考えれば,音楽シーン全体を牽引してい…

HIStory

1枚がベスト盤,もう1枚がオリジナルアルバムという形で発売された2枚組『ヒストリー』は,今から考えると,過小評価されている作品だという気がする。 ジャネットとの共作『スクリーム』に始まる2枚目は,マイケルの個人的な怒りを叩きつけるような内容…

閑話休題

ユーチューブに出回っているマイケル関連の動画の中で,ソニーの盛田会長が倒れたとき,マイケルが病床の会長に送ったヒーリング・テープが公開されている映像があった。 その中でマイケルがやっているのは,典型的な催眠治療のパターンで,マイケルが用いて…

Invincible

結果的に,オリジナル・アルバムとしてマイケルの遺作となってしまった『インヴィンシブル』。 発表は2001年だから,もう10年近く前の作品ということになる。 僕はリアルタイムでこの作品はまったく聴かなかった。 マイケルの没後に改めて聴いてみて,…

Off The Wall

マイケルの大人ソロデビューアルバムであり,クインシー・ジョーンズとの初コラボ作品である,この『オフ・ザー・ウォール』を最高作に挙げる人も多い。 確かに『スリラー』と甲乙つけがたい傑作で,個人的には「今夜はビート・イット」のようなキャッチーす…

Before you judge me

7月に入ってMJの作品ばかり見て,聴いている。 『マイケルジャクソン裁判』という本に収録されている,マーティン・バシール(英国人の狡猾なジャーナリストで,彼の作った『マイケルジャクソンの真実』というドキュメンタリーがマイケルに対する刑事裁判…

夜光の階段

ものすごい今更感が漂うのもやむを得ませんが,夏川結衣主演ドラマ『夜光の階段』,ビデオに録っていたのをようやくまとめて見れました。 ストーリーとかドラマとしての完成度は,まあこっちに置いといて,今回はコミカル抜きの,いろんな夏川さんが見れて,…

天使よ安らかに

2003年に書いた文章を貼り付けます。 僕はずっとマイケルの味方だった。 たぶんこれからもずっと。 R.I.P (以下転載) 先日英国と米国で放映され大きな話題を呼んだ、「マイケル・ジャクソンの真実」というドキュメンタリーが昨夜日本のテレビでも放映され…

鳥居みゆきの社交辞令でハイタッチ2009年6月号

前半の鳥居さん,フリーダムすぎ。 ボケというより,ただの精神分裂症やん。 スタッフの笑いがうすら寒い末期症状ぶりを漂わせていたような。 こんな調子が続くなら,来月はもう見ないかもしれない。 その調子でいっぺんエレカシの宮本にキレられて来い。 と…

いい感じのトーク。

この動画はめっけもんだな。過剰な演技がなくて,普通っぽくて,それでいて確実にヘンで。僕はこういう鳥居みゆきが大好きなんだ。テンションめいっぱいハイにして十分に売れた今,これから,こんな感じの“脱マサコ”トークをやっていってほしい。 一度ハイタ…

love

忌野清志郎が亡くなってから,言葉にならない悲しみとは別に,清志郎がこれほどまでに愛されていたというのを知ったことにむしろ驚いている。 キヨシローは,桑田圭祐などとは違って,決して音楽シーンのトップにいるような存在ではなかった。 彼の音楽は常…

ハイタッチ0905

久しぶりに『鳥居みゆきの社交辞令でハイタッチ』を見た。 OPコント〜クワバタネタ ピンモネアの話 「泥棒のコントもっとやりたかった」 定額給付金 「給付金じゃなくて還付金だろ!」「これから税金上げるのがミエミエ」 ロンハー 「おなかすい〜パッパ〜…

グラン・トリノ

今日はフリーだったので,クリント・イーストウッド監督・主演の『グラン・トリノ』を見に行った。平日なのに客の入りはまずまず。 クリント・イーストウッドはハリウッド最高の監督かつ俳優のひとりであり,その作品はいずれも高く評価されている。僕自身,…

カラスの赤ちゃん

昔,FM大阪で,毎週深夜に,忌野清志郎が三宅伸治と一緒に『夜をぶっとばせ』という番組をやっていて,独特のディープな選曲とギター片手のリラックスした雰囲気が好きで愛聴していた。 ある夜,清志郎がアコギで,いつものようなブルーズではなしに,子ど…

R.I.P

最期まで最高のロックンローラーだったよ・・・ ヒッピーに捧ぐ/RCサクセション お別れは突然やってきて すぐに済んでしまった いつものような なにげない朝は 知らん顔してぼくを起こした 電車は動き出した 豚どもを乗せて ぼくを乗せて 次の駅で ぼくは…

夜光の階段

ビデオに録っていた第1話を見た。 夏川さん,今回は安直に言えば「点と線」と「野性の証明」を混合したような役どころなのかな,と感じた。 久々にざっくばらんなガラッパチ系演技(というより素か?)が見れたら嬉しいのだけど,ドラマ自体がシリアスなだ…

ブリッジ

武道館ライブも大成功に終わり,いよいよノリに乗って来たエレカシである。 雑誌『ブリッジ』の渋谷陽一による宮本インタビューを読んだ。 ミヤジの言うことはわりとコロコロ変わるのでそんなに気にしても仕方ないのだけど,どうやら彼にとって『東京の空』…

ロンハー3

『鳥居みゆき24時間』パート3を見た。 今回のは,なんだか過去2回のにも増して後味が悪かったな。 ここまでせにゃならんの? と訴えるような眼が哀しかったよ。 願わくは次のハイタッチで裏話を洗いざらいぶちまけておくれ。 しっかし,この調子だと,最…

妄想月報

久々に鳥居ちゃんの話題です。 読売新聞で「妄想月報」連載スタート。 意見は留保します。 ひとつだけ言えるのは,あの「見出し」はないわ。

春さらば

夏川結衣さんの主演ドラマ『春さらば』をようやく見れた。 ほとんど出ずっぱりだったので,全編見どころといってよかったが,特にあの喪服の取り調べにはやられた。それまでは,ちょっと『家政婦は見た』のポスト市原悦子?と思わせる部分もあったけど,あの…

130センチは言いすぎ

映画『罪とか罰とか』ようやく見れた。 奥菜さん,出番は多くなかったが,しっかりキメてくれました。 映画そのものは,KERAワールド全開という感じで,決して万人受けはしないけどハマる人にとっては十分に満足できる作品。いわば観覧車ではなく絶叫マシン…

言い訳

3月のハイタッチは見逃して,まだ見れていない。 アーカイブに上がってから見ようとは思うのだけど,なぜか積極的に見ようという気が起こらない自分に気づいて愕然としたりする。 まだまだ修行が足りないようだ。

I love you, OK

R-1時間がないので鳥居ちゃんのコントしか見なかったが、「こっくりさん」すごくよかった。負け惜しみでも何でもなく、順位なんかどうでもいい。あの一人芝居が放送されたことに意味がある。 江川達也が言っていた通り、「力技」で笑いを取りに行った部分が…

R-1前夜

全国百万の鳥居みゆきファンは、今夜は眠れない夜を過ごすんじゃないでしょうか。 ひとつだけ。 「こっくりさん」をやるなら、「おかゆちゃん」バージョン希望。 走りすぎないで。

鳥居みゆきさん2年連続R−1決勝進出

鳥居みゆきにとっては、マサコではなくて一人芝居で勝負できる今年こそが本当の意味での決勝戦になるだろう。 それでも、 「自分の持てる力、全60パーセントを最大に引き出して頑張りたいと思っているんですけど」 という彼女のコメントは真実ではある。 …

ハイタッチ♯16

まいどおなじみの『ガキの使い』のパクリみたいな楽屋小芝居から始まって、今回は軽快なトークに終始した印象。個人的にはこういうシンプルな作りが好き。今日みたいのはたぶんラジオで聞いても楽しい。鳥居みゆきは意識的にトークぢからを上げようとしてる…

みみずひめ(※ネタバレ注意)

カラオケ店で一人芝居するグラサンに髭のみゆきを見て、『マカロニほうれん荘』のひざかたさんを思い出した。

インタビュー

タワーレコードのDVDに関するインタビューがわりとよかったので、ネタ以外の部分(たぶん)を抜き出してみた。なんかこれで本人の気持ちは言い尽くされているような気がする。これ以上に深読みするのはファンの勝手ということで。 鳥居さんは、いつものマ…

みみずひめ(1)

徹夜明けで『みみずひめ』を観た。以下感想の羅列。 『全然大丈夫』の藤田容介監督によるもの。『全然』が荒川良々のPVだとしたら、こちらは鳥居みゆきのPVとしてとてもよくできている。 鳥居がブレイクする前に中野ケーブルTVを見て映画出演のオファ…