INSTANT KARMA

We All Shine On

スピリチュアル

オカルト日記

昨日図書館に言ったらリサイクル本のコーナーに『あなたもできる幽体離脱』みたいな本が置いてあったので、1回読んで捨てようと思って持って帰る(リサイクル本はブックオフに売っちゃいけないので捨てるしかない)。 ベルクソン『時間と記憶』を読んで発狂…

どんときてみろ

小林秀雄が引用した有名なベルグソンの話に、こういうのがある。 ある偉大な医者で科学者でもある人物が、信頼のおける夫人から聞いたある話を紹介した。この夫人の夫は士官で、ある戦闘で亡くなったが、ちょうど夫が倒れたまさにその時に妻はその光景のまぼ…

哲学したのは

ハイデガーの次は、ベルクソンに挑戦。 ハイデガーは、難解で抽象的という印象とは裏腹に、生々しいリアルな手触りを感じさせる哲学である。ベルクソンはどうか。 哲学の本を読むのは、利害関係の絡みつかない思考による精神の浄化作用でもある。 ベルクソン…

女右脳レノン

ひも理論 超ひも理論 相対性理論 声タダシ Lam ラムはアレイスター・クロウリーから連絡を受けた存在でした。 1918年、クロウリーはソロル・アヒサとして知られるロディ・マイナーと協力して、アルマラントラと呼ばれる性魔術の儀式を行った。 この作業によ…

Deathです

固有の死に向かって先駆しつつ自由であることは、偶然に押し寄せてくる諸可能性へと自らを失うことから解放してくれる。その結果として、追い越し得ない(死という)可能性の前に横たわっている現実の諸可能性がはじめて本来的に理解され、また選択されるの…

はいでがー

ハイデガー哲学についてまったく生煮えの感想をそのまま自分の頭の整理のために書く。 歴史に残る大哲学者というのは多かれ少なかれ従来の世界観や人間観を破壊し、認識の根本的な転換を引き起こすような哲学を構築しようとするものだ。 ニーチェ然り、ウィ…

美しい生き方とは

昨日のブログで 自分が予言や占いの類を一切信用しないのは、例えば、2024年元旦に能登半島を襲った震災について「予言」した占い師がいれば教えて欲しい。 と書いたら、こんな人がいたみたい。 お笑い芸人で占い師のLove Me Do(48)が12月29日に自身のYouT…

ツイッターにとって美とはなにか ~”もののあはれ”とはなにか~

自分が予言や占いの類を一切信用しないのは、例えば、2024年元旦に能登半島を襲った震災について「予言」した占い師がいれば教えて欲しい。 いないだろう。何か月も経ってから後出しジャンケンでは困る。 逆に、地震や天災が「起こる起こる」などと物騒な予…

2/0/2/4/1/1/

《心霊科学上の諸問題に関する哲学的考察》 川崎久美子 以下*は筆者です。 *始めに、 哲学は知識の確実性を問題にしますが、それが命題の真偽を調べるということ。科学では懐疑的という形を取る。そしてそれらすべての探究活動に言語が先行すると考えるの…

A Stitch in Crime

ゆで卵を右手に持って現場に登場するコロンボ 今CSで『刑事コロンボ』シリーズを放映しているのを知って、録画を始めた。 コロンボ・シリーズがNHKで放映されていたのは1970年代で、リアルタイムで見ていた記憶はなく、むしろその後に民放で水曜ロードショ…

Hanshan and Shi De

今、東京国立博物館で、「横尾忠則の寒山拾得展」と「寒山拾得図」展が同時開催されている。 寒山拾得については以前ブログに書いた。 wellwellwell.hatenablog.com 今。寒山拾得が注目されていることは、表向きは何事もなく見えてもその実、全ての中身が狂…

Sacred Monster

今日はマリア・カラスの伝記を読んでいた。 アンジェリーナ・ジョリーの主演で映画化が進められているそうだ。 なぜ急にマリア・カラスに興味を持ったのか自分でもよく分からないが、たぶん数日前にテレビでエイミー・ワインハウスのドキュメンタリーを見た…

Dedicated 2 MU MAGAZINE

日曜日あたりから全身の倦怠感と軽い関節痛と頭痛が続いていて、ようやく収まった(発熱はなかったのでコロナ検査はしていない)。酷暑による体調不良の一種だと思っている。 以下はオカルトやUFOネタに興味のない方はスルーして下さい。 次のような国際ニュ…

53歳の夏休み

スピリチュアル系のオタク話なので興味のない方はスルーして下さい。 統一教会のような例はやや特殊だが、一般に政治と宗教の関係は深い。票田として選挙のために必要という実際的理由は別として、政治家自身が宗教家の「オカルト・パワー」を当てにするとい…

オール雑談

使っているメールサーバーのリニューアルが終わってから、スパムメールが爆発的に増えた気がする。起動は遅くなるし勝手に過去のメールは削除されるし、何のためのリニューアルだったのか。最近この手の「リニューアル」や「バージョンアップ」が異様に多い…

Avitchhunt

相変わらず歌番組にはジャニーズ事務所のタレントたちがワンサカ出ている。 ニュジとルセラの部分だけ残してあとは削除するために録画せざるを得ないが、編集するときにジャニーズ事務所のタレントが画面に映りこむのを見るだけで気分が悪い。 タレントに罪…

実家の処分

三年前に父親が死に、独り暮らししていた母親が高齢者住宅に移住したので、今年の初めから実家が空き家になった。 実家とはいっても、自分はそこで暮らしたことはない。生まれたのはその市の病院だが父親の仕事の関係ですぐに引っ越し、子供のころは年に一度…

Capitalism and World's End

ムツゴロウさんこと畑正憲氏の訃報(87歳)。この話はいつかどこかで。 ドストエフスキー「悪霊」の中で、スタヴローギンの告白手記を読んだチホン僧正が、「君の文章は読む人間を拒絶するようなスタイルで書かれている」と感想を述べるくだりがあるが、この…

不自由連想

職場のPCの起動が遅くてあまりにイライラするので新機種に入れ替えた。動作は確かに速くなった気がする(というか明らかに速くなった。そうでないと困る。前の機種の倍の値段なので)が、全体的に画面の字が小さくなった気がするのと、アマゾンやら銀行やら…

あのつとむが

「ノストラダムスの大予言」で一発当てた五島勉(本名・後藤力 ごとうつとむ)は、国会図書館デジタルで検索すると、それ以前は専ら「乱れた性風俗」を取材したと称する猥雑なエロ記事ばかり書いており、「ノストラダムス」を書く直前には創価学会と池田大作…

終りの季節

情報化社会というのは、外からの刺激を受けて、それを選り分けて即時的に反応する、ある意味では単純な人間を作る社会です。だから、体験を熟成させて、何年か何十年か経ってから出てくるような、時間と蓄積を要する技能とか技術にはなじみにくいと思います…

Yes Or No

1953年7月26日、モンカダ兵舎を襲撃したが捕えられ、禁固十五年の判決を受けたフィデル・カストロは、大赦ののちメキシコに渡り、1956年11月30日、82名の同志たちと共にヨット「グランマ号」に乗り込み、キューバを目指した。12月2日、ヨットは浅瀬に乗り上…

藤井風問題(?)について

昨日の記事に引き続き、まだ書ききれなかったと思われる部分があるので自分の中でスッキリするまで続けて書く。完全に個人的見解なのでこれが正しい見方であるなどと主張する気は毛頭ない。 藤井風のファンで、彼のアルバムタイトルがサイババの言葉であるこ…

Out of Joint

The time is out of joint: O cursed spite,That ever I was born to set it right! この世のたがが外れている。ああ、無念至極だ、それを正すために生まれてきたとは。 「ハムレット」 昨日の朝、ドアを開けて外に出たら、ゴミを出すのに使っているポリバケ…

トリビア

彼(徳田秋声)の作品はよく無道徳・無思想と言われ、フィロソフィーがないと言われたが、無為・無道徳に徹するところにかえって「道」を見出そうとする東洋古来の考えが、彼の思想であり、道徳であったとも言えよう。 山本健吉「日本現代文学全集」「作品解…

サン・ラーは教祖(グル)か?

サン・ラーの伝記にも名前が出てくるジーン・トゥーマー(Jean Toomer 1894-1967)というアメリカの黒人作家は、グルジア出身のオカルティスト、神秘思想家で、東洋の〈グルイズム〉の元祖のような存在であるG.I.グルジェフ(1866-1949)に傾倒した時期があ…

A Love Supreme

大学で孤独にスピリチュアルにハマっていた頃、一時的に世俗的な音楽を受け付けなくなって、クラシックばかり聴いていた時期があった。バッハとかモーツアルトのミサ曲とか、ベートーベンの後期弦楽四重奏などを集中的に聴いていた。 そういう時に、ジャズで…

仰臥雑録

明け方に目が覚めて目が冴えて眠れず、横になりながら社会人一年目の頃を漫然と思い出していた。右も左も分からず、何の仕事をしていいのかもわからず、心を開いて話せる友人も職場におらず(同期の何人かとはたまに話すことがあったが)、毎日早く帰ること…

ぼくと統一教会とか

人目を引き付けるためにわざと物騒なタイトルにしてみたが、中身はたいしたことありませんので読んでから「騙された」といって怒らないでください。怒りそうな人はわざわざ貴重な時間を使って読まないように。神からの警告です(嘘)。 地元の高校を卒業して…

寒山拾得(備忘録)

寒山拾得(かんざんじっとく)の委しい評伝が読みたくなりネットを漁る。 寒山は、中国唐代(7世紀頃)、浙江省天台山に住んだ、修行者・禅僧であると言い伝えられ、その友人・拾得とともに、奇怪な風貌、常人離れした言動、奇瑞などにより、後世神聖化され…