INSTANT KARMA

We All Shine On

アイドル関係

AKBという無我表現の終焉

少々大げさなタイトルになったが、少し気になる記事があったので。 (以下、日刊スポーツ記事より引用。下線部は引用者による) AKB48高橋みなみ(23)が8日、AKB48からの卒業を発表した。東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた9周年記念特…

高橋みなみ卒業発表

アイドルグループ・AKB48の高橋みなみ(23歳)が12月8日、東京・秋葉原のAKB48劇場での「劇場9周年特別公演」で、グループからの卒業を発表した。卒業時期は2015年12月8日と、1年後をめどにしているという。また、高橋が務めてきた“総監督”のポジションにつ…

ふうちゃん

砂山の 砂に腹這い 初恋の いたみを 遠く思い出ずる日 以前このブログかどこかに書いたような気がするが、自分が物心ついて最初に自覚的に好きになった女優というのは、長谷川真弓さんだった。 長谷川真弓といっても、知らない人の方が多いだろう。 子役とし…

指原莉乃とは何者なのか

毎年恒例のAKB総選挙が、今年もフジテレビの4時間生中継をはじめ、ネットメディアも総動員で大々的に行われた。 開票前には、「文化人」や「評論家」たちがこぞって「激論」を繰り広げるなど、まるで一国家の政策論争のような騒ぎだった。 個人的にはいい…

最下層アイドル

元AKB48、そして元SDN48のメンバーである大堀恵の『最下層アイドル』をブックオフで買った。 先日卒業した仲谷明香の『非選抜アイドル』を読んだ時にも感心したが、これはもっとリアルで生々しい。 アイドルの枠をはみ出した過激路線により家族との関係が壊…

なかやん卒業

声優の夢に向かって、誰もが祝福する幸福な卒業の形だったように思う。 また本を書いてくれないかな。今度はもっと踏み込んだやつ。

たかみな伝説

たかみな伝説に新たなエピソードが加わっている。 たかみなのいいところは、自分がリーダーであるという妙な自負心を持たずに振る舞えるということだと思う。 そういう部分も含めて真のリーダーシップの持ち主なんだろう。 以下、『AKB48の戦略! 秋元康の仕…

リクエストアワー2013感想

AKBグループの全楽曲(ユニットやソロ曲は除く)の中からファン投票で上位100位を発表しパフォーマンスを披露する「リクエストアワー」企画が今年も行われた。 今年はYOUTUBEでライブ中継されたが、PC回線の混雑のためしばしば中断し、決して快適な視聴はで…

たかみな力

たかみな、NHKでいじめNO! AKB48の高橋みなみ(21)が、NHK‐Eテレの教育番組「いじめをノックアウト」(4月12日スタート、金曜、前9・50ほか)を担当することが23日、わかった。Eテレでは授業で使用される多くの教育番組を放送し…

『前田敦子はキリストを超えた』感想2―関係の絶対性

著者は、「前田敦子はキリストを超えた」という常軌を逸したキャッチフレーズをフックとしながら「AKBの宗教性」を論じる。 そこでキーワードとなるのが、「関係の絶対性」というフレーズである。このフレーズは、元々は吉本隆明の『マチウ書試論』で使われ…

『前田敦子はキリストを超えた』についてのコメント(一言)

この本の賞味期限が過ぎる前に、一言だけ、読んでいて気になったこと。 著者が、前田敦子の、「キリストを超える」利他性を示す言葉として引用する発言、 「私のことは嫌いになっても、AKBのことは嫌いにならないでください」について、 キリストがゴルゴ…

前田敦子はキリストを超えた?

「前田敦子はキリストを超えた: 〈宗教〉としてのAKB48」 ――衝撃的なタイトルの本が12月7日、筑摩書房より発売される。著者は情報環境研究者・濱野智史さん。 内容紹介によると、 “不動のセンター”と呼ばれた元AKB48メンバー・前田敦子さんの分析から、 AKB4…

No flower without rain 少女たちは涙の後に何を見る?

人気アイドルグループ「AKB48」の新作映画「DOCUMENTARY of AKB48 No flower without rain 少女たちは涙の後に何を見る?」が、2013年2月1日から公開されることが決まった。10月21日、千葉・幕張メッセで行われていたAKB48の27thシングル「ギンガムチェック…

前田敦子泥酔報道に思う(2)

感想の続き。 世間では前田敦子に対し「若い娘にはよくある酒の失敗」として同情的に見る向きもあるようだ。密室でどんなことがあったのかは誰にもわからないので(スパイが合コンに参加していたのでもない限り)、同情すべきかどうかは私には何とも言えない…

前田敦子泥酔報道に思う

週刊文春の今週号に、AKB48を卒業したばかりの前田敦子が、現役メンバーの大島優子らと一緒に、若手俳優の佐藤健らと飲み会をして、その帰りにぐでんぐてんになり佐藤に運ばれたり佐藤の腕を掴んでなにやら叫んだりしていたという出来事が、写真入りで詳細な…

命の意味

昨日、前田敦子の最後の劇場公演がyoutubeで生中継されていたので、初めて劇場公演を最初から最後まで通しで観た。 A6thの「目撃者」公演だったが、テレビや大型舞台でのコンサートとは違い、生で見ているわけではないのに臨場感が伝わってきた。 特に『…

ドーム組閣サプライズ

akb東京ドーム公演一日目に発表された大幅な人事異動?がファンを動揺させている。 中でも衝撃的だったのは宮澤佐江の上海移籍と高城亜樹のジャカルタ移籍だろう。 二人ともメディアへの露出も多く、ファンも多い。今後二人をどうやって応援していけばいいの…

終わりの予感

来週で前田敦子がAKB48を卒業する。卒業前に、「最後の○○○」と銘打って、メディアで特集が何度も組まれている。 国民の本当のニーズにはお構いなしに、在京キー局がこぞってAKB人気に便乗しようと群がる様は滑稽でもある。 その一方で、指原が移籍し…

27時間テレビ

週末はなんとはなしにフジテレビの27時間テレビをだらだら見てしまった。 せっかくなので雑感をメモしておく。 今年は「笑っていいとも」30周年を記念してタモリが総合司会だったが、昭和20年生まれでもう62歳になる彼の体力が持つのか、途中で倒れたりしな…

AKBINGO

昨夜の「AKBINGO!」は、全編にわたって宮本亜門ミュージカルのオーディションの模様が放映されていて、久しぶりに見ごたえのある内容だった。 普段脚光の当たらない場所にいがちなメンバーたちが、真剣にオーディションに取り組む姿はそれだけでドラマ性があ…

たかみな⇒さっしー

指原が出演した6月20日のチームA公演で、たかみなが最後に語った言葉。 高橋みなみ「本日は劇場公演にご来場いただきありがとうございました。ここでひとつお話させてください。もしかしたら「何言ってんだ」と思うかも知れませんが、聞いて頂けると嬉し…

がんばれさっしー

先週から精神的拷問のような日々を送っていた指原りのだが、秋元康によるHKT48移籍命令や握手会、今日の「いいとも」出演を終えて、ようやく一段落したような気がする。 先週は少し突き放した書き方をしてしまっていたが、最近のゴリ押しぶりには多少辟…

指原莉乃のHKT移籍処分に想う

昨夜のオールナイト・ニッポンで、AKBプロヂューサー秋元康により、指原莉乃のHKT移籍処分が命じられた(これが「謹慎」や「降格」のような直接的なものではなくとも「処分」であることは明らかだろう)。 前回の記事で、AKBが今回の件を新たなエン…

週刊文春の指原莉乃についての記事に想う

週刊文春がAKBで今一番旬のメンバー指原莉乃のスキャンダル記事をを掲載した。 内容は元カレの告白という体裁で、告白者の男性が、2008年頃から2009年頃までAKBのファンだった自分と彼女とが恋愛関係にあったことを赤裸々に綴ったもの。 記事が事実かどう…

好きな曲(AKB編)

よく知っている人には自明のことだし、よく知らない人には意外だと思うが、AKBグループの楽曲はとても質が高いと思う。 グループ全体では600曲を超える膨大な楽曲があり、量産されていると質も低下すると考えるのが普通のところ、あにはからんや、アイド…

総選挙雑感2

たかみなについてまだ書いていなかった。 高橋みなみのコメント抜粋 「去年『努力は必ず報われる』と言いました。握手会でね、よくその言葉を言うんです。でもある方は「努力は報われない」と言いました。そうかもしれないです。全部は報われないかもしれな…

総選挙雑感

2012年6月6日に行われたAKB選抜総選挙の結果は、全体的にはそれほど意外性はなかった。 個人的には、10位の松井玲奈、15位の横山由依、23位の島崎遥香あたりがもう少し上に来るかと思っていたが、それほど振るわなかった。 対照的に、指原莉乃の4位という…

愛しさのアクセル全開

僕の推しメンである高橋みなみさんが、立て続けに困難に見舞われている。何か祟りでもあるのかと思うくらいに。 今年に入ってから、親族に関する週刊誌のスキャンダル記事があり、大きなショックを受けたが、生誕祭を経て、ようやく立ち直れたかと思った矢先…

たかみな生誕祭 20120418

号泣。 AKBを好きな人はたかみなが好きだし AKBを嫌いな人はたかみなのことをよく知らないからだと思う 高橋みなみ 生誕祭でのコメント 「そうですね、言いたいことはいっぱいありますけれども。たくさんいろんなことがあったなと思って」 「14でAKBに…

非選抜アイドル

AKB48の第3期生(2007年入団)メンバーである仲谷明香(通称なかやん)が書いた『非選抜アイドル』(小学館101新書)という本が面白い。 本のタイトル通り、彼女はまだ一度も総選挙で「選抜」されたことがない。それは、過去3回行われた「AKB総選挙…