INSTANT KARMA

We All Shine On

自分のこと

AはAのA

もう十年以上前、ある資格試験の受験が終わって合格発表まで時間ができたタイミングで、それまで長年の懸案事項だった、肛門科の診療所を訪ねた。 若い頃から肛門の形が変だなと思っていて、鏡で見たら、通常は穴の周りに皺があるのが普通なのに、腸の先端が…

I Want You

Man, no wonder our lives is caught up in the daily superstition that the world is bout to end 世界がもうすぐ終わるっていう迷信に日々俺たちが囚われるのも無理ないよな Kendrick Lamar - A.D.H.D. ケンドリック・ラマ―Kendrick Lamarの新曲がマーヴ…

Golden Middle

GW連休の中日。金曜日から三連休で、明日からまた三連休になる(5日に一応仕事が入っているが)。妻が、不正出血で受診したクリニックで検査したところ、子宮体がんの疑いがあるかもしれないということで精密検査をすることになり、今月中旬に結果が分かる…

ブレインフォグと川端康成と女たちと

最近眠りが浅くなっているのか、朝起きてからもずっと頭がぼんやりしてスッキリしない。ブレイン・フォグBrain Fogというのはこういうことを言うのかと思ったりする。 この状態を初めて自覚したのは去年の秋ごろ、コロナのワクチンの二回目を打った後のこと…

身軽生活

昨日は一寸頭に血が上って政治的な時事ネタめいたことを書いてしまったが、基本ああいうのはどうでもいいと思っていて、今話題の園子温にしても河瀨直美にしても映画監督としての本業以外のところでの話題にはあまり触れたくもない。 園子温については鈴木砂…

アハ体験

昨夜は十一時過ぎに寝て、夜中の三時前に目が覚め、そのまま目が冴えて眠れなくなった。トイレに立ち、猫が二階から降りて寝室に入ってきて、小一時間iPadを見たりして時が経つのを待ち、浅い二度寝をし、ベッドを出るのがかなり辛かった。 誕生日だが誰も祝…

Blog and me

teacupに好きな音楽やらタレントやらについて雑感を書き連ねるブログを気が付いたら16年くらいやっていたのだが、もうすぐサービスを終了するというので、いろいろ(というほどいろいろでもないが)調べた挙句、この「はてなブログ」に過去記事を移転するこ…

No Spring

最近朝起きても眠気がとれず、スキっとしない。PCの動作が遅いのに日々イライラしているが、自分の頭も起動が遅くてバグっているような感じがする。 去年ワクチンの2回目を打った後からこういう症状が出始めている気がする。今週の金曜日には3回目を打つ…

Lord’s Prayer

僕が中高生の頃、夕食はほとんど毎日家族三人で同じ食卓に就いていた。母親は専業主婦で、父親も毎日定時に帰ってくる人だったので、夜七時には夕食ができていた。僕も学校は帰宅部だったので学校のある日も毎日六時頃までには家にいた。 父親は一人で晩酌し…

後藤明生の『挟み撃ち』を図書館で借りて読んでみた。

職場のPCをWindows11にアップグレードしてからネット接続はじめ動作が重くなって仕事にならない。一日の大半をPCに心の中で悪態をつきながら過ごしている。セキュリティーとかファイヤーウォールとかの関係でチェックが入るためなのかもしれないが、あらゆる…

海軍日記

「いよいよ状況が煮詰まって来た」などと呑気なことを言いながらこの十年ばかりやってきたが、いよいよ本当に(主に個人的な生活の面で)煮詰まってきた感がある。 これまでは「そのうち世の中がひっくり返るような、全部がご破算になるようなことが起こって…

復活

キリストは反逆児であり、ユダも反逆児である。キリストは、まずローマの政治的圧政に強く反逆し、同時にそれを敵とする律法的民族主義にも反逆した。ユダはこの二つの点でキリストの同志であり、しかも彼の教義の〈忠実な〉使徒であるが、この〈教義〉を裏…

Dear Kuta

日曜日、朝から飼い猫が窓際でぐったりしていて、これはもういよいよだな、と思う。娘もそう感じたのかずっとそばにいた。自分もそばの机で土曜日に図書館で借りてきた松本清張『昭和史発掘』をずっと読んでいた。 妻が小さな段ボールに毛布を入れて寝かせた…

不退転

22日に息子と田舎の実家に行き、23日に帰ってくる。 一年以上ぶりだった。22日には近く(タクシーで15分くらい)の霊園に父の納骨をする。コロナのために、亡くなって十か月後にようやくお墓に納めることができた。息子は霊園に行くのは初めてだった。僕も前…

Voice of Spirit

昨日はワクチン2回目接種後の副反応で39.2度の熱が出て、横になりながらiPadで「三島由紀夫VS東大全共闘五十年目の真実」をアマゾンプライムビデオで見た。 あれを見て「三島由紀夫カッコ悪い」と思う人はあまりいないのではないか。逆にイキって…

Style

大阪に住んでいた子供の頃、部屋の本棚に親の本も並んでいて、その中に赤い函に入った日本文学全集があり、中高生の頃に太宰や芥川、谷崎などをそれで読んだ(今調べたら新潮社のだった)。 全巻揃っていたわけではなく、覚えているのは、上に挙げた三人のほ…

神戸の祖父

母方の祖父は、僕が物心つく頃には、神戸で不動産屋(周旋屋というイメージに近い)をやっていた。そのすぐ近くの集合長屋の並びの一つみたいな家に住んでいて、年に数回母親と訪ねることがあったのだが、正確な場所は覚えていない。最寄駅は摂津本山だった…

ブレイクスルーを起こすための一つの有効な方法

何か書くことにブレイクスルーを起こすための一つの有効な方法は、こんなつまらないことわざわざ書くようなことじゃないよな、ということを書いてみることである。変身が起きる(かもしれない)。千葉雅也@masayachiba 大学三年生の頃だったと思うが、高校時…

島崎藤村と小島信夫

小島信夫『私の作家評伝』は、漱石や鴎外はじめ日本の近代作家について論じたもので、とても読みやすく面白い。小島信夫本人がどこかで書いていたと思うが、「かゆい所に手が届くような」、玄人が読んでも唸るような(たぶん)内容になっている。 中でも興味…

レペゼンぼく

「抱擁家族」ってバンドがあるみたいだが、小島信夫の小説と関係あんのかな。ないことはないだろうと思うが。 二十世紀の魔術師と呼ばれるアルメニア人・Gの弟子として知られるロシア人・Pは、「どんなものでもよいから君が導師から学んでいる修練の具体的…

死後の世界

物心ついたときから、死後の世界があるのかどうかが気になって仕方がなかった。 もし死んで何もなくなるのなら、生きている間に何をしようが「後は野となれ山となれ」で一向構わないということになるし、宗教のいうように天国と地獄というものがあって、善い…

精神世界遍歴

ぼくが大学に入学して東京に来た頃はバブルが弾ける前の最高の勢いにあったころで、出版業界もバブルだったのか、今なら出せないような様々な本があった気がする。 別冊宝島に「精神世界を読む」という特集号があって、本場からほとんど二十年遅れのニューエ…

根津裏

老子第58章に云う、 禍の中には必ず福が寄り添うているし、福の足元には必ず禍がかくれている。これが禍の極、これが福の極と誰にも決められるものではない。むしろこれを正そうとしない方がいいのだ。 正しいものを正しいと求めた結果が、かえって変奇なも…

Plumhill Memory

今朝起きるときにあの病院のことを不意に思い出した。 今から四半世紀ほど昔に、2年間いた職場である。 そこは、区内唯一の小児専門の公立精神病院であった。最寄駅から徒歩3分、近くに緑豊かな広い公園があり、その中を歩くのは爽快であった。よく公園の…

R.I.P Number10

ぼくは魔法使いじゃないよ。ぼくはフィオリートで生まれたディエゴだ。でも、魔法使いとはフィオリートに住む人びとをさすと言っても間違いじゃない。彼らは1か月を1000ペソ(ほとんど最低限の生活しか賄えない額)で暮らしているんだから。 ―ディエゴ…

臥薪嘗胆の作法

現下の情勢において、自称テレワークに従事。 個人的には、食っていく心配さえなければ、このような生活が続くことはまったく苦にならない。半年くらいは退屈せずに過ごせると思う。食っていく心配さえなければ。 このままベーシック・インカムが導入されて…

草枕三四郎

たまたま家に、昔エアチェックした音楽番組のカセットテープがいくつもあるのを再発見したので、これもたまたま家にあった、テープ音源をmp3に変換する装置を使って、mp3化したものを、ネットで探したmp3をmp4に変換するソフトを使って動画にし…

永久調和の瞬間

キリーロフは、自分は既に救われたと信じている。 なぜなら、究極の真理を悟ったから。あとは、その具体的実践の問題が残るだけだ。 オウム真理教の内部にカメラを持ち込み、信者たちの姿を曝け出した「A」「A2」というドキュメンタリー作品(森達也監督…

ARASHI LIVE TOUR 2017-2018「untitled」

ARASHI LIVE TOUR 2017-2018「untitled」12月24日東京ドーム公演を見に行ってきた。 娘に頼まれてファンクラブ会員になっており、前日の夜になって急遽用意できた座席(制作開放席)が用意できたという連絡が来たので、急遽参戦することに。 ナマ嵐初体…